県警対組織暴力のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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県警対組織暴力

[ケンケイタイソシキボウリョク]
1975年上映時間:100分
平均点:7.58 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-04-26)
アクションドラマ刑事ものヤクザ・マフィアバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-07-05)【イニシャルK】さん
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監督深作欣二
キャスト菅原文太(男優)久能徳松
松方弘樹(男優)広谷賢次
梅宮辰夫(男優)海田昭一
佐野浅夫(男優)吉浦勇作
田中邦衛(男優)小宮金八
金子信雄(男優)友安政一
池玲子(女優)真理子
成田三樹夫(男優)川手勝美
山城新伍(男優)河本靖男
室田日出男(男優)柄原進吾
中原早苗(女優)久能玲子
藤岡重慶(男優)池田
鈴木瑞穂(男優)三浦
遠藤太津朗(男優)大原武男
成瀬正(男優)大貫良平
奈辺悟(男優)庄司悟
北村英三(男優)大坪
小松方正(男優)久保直登
汐路章(男優)塩田忠二郎
安部徹(男優)菊地東馬
林彰太郎(男優)下寺
弓恵子(女優)美也
川谷拓三(男優)松井卓
曽根晴美(男優)沖本九一
有川正治(男優)得田
中村錦司(男優)正岡
志摩靖彦(男優)
橘麻紀(女優)カスミ
国一太郎(男優)岡元秀雄
野口貴史(男優)柳井
唐沢民賢(男優)
森源太郎(男優)丹保
片桐竜次(男優)
岩尾正隆(男優)
平沢彰(男優)
小田真士(男優)住岡清治
宮城幸生(男優)
池田謙治(男優)
木谷邦臣(男優)
脚本笠原和夫
音楽津島利章
撮影赤塚滋
企画日下部五朗
配給東映
美術井川徳道
編集堀池幸三
録音溝口正義
照明中山治雄
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14.《ネタバレ》 何とアメリカでAmazon Us Primeで観られました。洋題は"Cops vs Thugs"。出だしの菅原文太がめちゃくちゃ怖い、でカッコいい。ウメタツに正義感の塊みたいな役をやらせるのは無理があると思う。金子信雄がいると作品にユーモアが加わる。成田三樹夫はいつも通り良い。松方弘樹の圧で押し通すような演技は苦手だ。エロいシーンもちゃんと描かれてて良かった。
なすさん [インターネット(邦画)] 7点(2019-06-30 15:39:20)
《改行表示》
13.仁義なき戦いを警察側の視点で描いた作品、といったところか。 菅原・松方コンビ(主には松方)が、政官財の癒着構造に刃向かい、敗れ去っていく様が描かれている。 ただこの主役コンビも主人公然としているが悪人そのものであり、しがらみや情誼を捨て切れず、重大な局面では理性が働かず、分別を失くして暴走するしかないという、実にしょうもない悪人たちなのだ。  菅原演じる刑事も、正義や悪についての一筋縄ではいかぬ哲学を持っているのかと思いきや、銃が撃ちたかっただけという理由で警察に入ったとしか語られない。観客側としては彼が(ある程度の悪を許容しつつも)犯罪に立ち向かうといったカタルシスが欲しいのだが、この映画はやはり実話路線だからか、そういった方向には走らない。実にほろ苦い展開に走るのである。  政官財の癒着は、反逆者二人を無残に葬った。ただ、その反逆者たちも振り返ってみれば葬られて当然と言えるような、どうしようもない男たちだった。 この映画を10点とするには、もう少し菅原文太の刑事としての活躍が欲しかったかもしれない。
nakashiさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-05-28 19:06:06)
12.緊張感ある場面が続き、一気にラストまで持っていかれる。警察とヤクザの癒着がえげつない。文太さん渋すぎる。
nojiさん [インターネット(邦画)] 7点(2018-05-12 23:34:15)
11.《ネタバレ》 菅原文太に哀悼の意を表して『仁義なき戦い』…とほぼ同じスタッフで制作されたという本作を観賞。当時ヤクザ映画を量産して世間のバッシングを受けていた東映が初めて「警察側の視点」を持ち込んだ転機作らしく、文太兄ィ演じる悪徳警官とヤクザの若頭(松方弘樹)との友情と若きエリート警部補(梅宮辰夫)との対立が描かれる。物語の舞台は架空の地方都市という設定ではあるものの脚本自体は取材過程で明らかになった実話を元に書かれており、そこからは政・官・財とヤクザが結託して癒着や談合によって形作ってきたこの国の柵(利権構造)が垣間見えてくる。さてここで現実に立ち返ってみると折しも先般成立したテロ資金関連法案は指定暴力団等にも波及すると言われており、現政権は国際世論からの外圧を背景にいよいよ「裏社会」の切り崩しに取り掛かっているとみてまず間違いないだろう。しかし戦後長きに渡って日本社会の受け皿としてこの国の暗部を引き受けてきた彼等がそう簡単に引き下がるだろうか?またある種の必要悪として許容されてきた彼等が存在しなくなった日本社会は今後どのように変容していくのだろうか?この映画の劇中終盤では追い詰められたヤクザ達が人質を盾に立て籠り汚職に手を染めた連中を暴露しようと試みるが、もしかしたら本作におけるそのクライマックスが現実のものとなる時がすぐそこまで来ているのかもしれませんなぁ…。
オルタナ野郎さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-12 04:53:33)
