《改行表示》22.《ネタバレ》 なんとも不思議な映画。 ストーリーもあるようでないようで、でも面白い。 間にきれいな景色のCMがある、たけし軍団の悪ふざけをテレビで見たような そんな感じ。 印象に残ったのは、機関銃乱射シーンのホテルの外からの構図。 沖縄で抗争があるとして、この映画のイメージも壊さない、 実に見事なカットだと思う。 淡々とした音楽もいい。 ホント、不思議な映画。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-08-19 16:43:36) |
《改行表示》21.2022年二度目の鑑賞。娯楽性がないので見てて面白いという感じではないが不思議と世界に引き込まれていきました。 1回目の鑑賞では評価低かったんですが、それでもまた見たくなるあたり中毒性がある。 言葉にしようとすると難しい・・・ 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-04-16 00:57:15) |
20.たけしの優しい部分があるのに、急にキレて超こわい人に変貌するギャップが良い。内容はあって無いような感じだが、とにかくカッコいい。ただ単に私が北野武のファンだから良く思えるだけかも(笑) 【SUPISUTA】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-09-25 12:54:34) |
《改行表示》19.ワケが分からないような作品だが、これがまさに北野武の映画。 間のとり方や色の使い方、セリフや音楽や雰囲気、全てが独特の良さを持っている。押し殺したような感情が物語るように描かれていてなかなか上手い。 ただし、この手のものが嫌いな人には全くダメかもしれない。 【simple】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-05-28 23:28:18) |
18.ストーリーに特筆するものはありませんが、映像、雰囲気が観終わっても残ってしまう。たけし映画の像はこのへんから出来たのかな。 【min】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-06-13 21:58:42) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 お笑いで上り詰めた人だけあって間の取り方がすごくうまい。今にも撃ち合い始めそうな空気なのに何もなかったり、全く予想してないタイミングで人が死んだり。終始胃が痛くなるような緊張感を持って観ることができた。あといつも思うんだけど、この人の映画は「音の無いこと」自体がいろいろ仕事をしているので、自己主張の激しい音楽が多い久石譲とのタッグは本当に正しいんだろうか?お互いの持ち味を殺しあってないか?大好きな作曲家だけどこの映画では少しうっとうしく感じた。 細かい部分で印象に残ったのはこの二つ。映画全体を観た感想としては、薄ら寒い、に尽きる。監督と主演の二役ってなると、ある程度その人の願望が内容に反映されると思う。「俺少林拳の達人なー!悪党どもをバッタバッタとなぎ倒してサッカー界の伝説になる!」なら微笑ましいもんだけど、この人の場合主演をやった映画で毎回のようにこのオチだもんなぁ…。もう自分の命にすら関心を持てなくなってるんじゃないか? 【池田屋DIY】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-10-12 23:05:22) |
16.不思議ですね。映像のつながりが急に断絶的になる部分が所々にありましたが、わざとなのでしょうか。無常観。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-26 23:23:16) |
【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-03-16 02:26:50) |
《改行表示》14.北野映画の最高傑作のひとつ!切れ味あるバイオレンスと北野ブルーの見事な融合。暗闇の中やエレベーター内での銃撃戦が美しい。そして、久石譲が奏でるピアノの旋律の素晴らしいこと!北野武本人からも、そして作風からも死生感がありありと漂うため、鬱状態に近い時の鑑賞はお勧めしません(苦笑) 【シネマブルク】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-12-26 10:13:46) |
13.浜辺で、武がピストルをこめかみにあててニヤリとしているシーンが、凄まじく印象的な作品。あのシーンだけでも、ただならぬ凄みを感じさせる傑作。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-09-09 00:31:33) |
