《改行表示》34.《ネタバレ》 なんともいえない感覚と演出。出演者は8人の女性のみ、家族、親戚、お手伝いさん。そして家の中のみの演出。 父親殺害の犯人探し、プライバシー暴露とアリバイ崩し、ミュジカル風の奇天烈な演出、性癖のオンパレード。 何でも有りで、よくここまでごっちゃ煮が出来たものだ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-24 22:16:21) |
33.《ネタバレ》 色鮮やかな色調に仕上げられた作品というのが第一印象です。間違いなくコメディの予感。金糸で縁取られた真っ赤なリボンのかかった、緑色の包装のクリスマスプレゼントを開くときのワクワク感がありました。で、ほんとに楽しい豪華絢爛なコメディでした。素人ダンスもコメディにピッタリで楽しい。大女優さんたちが集まってクリスマス会をやってるのをのぞき見してるようないい感じ。なのに、最後パパが自殺してからの10分間位が不可解。自殺した後も、きっとコメディならではの楽しい落ちがあるはずと期待してたのに。これってコメディじゃなかったの。ダニエル・ダリューの歌は悲しくて(かなり上手)、そのまま女8人手をつないで静かなエンディング。エンドタイトルのBGMももの悲しい。コメディのまま終わらせてもらったらよかったのになあ。 【ひよりん】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-05-20 22:57:36) |
32.ジャンル分け自体が無意味に思える。これは推理ミステリーでもミュージカルでもなく、例えるなら“ひっくり返されたおもちゃ箱”のようなものに思える。つまり、既出ですが「キル・ビル」と同じく、監督のおもちゃ箱の中の、一定の美意識と計算の下に集められたおもちゃの再構成。おちょくっているようなミュージカルシーンや稚拙な推理劇、それらは確信的なものであり、往年の映画や女優たちに対するある種挑発的なオマージュのように思える。それらは一見寄せ集めのお遊びでありながら、一歩引いて全体像を見ると、独自性を持つ立派な1つの世界観を構成しています。これはおフランス版「キル・ビル」です。これはエスプリの効いたおちょくりの映画であり、洒脱な謀略の映画です。これは狡賢く洗練された大人による、瀟洒であり猥雑な、挑発的なお遊戯なのです。 【ひのと】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-11 00:10:17) (良:3票) |
31.何気なく観てましたが 結構おもしろかった。ミュージカルは嫌いだけどこれが舞台ならばみてもいいな。セットといい、衣裳といい、あのベタな演技など・・・。独特なセンス。監督さんがいいのでしょうか。おちはともかく、観てソンはなかった。 【のりもちあつあつ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-19 20:35:53) |
30.8人の女優が、スクリーンの中、今にも飛び出さんばかりに笑って、怒って、泣いて、叫んでの怒涛の演技。演技。演技をみせる!ベルリン国際映画祭で、8人全員が銀熊賞という快挙をやってのけ、まさに空前絶後のスター女優のアンサンブルだ。この8人の中に、一家の主を殺した犯人が!?…二転三転する推理ゲーム。最後の最後まで観客の心を掴んで放さない。だが、見所はそれだけでは飽き足らない。登場する全ての女優が、皆、一癖も二癖もあるキャラクターばかり。彼女たちのエピソードが、徐々に明かされるにつれて、物語りもいよいよヒートアップしていく。それぞれの見せ場(歌と踊りが用意されている)がほんとに、憎い演出で、無性にやたら面白い。ただ、ハマル人はハマルのだが、嫌いな人は、下手すると終始、観てられないかも。とにかく、皆、飛んでいるから賛否両論、覚悟の上。たまには、ハイになってみるのも、いいんじゃない。サントラ欲しいぞ、必聴!! 【yuua】さん 7点(2005-03-21 21:27:02) |
《改行表示》29.面白かったぁ!ミュージカル調になってる所が可愛くフランス映画っぽい。8人バラバラの色の衣装の所もいいね~ にしてもドロドロだね↓↓だんなさん何人とできてるの!?って感じ...エマニュエルが可愛かった☆ 【fala70】さん 7点(2005-02-06 17:28:45) |
