ファイナル・アワーズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ファイナル・アワーズ

[ファイナルアワーズ]
These Final Hours
2013年上映時間:86分
平均点:7.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスSF
新規登録(2020-06-13)【目隠シスト】さん
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監督ザック・ヒルディッチ
キャストネイサン・フィリップス(男優)ジェームズ
アンガーリー・ライス(女優)ローズ
サラ・スヌーク(女優)マンディーのママ
脚本ザック・ヒルディッチ
あらすじ
地球に隕石が衝突した。人類滅亡のカウントダウンは既に終了済み。あとは時差の問題。ラジオからは世界各地域消滅の報が告げられている。男に残された時間は半日ほどか。俺は何をしたらいい。怖くて仕方がない。そんな男の目の前で、少女が拉致されていった。
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1.《ネタバレ》 いきなりネタバレして恐縮ですが、本作は全人類が“助かる見込みなし”の絶望映画です。理由は『巨大隕石衝突』。個人的には、人類終末を描いたディザスターでもある『アルマゲドン』『コア』『2012』より『100日後に死ぬワニ』の方が感覚的には近い気がします。さて“その時”までのタイムリミットはおよそ12時間。この状況で人々は何をするのでしょうか?①欲望のままに行動、②現実逃避、③静かに死を待つ、④自ら死を選ぶ。本作で描かれる人々の姿は、およそこの4つに分類されます。主人公は当初②でしたが、暴漢に襲われた少女救出をキッカケに理性を取り戻し「今自分が為すべきこと」に気づくという流れです。当然この状況設定なら、『最後まで生き残る為に努力する者』も多数いるはずですが、たぶん意図的に描いていないのでしょう。『諦めない姿勢』はいわば『人としての模範解答』。しかし、本作で求めているのは「正解」ではなく「リアルな解」又は「一番納得できる解」。観客それぞれが、自分の身に置き換えて考えて欲しいというメッセージと考えます。実際問題『諦めない』『最善を尽くす』『努力する』は美しいですが、万能ではありません。『諦める』『受け入れる』が正しい場面もあるでしょう。このシチュエーション、私の場合はどうですかね。基本的には悪足掻きをしたいタイプですが、家族の事を考えると③になるのでしょうね。④も悪くない気がしますが『ミスト』鑑賞済みなので、とてもじゃないけど選べません。やっぱり楽しい思い出を精一杯詰め込んで、安らかに逝きたいなあ。ヤバイ。ホントに泣きそう。私個人の『ファイナルアワーズ』が見えてくるまで、結論は保留にしておきます。無音のエンドクレジットは秀逸でした。
目隠シストさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-30 19:22:07)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

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