アストラル・アブノーマル鈴木さんのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アストラル・アブノーマル鈴木さん

[アストラルアブノーマルスズキサン]
ビデオタイトル : アストラル・アブノーマル鈴木さん【完全ディレクターズ・カット版】
2018年上映時間:87分
平均点:6.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-01-05)
ドラマ
新規登録(2020-09-27)【3737】さん
タイトル情報更新(2021-06-12)【Yuki2Invy】さん
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監督大野大輔
キャスト松本穂香(女優)ララ/リリ
三坂知絵子(女優)
根矢涼香(女優)
脚本大野大輔
編集大野大輔
あらすじ
群馬県の田舎町に住む鈴木ララ(松本穂香)はYoutuber。ジャージ姿にお花の眼帯がトレードマークだ。そんな彼女のもとに人気ドキュメンタリー番組から取材依頼が入る。芸能界入りのチャンスと意気込むララだったが、どうも取材スタッフの様子がおかしい。まるでまともに番組を作る気がないのだ。そこに彼女は、とある筋からの圧力の存在を疑う。
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1.《ネタバレ》 かなり壮絶に奇を衒ってはいますケド、主人公は諸々非常に「平凡」な人物で、ただ自分が平凡であることを受け容れられない、という部分だけが凡人と異なるだけなのです。お話の中で多少グッと来たのが、ラス前の望月のシーン。非凡、とは正にこのことだと言わんばかりに炸裂する才能と、それが平凡でないことだけは一瞬にして理解できるだけの凡人のザマ。こんなトコロで『アマデウス』を彷彿とさせられる羽目になるとは全く思いも寄りませんでした(+谷のばらちゃんは流石のプロの仕事でしたね)。  正直、なにか奥深いテーマや価値ある人物像をこの映画から汲み取れた、ということはないのです。前述どおりに打ちのめされた主人公はラストには自分自身の平凡さを少しだけ受け容れつつある様に見えますが、それって映画に描くお話としてはちと後ろ向きすぎやしませんか?だから本作、私にはお話としてもこれまた「平凡」な仕上りだなあとも思われるのです。  ですので個人的には、好かったのはシュールコメディとしての出来の方だと思うのですね。結構全編に渡って(あくまで私は)笑い通しでしたが、圧巻は酔っ払いvs引き籠りの4分超ののたうち回りでした(「殴り合い」でも「取っ組み合い」でもなく、のたうち回り)。首を賭けてもイイですが、こんなシーン、絶対日本映画にしか出て来ないですよ。こういうシーンを観ると、この不思議で特殊でガラパゴスな国に生まれて本当に好かったと改めて思うのです。  役者の仕事も総じて味があってこれも好かったですが、松本穂香を褒めないワケにはいきますまい。目が据わってるのが中々素晴らしかったですね。綺麗な目なんですけど、底が見えないというか。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-12-04 00:21:17)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3120.00%
400.00%
5120.00%
6120.00%
7120.00%
800.00%
9120.00%
1000.00%

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