28.カラフルな映画っ!なんだかんだで、おもしろい。気になるのは、だんなの顔…。 【海賊】さん 7点(2004-11-28 22:12:22) |
27.ミュージカル部分は失笑ものですが、その他は意外なぐらい良質だったと思います。あとは拳銃発砲のくだりがかなり強引だったぐらいで…。 【K】さん 7点(2004-11-27 16:02:22) |
26.熟女ですけどファニー・アルダンが好きなので初めからわりと期待して観てました。話が進むうちに父親とメイドを含む8人の女達の関係。そして女達の本当のかかわりあいが少しずつ明らかになっていく下りはとても面白かった。ドロドロした部分にミュージカルの要素を入れることで全体が綺麗にまとまっていると思います。ただ、かなりミュージカルの要素が強いと思うのでミュージカルが嫌いな人には向かないかも。。ファニー・アルダンはこの悪女的な役ピッタリでした。あらためて、尼さんにも悪女にもなれるような凄い女優さんだと思いました。女のしたたかさがよく表現されてる映画だと思うので、ある意味男の人に観てほしい映画かなって思う。女嫌いになるかもしれないけど。。。(笑) 【civi】さん 7点(2004-11-26 11:41:57) |
《改行表示》25.フランス映画には疎いので、この作品に出演している女優さん達に関しては詳しくないのですが、有能な年層の女優が一同に集まっている作品だと聞きました。わたしが知る限りでは、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「星降る夜のリストランテ」のファニー・アルダンぐらいしか見覚えが有りません。 作品のジャンルはミュージカル物として扱われることが多いようですが、果たしてコレは本当にミュージカルというジャンルに当てはまるのだろうか・・・。ミュージカルとしては歌曲が少ないような気もするし・・・。ただ、各パートでそれぞれのキャストが歌う場面がトテモ良くて印象的。流石にフランス屈指の豪華なキャスティングだけ有るなと感じました。それを考えるとやっぱりミュージカルなのかなぁ・・・。 それぞれの役者が独特の魅力を放っていて、全く飽きませんでした。個人的なことで申し訳ないのですが、メイドのルイーズ(エマニュエル・ベアール)の魅力はズバ抜けていた。特に彼女単独で唄うシーンは最高! この作品はサスペンス要素の謎解きも兼ねていますが、そちらの方は期待するほどのモノでは決して無い。とは言え、そんな単純なシナリオも、個性溢れる才能を持った女優陣が演じることにより“華やか”で“愛らしい”作品となっている。舞台感覚で見れば大いに堪能できます。 【おはようジングル】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-10-12 13:49:48) |
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24.結構オモシロかったです。女たちの語る秘密が結構ドロドロしているけれど、随所に挿入されたミュージカルがそれを緩和している。オチも好きです。車椅子婆ちゃんの歌も上手かった(失礼) エマニュエルさんは三人の子持ちに見えません。1965年生まれならもうすぐ40だよ!?うちのおかんは今年45だっつうの! 【キュウリと蜂蜜】さん 7点(2004-10-09 11:38:45) |
23.色使いにも毒々しさを漂わせる、「焼け石に水」を華麗に発展させた密室ミステリー・ミュージカル映画。とは言っても、「ミステリー」や「ミュージカル」自体はパロディの補強というだけで全く意味は無い。本作はタイトル通り“femme”の実態を「悪意を持って」描くことと、“actrice”本人達のセルフ・パロディに徹するパロディ映画です。全てに絶望する館の主人こそ、我々男の代表。とにかく、こーゆー企画を立て、こーゆー脚本を書き、そしてそれを実現してしまうフランソワ・オゾンって人は本当に凄いと思う(女優魂も同様に凄い)。これはオゾンにとっての「キル・ビル」なのです、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-09-14 23:17:13) |
22.突然はじまる歌や踊りがなんとも言えず笑った。コメディじゃないのかコレ。わがままで自分勝手で華やかで個性豊かな女性たちは美しいですね。 【耳】さん 7点(2004-08-31 17:57:17) |
