13.《ネタバレ》 2度も見ようとは思わないけど、なかなか楽しめました。
おそらく本人の監修も合わせて脚本を書いているせいか、ただ生い立ちを語っているだけという印象も否めません。
そう感じると退屈に思える人もいるのではないでしょうか。
中学生の頃「ハスラー」にはお世話になりました。
その創業者の半生ということですが、表現の自由を盾に、無茶苦茶な生活ぶり。
争われる裁判の判決が二天三転するのもアメリカは恐ろしい国です。
この映画、私はてっきりオリバー・ストーン監督作品だとばかり思っていました。
コートニー・ラブが見事なビッチを演じきっています。
彼女はニルヴァーナというロックバンドのカリスマボーカリスト、カート・コバーンの奥さんです。
コートニーが出演した歌番組を見たことがあるのですが、素も演技も全く同じだったのが印象的でした。
ところで主人公なんですが、エロ雑誌を発行して、一生女に不自由ない生活を送ると思ったら、狙撃されて下半身付随。
可哀想な人生ですね。
神を信じなくなるのも当然のことです。
ラストの聖職者との裁判、ラリーの言った「俺は何か意味のあることで(世間から)覚えられたいんだ」というセリフが印象的でした。