《改行表示》54.《ネタバレ》 “Shallow Hal”『薄っぺらい(=うわべだけの)ハル』。太った子が薄っぺらに見える。…なんて意味はないだろうけど。 ハルにとって初見の人“だけ”内面の美醜が外観に反映されるって設定が面白い。初めて会う社長夫人はスマートだから、ローズマリーは父親似だと思ったわ。催眠術を解かれてからの婦人はぽっちゃりしてて、あぁこの婦人の内面の綺麗さが遺伝したんだな(父親からは頭の良さを)。そして両親の遺伝子と、たぶん止める者の居ないハイカロリーな食生活(家政婦ヘルガさんも同じような体型)が、ローズマリーをあの体型にしてしまったんだろう。 恐らく催眠術中、内面がきれいな美女は美女のまま。内面が汚いブスはブスのまま。なんでしょうね?たぶん。 小児病棟の件。大人の女性と違い、少女は催眠術で美人にもブスにもならず(病棟には小太りの子も居たね)、ただ火傷が消えただけ。 前回と同じく接しようとするハル。少女の真実に驚きながらも、まっすぐ少女の目を見て話すハルに、何度観ても涙が出てきます。 ハルは心から美女だけを狙っていたわけではなく、父親の遺言『美女をモノにしろ』が強い暗示になっていたんだろうね。催眠術に掛かったハルにはローズマリーが『とびきりの美女』に見えていた。正直この段階で、内面の美しさは二の次だったようにも思う。彼女と一緒に居て楽しい。それだけだと。 催眠術が解かれた際に、『美女をモノにする』という父親からの呪縛も一緒に解けてたんでしょう。外見とか内面とかでなく“ただ愛する人とずっと一緒にいたい”という事に気がつく、良い終わり方でした。 表向きは太った女性がハルにだけ美人に見える、そのギャップを楽しむ単純なコメディ作品。この作品はほんの22年前なんだけど、最近は人の見た目を表立ってネタにするのがタブーな時代になってきた気がします。今はブスとかデブとか言うことに厳しい時代。美人とかカワイイとかは当時とほぼ一緒なのに。当時と今と、どっちが息苦しい時代なのか、ふと考えてしまいます。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2023-09-27 21:48:14) |
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52.《ネタバレ》 見た目も大切。中身も大切。世の中バランスが大切です。 【いっちぃ】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-03-09 11:32:50) |
《改行表示》51.《ネタバレ》 少々品のないスタートだったけど、徐々に映画の魅力にはまってしまった。最初のうち笑ってばかりいた自分も、途中から笑えなくなってしまった。人を外見で判断してはいけないと誰もが知ってはいるが、実際となるとむずかしい。映画はあっさりとやってのけたし、ラストも良い。 やせた美しいローズマリーも太ったローズマリーも同一人物(特殊メイク)と知り、大変驚いた。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-21 22:46:24) |
50.面白くて泣けます。人間の価値は外見ではなく、内面で決まりますよね。わかっているけど、実際は…。ジャック・ブラックの演技は相変わらず切れまくってるし、グウィネス・パルトロウはとてもきれいで、いい映画です。 【おやじのバイク】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-12 01:48:36) |
【アフロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-18 17:39:33) |
《改行表示》48.やっぱりジャックブラックはいいなって思える作品。 決して二枚目ではないけど味がある。 【ばっじお】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-04-01 20:06:46) |
《改行表示》47.《ネタバレ》 彼女が本当はデブだと知らないままデートしているシーンは声に出して笑いました。 最後に催眠術が解かれて本当の姿を目にした後も好きだといっていたけど、なんか胡散臭かった。 【eureka】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-03-20 21:58:06) |
46.美しいってどうゆう事なんだろう?って考えさせられる作品。面白かったです。 【srprayer】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-02 04:11:58) |
