1.志穂美悦子様から繰り出される技のキレの良さ、熱血な演技、どう考えても危険すぎるスタント等彼女全てに拍手喝采です。これ程の実力がありながらあまり作品に恵まれなかった悦っちゃん。今作品でもそうですが、ファンとしては見逃せない作品です。すごい形相で「キェ~ッ!」とか「チョア~ッ!」とカンフーカンフーのアタックに熱い気持ちが伝わります。失踪した麻薬Gメンの兄を追って香港からやってきた女ドラゴンこと紅竜。彼女はタイガーマスクの『虎の穴』並に個性的な刺客達と戦い、麻薬組織の壊滅を試みる。余りに大げさな演技とビジュアルで圧倒させられる悪役達に、強引極まりないストーリー展開ですが、JACことジャパンアクションクラブの面々が恥ずかしげも無く演じてます。サニー千葉(千葉真一)、宮内洋(仮面ライダーVS)、シャリバンなんかもやられ役で出てました。全体的には仮面ライダーが変身する前のストーリーを延々と見せられた感はありますが、涙あり、笑いあり(違う意味で…)、オッパイポロリンありで盛りだくさんな内容でした。とにかく、主人公の割に登場回数が少ない気もする志穂美悦っちゃんのハイパーウーマン振りに圧倒されますよ。