19.《ネタバレ》 あまりにもファンタスティックで40歳代のおっさんが観るものではなかったように感じます。でも、つんけんし続けたお父さんが最後に子どもの味方に回るところは嬉しかった。他の方が言うように糾弾されたショックでぶっ壊れたようにも見えますが。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-07-29 21:58:17) (笑:1票) |
18.古びていますが初めて見ました。大人と子供では響くところが違うようにも思いますが、ファンタスティックな作品でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-18 23:21:20) |
《改行表示》17.メリー・ポピンズシリーズは小学生の頃に図書館で借りて全巻読んだ。ポピンズの見せてくれる摩訶不思議な魔法には心惹かれたけれど、メリー本人は冷たくてつん、としていてとっつきづらく、“乳母”という文化の無い日本人の子供だった私には苦手なキャラクターであった。“うたのお姉さん”とか“幼子に甘いばあや”などのイメージとは程遠い魔法使いなんである。 不思議ではあるが、ハッピーというよりはシュールなポピンズの魔法世界がディズニー映画かあ、と違和感を抱きながら大人になっての観賞だ。 私は正面切ってまじろぎもせずに幸福を演出してくるディズニー映画が、基本苦手である。原作者が危惧したという話にも頷ける。 しかし結論から言うと、子供の頃にすぐこの映画に触れることができるのは幸せなことだと感じた。ポピンズの性格が甘くなっては別の話になって目も当てられない。その点 J・アンドリュースは適役だった。背筋がぴんとして、凛としているポピンズの原作どおりのイメージをキープした。 ディズニーお家芸の表情豊かな動物たちのアニメや、この上なく上質な音楽に彩られ、原作よりずっと暖かく子供の心に添ってくれる仕上がりになっていると思う。もう大人になってしまったのが残念だ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-19 01:12:27) (良:1票) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 スプーン1杯の砂糖が苦い薬を美味しくするとか、絵の中の楽しみを知るところとか、とにかく示唆に富んでいて面白い。 原作を読んでみると、メリーポピンズというキャラクタと大枠を借りてはいるが、私の好きな『2ペンスを鳩に』以降、子どもと銀行の件がほぼオリジナルであることが分かり、それが意外だった。 だが『2ペンスー』はまだしも、銀行頭取が子供の小銭を毟り取るという部分が、そこだけ随分と異質に感じる。この部分は、メリー・ポピンズが殆どタッチしていず、ちょっと風刺に過ぎるというか、描写が意地悪すぎる感(実際に子供からの返還要求を無視したら取り付け騒ぎが起こるのは当たり前で、事件は自業自得だ)がある。が、このへんの改変とその後の顛末が『ウォルト・ディズニーの約束』を観てみると(そして、それを信じるならば)、なるほど銀行を追われたお父さんの人格と名誉を、そうフォローしたかと思わせるのも、今見ると面白い。 ただし、煙突掃除夫のダンスシーンはもうちょっと削ってもいいんじゃないか?とも思った。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-12 15:36:57) |
15.「ウォルト・ディズニーの約束」に続けて鑑賞したので、ジョージ・バンクスがどんな親父として描かれてるかに注目しちゃいました。(普通は観る順番が逆なのでしょうが…)劇中で流れる楽曲はどれも大変素晴らしく、メリー・ポピンズは子供たちにとって夢のような存在でした。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-30 20:25:35) |
《改行表示》14.サウンドオブミュージックの方が好きだけど、こちらも何度見てもやっぱりすごい。わくわくしますね。 【HRM36】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-04-11 13:30:04) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 プチ笑いがあり、ディズニーだけに画も綺麗で、気分が明るくなりました。 中でもノリ突込み的な要素があるお父さんが気に入りました。 マイナスに思えたのは絵本の中でのアニメーションキャラクターとの合成。 ここだけチープさが目立ってしまったように思います。 子供向けかと思いきや、実はやっぱり子供向けなんでしょうが、若干の社会的要素のスパイスもあって素直に楽しめました。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-04 23:38:49) |