《改行表示》21.《ネタバレ》 「スイミング・プール」が良かったので、観てみることにしました。 自分は、“●●が出てるから・・・”といった理由で映画を見ることはない為、この映画が豪華キャストの競演であることは知らずにこの映画に入り込んだのですが(けど、カトリーヌ・ドヌーヴの大物ぶりはすぐにわかった)、なかなかどうして良く出来たキャスティングではありませんか。 全体を通じてミュージカル仕立てであるところが豪華な衣装やセット(ピンクの小銃もオシャレ!)、そして、なんと言ってもこの安っぽい(←誉め言葉)ストーリーに非常に合っていると思います。しかも、みんな歌が大変お上手ときた。 肝腎のストーリーはというと、これも自分にとってはとても楽しんで見れるストーリーで、真面目に見るといい加減に作ったサスペンスのようにも見えてしまいそうですが、そもそもサスペンスをミュージカル調で作る事自体観客に真剣に謎解きをさせる事を拒否しているわけなので、メインの殺人劇の方は多少の安っぽさがあった方がかえっていいのでは、と思います。 最後の締め方も実にうまく、みんなで手を取り合って“FIN”の文字が出た時は本当にミュージカルを観ているようでした。 DVDの特典映像にあるポスター集も、全てにおいてフランスならではのセンスの良さが出ていて思わず見とれてしまい、しかも、そのポスター集の後ろで流れるBGMも綺麗だったのがまた良かったです。 【もっつぁれら】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-08-30 18:07:58) |
20.《ネタバレ》 自分の意のままに振舞う優雅なロイヤルブルーの女、本能のままに生きるレッドの女、乙女の喜びに溢れるコーラルの女、若さいっぱいで生意気盛りなグリーンの女、こだわりを持ちすぎて偏りのあるくすんだパープルの女、可愛らしく気品のあるヴァイオレットの女、自然体のオリーブグリーンの女、謎めいたブラックの女。と、8人の女たちの個性はそれぞれを彩る衣装そのままのイメージかと思いきや、でてくるでてくるその裏に隠された真実。女の本性のどろどろさを描きながらその間にはさまれる軽めのアホっぽい(←ホメ言葉)歌と踊り。そのさじ加減が良い具合に効いていて、そういう意味でかなりシャレた作品だと思うなぁ。どんな人生を歩もうが女は女、どんな愛を貫こうが幸せな愛なんてない、私たちは結局みんな同じ女なのよ、といがみ合っていた女たちが肩寄せ合って一列に並ぶラストは哀しい結末だけれども、どんな生き方もできる女って強いよな、生き残ったのはやっぱり女なんだよね。 【宝月】さん 7点(2004-07-18 00:43:52) (良:2票) |
19.日本人が好きそうな設定だ。まあおもしろかったけどさ。 【ドレミダーン】さん 7点(2004-07-11 18:15:57) |
18.《ネタバレ》 なかなか楽しめた。ヴィルジニー・ルドワイヤンが綺麗というか、勝手な発言をさせてもらえば、オードリー・ヘップバーンを見ているようだった、それくらい、きれいだし、「ムフフ」「エヘヘ」とかわいかった。オヂサン困っちゃう。そんなカンヂですね。ストーリーも嫌いじゃないし、音楽も好きです。最初はすっごくアットホームなほのぼの感を味わっていたのですが、話が進むにつれて、「本性なんてこんなもんよ」ばりにドロドロになっていくので、それは以外でした。さわやかなでかなりトリッキーなサスペンスかと思っていたので。 【Urabe】さん 7点(2004-06-25 01:24:35) |
17.ファッショナブルな美女たちの姿を、彼女たちの軽やかな芝居を、肩肘張らずに楽しめる良作。ただ折角のミュージカル仕立てがあまり有効に機能してないのと(一曲も頭に残ってない!)ミステリとしても楽しめる仕掛がもう少しあれば、という気もしてちょっと食い足りない、、、なんていうのは野暮かな。 【馬飼庄蔵】さん 7点(2004-06-24 17:04:42) |
【たま】さん 7点(2004-04-05 00:51:53) |
15.エマニュエル・ベアールの無表情がちょっと・・・。やっぱ彼女は好きじゃない! でもお話は面白かったです。 一応ミュージカル風なんだけど淡々と歌っていて「こういうミュージカルもあるもんだ!」と思いました。 【あずき】さん 7点(2004-03-28 12:03:14) |