《改行表示》11.《ネタバレ》 こういった分野が好きな人間にはたまらない映画。 戦闘機同士の空中戦、あるいは爆撃機の機内が燃え上がるシーン、当時の技術を考えればすばらしいと思う。 何より日本人がよく考えるように物量や武器の性能の差ではなく、戦略的なミスによって勝敗が決まったのがよくわかって興味深かった。 ただ、有名な俳優が大勢出てる割には、ドラマ部分が弱かったかな。 あとイギリス人の女優さんのルックスってどうも好みじゃないことが多いです。 平成27年5月19日 点数のみ8点から7点に変更 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-10 11:06:48) |
10.なんともシマリの無い戦争映画でして。英独両国側から描いているのがあまり効果的を挙げていないし(ドイツ側の描写が不必要なほど長い)、空爆される建物は掘っ立て小屋みたいにチャチだし、時々ヘンな合成映像使うし。とは言え、やっぱりここまで空中戦の描写を徹底してくれると、「さすが」と言わずにはおれません。英国名優陣がここに集結し、もはや戦っている相手は、ドイツ軍なのか、はたまたアメリカ映画界なのか。凄まじい意気込みの伝わってくる映画です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-04-29 08:57:46) |
9.空爆で赤く染まるロンドンが印象的。 数百もの実機が飛び交い、撃ち合い、脱出する様子を空撮で映し続ける。言うなればアナログの美学といったところか。ホーミングミサイルなんかない、マシンガンのみでの戦闘。タタタタタという乾いた銃声、撃墜され枯葉のごとく堕ちる戦闘機。実機ならではの渋い味わいと稀少な魅力とがこの映画にはある。ただ、空戦において知性を感じさせる戦術であったり執拗な追いつ追われつの展開であったりが見られなかったのは残念。独軍が太陽から現れるとかそういう驚きをもっと取り入れてほしかったところ。 また、2000機の攻撃を600機で守ったと声高に語る割にはカタルシスにも欠ける。というのもこれは結局ゲーリング元帥の戦術ミスでしかないから。立場や思想に捉われることなくただ忠実に“バトルオブブリテン”を映像化したことがこの作品の魅力でもあるが、空中戦をひたすら映しておきながら、勝負を決定付けた要因が現場にないのでは少し不満も残る。 【stroheim】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-18 02:33:51) |
8.小学生の頃、ロードショウを見逃し、その後テレビ放映をちらっと見ただけで、見たい見たいと思いつつ、やっとDVDを購入して見ることが出来ました。ストーリー展開は、英独の各軍の画き込みが不足なくせに余分な部分もあって今ひとつ。バトル・オブ・ブリテンのドキュメンタリー的映画としては不満が残りますが、延々繰り広げられる実機を使った空中戦シーンは飛行機好きにはたまりません。できれことなら現在のデジタル技術を利用して、曳航弾の軌跡の追加、被弾した飛行機の状態の修正を行った特別版が出てほしいですね。 【はやぶさ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-17 20:58:27) |
7.《ネタバレ》 映画館で観たのはずっと前でしたがDVD版はなかなか見つかりません。皆さんご指摘のようにまだ飛べる機体を使っての史実に忠実な映画です。冒頭に英国のレーダサイトで空を見上げて「シュツーカだ」と逃げる傍らでレーダーアンテナに爆撃を加えるけれど、やがて現れた戦闘機に敢え無く次々と撃墜される(スペインやポーランド戦線で猛威を振るったこの急降下爆撃機も速度が遅く戦闘機にはひとたまりもない)場面から開始される英国の戦闘機とドイツの戦闘機、中型爆撃機の死闘が延々と続きます。ドイツの戦闘機の航続時間が短いのと脆弱で爆弾搭載量の少ない爆撃機での無理な攻撃で貴重な搭乗員を浪費したのが作戦の断念に繋がったのですが、英国側は自国上空なのでパイロットの回収が可能だったのも大きい(ドイツのパイロットは助かっても捕虜になる)ようです。しかしこの戦闘が行われたのは日本軍の参戦の1年以上前であったのにレーダーも含めて日本はこれから何ら学ばずにたちまち熟練パイロット不足になったのは嘆かわしいことです。 【たいほう】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-20 20:55:57) |
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6.血騒ぐような空中アクションこそなくとも、やはり空中戦メインに描かれた映画は面白い。 【亜空間】さん 7点(2004-02-17 16:31:02) |
5.リチャード・コリヤーのノンフィクションノベルでも有名な「バトル・オブ・ブリテン」、英独航空決戦を史実にしたがって映画化した秀作。某国作の戦争モノにありがちな目を覆うような脚色が全くなされていないだけに、実に安心して鑑賞できる。諸々の考証もかなりしっかりとられていて見応えがある。そういった意味では作り手のスタンスと「こだわり」が良い形に具現化した作品だと言えよう。実機、とりわけスピットファイアが飛翔するシーンは素晴らしい。理屈にあらず、CGでは絶対に出せない味・リアリティが厳然と存在する。豪華なキャストの中で、大英帝国の命運を一身に背負った(?)ダウディング司令役のローレンス・オリヴィエが印象的だった。 |
4.いったい実機を何機飛ばしてるんだ? ハリウッドではとてもできない本物志向映画。 【やな太郎】さん 7点(2003-04-10 23:35:19) |
3.ビスタなので、映画館で観ないとつまらないですよね。ゲーリングの意地がヒトラーをそそのかして、ドーバーを越えるという無謀なことをさせたわけですが、ロシア戦線といい、バトル・オブ・ブリテンといい、どうしてナポレオンの二の舞を演じるんでしょうね?(苦笑)。映画的な面では、スピットやメッサーが出てくるのが素晴らしい!それと、音楽だけが流れる空中戦の様子。いかにも消耗戦だという演出で好いですね。戦争の虚しさが伝わってきます。 【オオカミ】さん 7点(2002-08-13 13:12:18) |
2.ドイツ軍の2000機に対し600機しか戦闘機を持たなかったイギリス空軍が、ドイツ機を英国の本土上空に迎え撃ち、圧倒的不利な状況で16週間に渡った死闘の末、奇跡的に勝利を収めたという実話“バトル・オブ・ブリテン”を映画化した作品。特撮をほとんど使わずに、地球上に現存する第二次大戦に活躍した英・独両軍機をかき集め、実際に飛ばして空中戦を再現してみせたという、おそらく映画史上初の試みとして大変な話題を呼んだ作品でもある。それでも、ハリウッド超大作のようなド派手な印象は薄く、ひたすら渋くて格調高い仕上がりとなっているのは、いかにも英国作品らしい特徴がよく表われていたと思う。 【ドラえもん】さん 7点(2002-04-18 16:26:42) |
1.子どもの頃、TVで見ました。戦争もの大好きだったのでそのころは、好きな映画のうちの一つでした。スピットファイアのプラモ買いました。音楽がよかった。 【Cookie】さん 7点(2002-03-18 11:27:27) |