《改行表示》45.《ネタバレ》 何気なくみたら結構面白かったです。 あまりにジャックに映るローズマリーと現実のギャップがすごすぎて気づけよ!って感じなんだけどそれに気付かないのが恋は盲目ってやつなのかしら?(笑) でもこれだけ意外に大変な撮影もそこまでへまをださずに撮影できてるし、面白い所はジャック特有の面白さがちゃんとでてるから飽きずにみれました。 最後はおざなりだけどあれを下手に動かしてもマイナスになっちゃうからあれでいいんじゃないかな?って感じ。ちなみに正常に戻ったジャックに映る今まで可愛く(格好よく)見えてた人が不細工に見えるシーンにでてきた「不細工な人」を私はそこまで不細工には見えませんでした。普通ジャン?みたいな。私も催眠にかかってるのかな(汗) 【ハリ。】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-02-15 09:39:20) |
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《改行表示》44.斬新な発想による見せ方は映画としてはよろしい。 しかしこれは、男女なんて最初はどうしたって見た目で惹かれ合うんじゃん、という動かしがたい事実に対するアンチなのかしら。見た目は「その人」じゃないのかしら。あんだけ太るには、四六時中食べているに決まっていて、四六時中食べているからには、そのような内面を所有しているということなんだけど、それは「その人」とは切り離していいのかしら。個人的には人をみるには「外見5:話す内容および書いたもの3:部屋の様子2」で妥当と思っている。心には形はない、他人には決して見えない。外に現れたものが「その人」である。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-29 15:05:19) |
43.普通に楽しめるコメディー。やっぱり面食いじゃダメかぁ・・・。 【未歩】さん 7点(2005-01-19 14:22:16) |
《改行表示》42.ジャックブラックのテンションがそんなに高くなかったので、期待してたぶんちょっと悲しかった。 話は単純明快で楽しかった。精神科医が笑えた。 【Takuchi】さん 7点(2005-01-16 18:21:21) |
41.自分の体重が原因で椅子が壊れても弁償しなくていいのかなぁ。値段の高い椅子だったらお店の人も大変だろうに。 【paraben】さん 7点(2004-12-15 17:01:54) |
40.「しっぽ」ネタがなければもっと高得点だったんだけど・・・。でも、良い作品です。ジャック・ブラックが主人公役で正解でしたね。彼だと嫌味がなくて良いです。グウィネスも、こんなにきれいだったっけとびっくりするくらい美女役がぴったりで、太ってる彼女もまたかわいいです。ファレリー兄弟の作品は下品で苦手だったんですが、これは不思議なくらい良い作品ですねぇ。どうしちゃったんでしょう。 【づらちゃん】さん 7点(2004-12-02 15:13:55) |
39.特に差別的思想とかは感じなかったのだけど、疑問に思う点が一つ。心の美しい人=美男美女、心の醜い人=その逆に見える催眠術をハルはかけられたようですが、彼が今まで付き合っていた友人やお隣さんなどは見た目的に変わらなかったのはナゼ?! 【ライヒマン】さん 7点(2004-08-15 00:24:31) |
38.私の友達で、「ビューティーコロシアム」が大嫌いな子がいます。なぜなら彼女の主張は「人間の評価になるのは外見ではなく中身だ」から。「美醜で人間を判断する人も、それに振り回されている人もオカシイ」そうです。しかしそう主張する割には「でも●●チャンがそんなこと言っても説得力無いよー●●チャンかわいいしー」と言われて「エェ~そんなことないよォ~?」と喜んでいる姿を見て、この映画は勝手に彼女に捧げたいと思いました。彼女とはいい友達です。 【キュウリと蜂蜜】さん 7点(2004-07-26 06:30:49) (良:1票) |
37.うわあああ、なんてイヤらしい映画だ!太ってる人の感情を逆撫でしまくってます。人間としての尊厳を失わせるような発言の連発です。しかし、それでいて映画としては表面上「人間は外見じゃないよ!心だよ!」と大声で謳っております。これじゃ文句の付けようもないですよ。これ見て怒ったフトシさんが「おい!おめーらデブを何だと思ってるんだ。人間は外見じゃねぇ、中身だ!」と訴えたとしても、「うん、だからそう言ってんじゃん」の一言で済まされてしまいますね。ひどい話だ。でも別にいいんですよ、そんなこと。だって俺関係ないし。対岸の火事を見るような気持ちで、認識のズレによるチグハグな会話を大いに楽しんでました。映画からのメッセージは全く心に響かないけど、そこはそれ。こういうベタなコメディ大好きです。最後に一つ、本当のローズマリーが結構可愛いと思ったの俺だけじゃないよな?な? 【コバ香具師】さん 7点(2004-07-13 07:08:59) (笑:6票) |
36.とにかく!グウィネスが綺麗で可愛い(><)。 【ネフェルタリ】さん 7点(2004-07-12 09:04:54) |
《改行表示》35.今の美意識というのは一方的に発信されたものが知らぬ間にスタンダード化されてしまったものだと反省?させられるような作品でした。 「あばたも笑窪」と言うように、人間の何をもって美しいとするのか、それは「見抜く」作業や才能とも言えるのかも知れません。 美人っていうのは相対的真理ってことですね。 【白狼】さん 7点(2004-06-09 05:11:21) |