10.《ネタバレ》 週刊文春での小林信彦氏のコラムで、脚本家笠原和夫が自脚本の中で「お気に入り」として挙げていた一本。監督深作+笠原は敗戦後の復興・経済成長において金と権力=強欲が絶対的な価値となってしまった社会への糾弾/恨み節としてこの作品を出したのでしょう。これまた笠原の名作「博奕打ち・総長賭博」で鶴田浩二が兄貴分若山富三郎を刺殺するのはそれぞれの義侠心/任侠道の相違から起こってしまった悲劇で世情はまだ「情」が通用した世界。ところがこの作品で刑事菅原文太が義侠心ある田舎ヤクザ松方弘樹を射殺する行為は単に気のふれた暴れ者への処置、として片付けられた感があり(しかも菅原の好意を松方が裏切ってしまった為、という点がまた切ない)やるせない気持ちにさせる。もうこの社会で義侠心=「情」は通用しないのでしょう。印象的なのは松方や菅原のシーンが全体的に暗く・侘びしいのとは対照的に権力と癒着している新興ヤクザ・成田三樹夫やヤクザ上がりの代議士金子信雄が暗躍しているシーンは妙に明るい雰囲気であること。それはラスト、ヤクザの金で建てられた石油会社に天下りした元エリート警視(戦後の価値観しか理解出来ない)梅宮辰夫が陽光下で行うラジオ体操/地方の警察官に降格され最後は雨の夜の中「消される」菅原文太を撮ったラストショットでいっそう強くなる。いつもの東映実録路線映画のメンツではあるがその中でも遠藤太津朗の「恋人」田中邦衛の存在感と、菅原文太の寂しげな姿態がポイントか。私も「仁義なき~」よりはこっちが好き。
Nbu2さん [映画館(邦画)] 7点(2013-01-05 22:24:57)
9.《ネタバレ》 板ばさみな文太兄、安全なところで小賢しい金子信雄、無鉄砲な松方さんに、出番は多いのにパッとしない山城新吾に、毎回ズタボロな拓ボンの面々は相変わらずすぎるものの、やはり見ていて楽しいのは確か。中でも辰っつぁんは眉毛もちゃんとあるし、正義キャラで仁義とは違う味が出ているのが目を引きました。キャストの暴れっぷりは楽しいが仁義ほどには乗ってないし、邦衛出番少ないし、ストーリーに今一歩面白みがなく、やっぱりまた仁義が見たくなってしまうっていう一本。松方さんの衝撃のベッドシーンには爆笑してしまいました。
すべからさん [DVD(邦画)] 7点(2008-10-03 16:29:33)
8.《ネタバレ》 警察がヤクザと癒着することである一定のバランスを保っていたものが、潔癖な警官の登場で脆くも崩れ去ってしまう。全てをぶち壊した梅宮はどこかの企業に転職し朝のラジオ体操なんぞを呑気にやっており、ヤクザに肩入れした文太さんが非業の死を遂げるという皮肉。何ともやりきれない。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-07 09:05:57)
7.豪華な出演陣、迫力ある演技など 引き込まれる要素が多いけれど、文太さんがあまりにヤクザ・チックなので、ちょっと冷めてしまいました...。警察ってあそこまでヒドイ、あるいはヒドかったんですかね? 知らない私がウブなのか...
くろゆりさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-04-29 23:51:13)
6.ヤクザと警察官をしっかり描いた力作。台詞回しの小気味よさは、ほんと聞いてて気持ちがよい。まるで「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」のようなタイトルで、ちょっと割を食っている作品だと思う。シネマレビューの高得点を知らなければ見る機会はなかっただろう。レビュワーの皆さんに感謝。
ジャッカルの目さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-01 01:49:00)
5.これもいいねぇ。
ジダンさん [ビデオ(吹替)] 7点(2007-11-06 17:46:14)
4.うねる!力強く下品でじたばたし命をかける男たち。この頃のヤーさんたちは生活感バッチリありまする。オールスター睨みのきく芸能人大会という感じで面白かった。毎度リアクションの大袈裟なところは片腹痛し。
チューンさん 7点(2004-01-16 01:06:01)
3.90年代後半、大学生のときになんとなく借りて見たなかでは面白かった記憶があります。よく覚えてないですけど。
MASHさん 7点(2004-01-03 13:56:48)
2.実際にも、捜査四課と暴力団の関係は、独特のものがあるようです。それを殊更に肯定したり否定したりするのではなく、各々の立場と感情のぶつかり合いのドラマに仕立てており、特に後半の緊迫感はかなりのものです。
鱗歌さん 7点(2003-09-27 22:02:56)
1.完全なエンターテイメントではなく確かに考えさせられる部分もあり、これぞ深作映画って感じ。似たような作品だけど「やくざの墓場―くちなしの花」もお勧めだよ。
THE HAUNTED MADE ME DO ITさん 7点(2003-05-14 18:31:49)
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 7.58点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
413.03%
513.03%
626.06%
71442.42%
8721.21%
9515.15%
1039.09%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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