12.以前洋画劇場で見たはずですが、内容はほとんど忘れていました。けっこう教訓的というか、大人が見ても考えさせられるお話になっていますね。ただ、前半は子供を意識したところが多く、かんじんのメリー・ポピンズがなかなか登場しないこともあって、間延びしたという印象です。実写とアニメの合成や、舞台である20世紀初めのロンドンの雰囲気は出ていたし、絵作りはよかったです。ミュージカルとしては、魅力のある歌が少ないのが残念です。「2ペンスを鳩に」は名曲であると今回認識しましたが、これはシチュエーションの影響が大きいです。そんなわけで、魅力はあると思いますが、個人的にはあまり好みではありません。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-13 22:22:37) |
11.《ネタバレ》 これ私が人生で一番最初に観たミュージカル映画(邦画なら東宝特撮・洋画ならディズニーとだいたい決まってた)。そのせいか今でも自転車こいでると「凧を揚げよう」をしばしば口ずさんでいる。まだ脳が固まってないときに沁み込んだものは、基底部に固着してしまうのだ。子どもにタップの至芸見せたってしょうがないから、ダンスでは煙突掃除人の群舞に見どころを集中させ、あとはトリック撮影で興味をつないでるのも正解。風や煙や凧や、あるいは子どもたちと探検するロンドンの屋根屋根が、ポピンズの浮遊のイメージを補強し、その浮遊が「笑い」にもつながっていく。完全セット撮影は、トリックしやすいってこともあっただろうが、いかにもミュージカル世界の「作り物」にふさわしい。…なんて書いてくとすごく冷静に再見してたみたいでしょ。ところが…。最初のほう、ドアの前に並んだ家庭教師応募人たちが風で吹き散らされていくところで、なぜかハラハラと泣き出してしまったんだな。その後も要所要所、いや特別要所とも思われないとこでも、滂沱。ラストのバンクス氏の会社復帰が告げられるご都合主義きわまる場面まで、何度も感きわまってしまった。脳の基底部から揺り動かされてくるような異様な過感情状態になっていた。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-12 12:39:20) (良:1票) |
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《改行表示》10.《ネタバレ》 恥ずかしながら、いままで見たことがなかったので、BSで放送された機会に見てみました。見終えて強く思ったのは、この映画は子どものときに見てみたかったな、ということ。もちろん、大人になったいまの眼で見てもいいのだけれど、“社会常識”なるものがまだそなわらない子どもの眼で見る体験をこそしておきたかった。きっと、いまの自分とはまったく違う見方・印象になっていたでしょうし、この映画が私という人間の形成に影響を及ぼしたかも、とさえ思いました。いまとなってはどうしようもないことですが。 また、本作がつくられた時代と現在とでは世情がまったく違いますから、当時の眼で見ることもできません。そういう意味で、大人になってから現在見ているという行為は、残念ながら、二重の意味で私は本作の真髄に触れられていないのだろうと思います。おそらくそのためか、まるでディズニーランドにいるかのような計算されつくした脚本と演出に(ディズニー映画ですから当然?)ちょっと覚めてしまう部分もあったことを告白しておかねばなりません。 【delft-Q】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-02 12:14:33) |
9.《ネタバレ》 「サウンド・オブ・ミュージック」と並ぶジュリー・アンドリュースの代表作。以前にも途中まで見ているが、最初から最後まで見たのは今回が初めて。戦争が絡んで少し重い雰囲気だった「サウンド・オブ・ミュージック」に比べてこちらはディズニー作品だけあってファンタジー色の強い軽い仕上がりで、アニメとの合成シーンも素晴らしくとても楽しい映画で、家族向けには「サウンド・オブ・ミュージック」よりもこちらのほうがお薦めだ。個人的には子供たちが父親の働く銀行に出かける後半あたりから楽しい雰囲気の前半と違い、少し説教臭く感じられてしまったのは少々残念な気もするが、それでも、仕事人間の父親にどこか哀愁を感じたり、「2ペンスの重さ」など、製作陣のメッセージを理解できるのは当たり前だが自分がこの映画を子供とは違う目線で見ているからだと思うし、ちょっぴり感動してしまった。さっきも書いたように前半と後半で雰囲気に少し落差があるのは残念だが、後半の展開もなかなか良いと思うし、出来れば小学生か中学生の頃にも一度見ておきたかったなとも思える。でも好みでいけばやっぱり「サウンド・オブ・ミュージック」のほうが好きかもしれない。 【イニシャルK】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-27 16:43:06) |