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《改行表示》12.虚無感・空虚感の表現は秀逸。 台詞が少なく、間の取り方が素晴らしいという意見が見られますが、たけしがコメディアンでもあることを考えると当たり前ですよね。笑いでの「間の取り方」って決定的な要素ですから。説明が多い芸も笑いが減りますし(モノマネの前に何をやるか言ってしまうのが一例)。 座頭市でのタップダンスの是非議論がありましたが、この作品にも体現紙相撲等があります。昔からやってたんですね。シリアスなテーマをずっと続けて観客を疲れさせるのは、コメディアンとして出来ないんでしょう。 【くろゆり】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-30 08:53:22) |
《改行表示》11. 作品全体を包む雰囲気・空気感が好きです。時々はさまれるギャグ的要素もいい味を出しているし。ただ、ああいうラストはいやだなぁ。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-06-30 21:26:40) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 その昔。関内(横浜ね)のしょぼい映画館まで足を運んだのであった。 客はすごく少なかった。あと、鑑賞環境が悪く、終始場内の照明に悩まされた。 それでも見たかったんだなあ。 「その男」でしびれたテンポと意表をついた話運び、あいかわらずよかった。「殺すぞ」と抑揚なく言ったら次の場面ではとんでもないことに。いいなあこれ。 でもたぶん、私が喜ぶような上記の場面じゃなくて、キタノブルーとか絶賛された沖縄の浜で遊んでる(といえるのか)場面を一番撮りたかったんだと思うのだ。 仲間がどんどん欠けて(もちろん死んで)いくことに対する徹底した無感動、これが全編をつらぬく。究極のクールなんだけど、じゃ浜辺で仲良く「舞の海」とかいって遊んでる場面はなんなの、というミスマッチ。その描写とは逆に、観客は「ああ、こいつもあいつも死んじゃって、やばいじゃんどうするんだよ」とますます追い詰められた気持ちになる(たけしの狙い通り。)唸りますね。 つまり「俺らは世の中にも人生にも別に期待も希望も抱いていない」という大前提がないと成り立たないわけですね。「ああこいつが死んでショックで悲しいー。こいつにはぜひとも生きていて欲しかった」という感情表現がカケラも出てこないわけだから。 「期待も希望も持たずに最後は単独の出入りで終了」という、なんか非常につまらん話のように聞こえてしまうけれど、それを映画として成立させてしまう手腕。 胸の大きな姉ちゃんは本当に要らなかった。 【パブロン中毒】さん [映画館(吹替)] 7点(2006-07-17 14:57:52) |
9.《ネタバレ》 殺し合いになったからって、空の色や街並みが変わるわけじゃない。目の前で始まった撃ち合いに悲鳴を上げられるほど、事態に敏感に反応するなんて出来ない。ヤクザがいつも任侠気取ってかっこつけてるかといえば、アイス食べるし、初対面の人には会釈して敬語を使う。そういうツマラナイ現実が描かれている所がこの映画の魅力だと思う。 【デコバン】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-19 22:21:59) (良:1票) |
8.黒澤氏亡き後、いまや日本が誇れる監督ってのはもう武しか残ってないように思える。沖縄の自然、生と死、日常と非日常、正常と狂気が見事なコントラストを織り成している。台詞が少なめながら、それ以上に演技が語っている。血生臭い表現がそれほどないにも拘らず、狂気が画面からひしひしと伝わってくる。それらが示しているテーマは「生」そして「死」。そして、我々は、村川という男の「人生」というソナチネ(小ソナタ)を聴くのである…。 【クリムゾン・キング】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2004-08-24 14:33:59) |
【はざま職人】さん 7点(2004-07-21 05:13:23) |
6.なんか独特な作品で惹かれました。でもやはりダラダラ感は否めないかな。そこが良いのだろうけど、個人的にはちょっとキビシイかな。だけど邦画もまだまだ捨てたもんじゃない、と思わせてくれた作品でもあるし、北野監督は何かすごいものを撮ってくれそうな予感を感じ取れただけでも見てよかったと思います。北野監督の映画これからも見てみようと思います。【追記】と言ってるうちに"BROTHER"を見ました。点数は同じにしてますが、どちらかと言えば"ソナチネ"のほうが好きです。"BROTHER"は7の下、"ソナチネ"は7の上ですかね。 【A.O.D】さん 7点(2004-07-18 07:26:34) |
【タコス】さん 7点(2004-03-25 19:54:15) |
4.少し、けだるい展開。海を見つめ、繰り返される静かな凶暴性。不思議で血なまぐさい青い空。 【本間】さん 7点(2002-11-11 19:27:22) (良:1票) |
3.やくざの抗争を描いた映画だけども、なぜか、楽しい映画でした。バーでの打ち合いのシーンが印象深いです。 【ジンタ】さん 7点(2002-08-15 23:01:00) (良:1票) |