8.楽しいメロディと愉快なストーリーにワクワクさせられました。アニメとのつながりもぴったりで、良くできた映画です。J・アンドリュースを語るには、この映画も欠かせません。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-31 20:12:11) |
7.うん!面白いことは面白いし、また映像も音楽も見事ではある。それにこの映画、人間なら誰もが一度や二度、空を飛んでみたい。空が飛べたらどれだけ楽しいことか!て思ったことがある筈です。そんな夢を見事に映像化していて楽しい。アニメと実写の合成、楽しい音楽など見所満載ではあるけど、ちょっと説教臭さが残る。特に後半の展開などは押し付けがましい感じも残るのがマイナス!どうせなら最後まで前半のようなテンポで進めてくれたらもっと良かったのにと思う。まあ、それでも最近のハリウッド映画(特に大作と言われているようなもの)よりは明らかに上だし、楽しめる出来にはなっていると感じた。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-03 18:51:55) |
6.今回初めて通しで観た。なにしろ長い。ダンスなどとってもカッコいいけれど、ちょっと長すぎてくどさを感じる部分もあった。しかし、メリー・ポピンズが登場してすぐに教えてくれる“つらいと思うことも、自分で少しでも面白味を加えるとずっと違った印象になる”という話はずっと胸に置いておきたいと思うし、空想の世界で遊ぶ楽しさをダイレクトに表現しているところも素直に楽しそうだなあ、と思えたので合格点。映画は絵空事。でも絵空事の中でしかできないことは沢山あって、それを活かして観ている人たちに愉快な時間を提供する、これをそのまま地でいった映画だと思う。とりあえず今夜夢の中でメリー達に出会えたら、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドゥーシャス!」と言ってみようかな、と練習しながら余韻に浸っている。 【のはら】さん 7点(2004-05-05 02:23:02) (良:1票) |
《改行表示》5.いかにもデイズニーなミュージカル。 原作の「メアリー・ポピンズ」(原作日本語版は名前の間に「ア」が入る)は、もっとこう一見ロッテンマイヤーさんっぽい感じの 微妙に嫌な感じのところがあるキャラなのだが (そこが逆にファンタジックな本性とのメリハリになってキャラをひき立ててい面があるのだが) ジュリー・アンドリュース演じるこちらのメリーポピンズは、そういうところが全くない、本当に家にも飛んできてほしいような 単純に魅力的なキャラになっている。 複雑な構成の映画ではないから、この映画版キャラクターはこれはこれで成功しているかなと。 相方も「チチキバンバン」のディックヴァンダイク、ミュージカル的オールスターキャスト起用で純粋素直に楽しませてくれる素敵なミュージカル映画。 【あばれて万歳】さん 7点(2004-01-07 15:52:16) |
4.ジュリーアンドリュース主演!とくれば…と思い切ってDVDを買ったのですが、予想以上に楽しい作品でした。子供向けとはいえ、大人になった私もしっかり見入ってしまいました。本当に40年近く前の映画!?って思うくらい実写とアニメの合成が見事でした。例の”早口言葉”を早くすらすら~と言えるようになりたい(笑) 【リリー】さん 7点(2003-04-14 13:49:52) |
3. P・L・トラヴァースの原作童話をディズニーが映画化!主演はJ・アンドリュースときたら、もうミュージカル決定!!てな感じですかね。オスカーに輝いたジュディと主題歌「チム・チム・チェリー」は確かに素晴らしい出来。なれどロバート・スティーブンスンの演出とディック・ヴァン・ダイク(煙突掃除夫)が今一つエレガントじゃあないモンで…まぁ7点。バズビー・バークレーとかに監督&振り付けして欲しかったネ。 【へちょちょ】さん 7点(2003-01-20 03:54:23) |
2.子供時代に一番お気に入りの童話が「メリー・ポピンズ」で岩波文庫をボロボロになるまで読みましたが、この作品を見てもそうがっかりはしませんでした。 【KARIN】さん 7点(2002-09-13 18:05:28) |
1.子供の教養映画としては、最高にすばらしい映画でしょう。当時としては、かなり画期的で、斬新な映像だと思います。かなり真面目な感じなんで、もうちょっとノリのいい遊びを入れてもよかったかも。これを見て、ジュリー・アンドリュースが「サウンド・オブ・ミュージック」に主演したのも納得。 【あろえりーな】さん 7点(2001-12-06 15:47:26) |