6.《ネタバレ》 最初から最後まで突っ走るテンションの高さであるとか、全体をきっちり24時間に収める様式美であるとかがとりあえず目につきましたが、実は歌とダンスの影で脚本もしっかりしているのではないかと思います。3組のカップルがきちんと使い分けられていることはもちろん、その絡みの中で研究家のお姉さんがミス地下鉄に裏で気を遣うところなど、何とも細やかです。また、すでに指摘されていますが、笑われ役のルーシーにも最後に配慮しているところが、作品に奥の深さと気品を保っていますね。●今の脚本だったら、最初にミス地下鉄を探し出すまであれこれステップを入れたりとか、エンパイア・ステートにたどり着くまででもハプニングがあってハラハラしたりするんでしょうけど、そんなものはなくてもよい!というかない方がよい!ということもよく分かります。●唯一、終盤入口の、それまでの話をダンスで再現、は要らなかったと思います(そこまでにダンスで十分表現されているからこそなおさら)。ここは、ケリーの独唱で悲しみのダンス、とかでもよかったんじゃない? 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-01-04 01:26:38) (良:1票) |
5.冒頭から結末までひたすらハイテンションでぶっ放す感じが最高です。 【ashigara】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-09 15:43:03) |
4.凄いテンションだなあ!まあ、ミュージカル映画だから、余計なことなど考えずに楽しもうじゃありませんかっていう姿勢が伺えられる。ジーン・ケリーにフランク・シナトラ、ジュールス・マンシンの凄いハイテンションに少々疲れはするものの、見ていて「ウエストサイド物語」みたいに余計なもの、人種差別やら、社会問題やらといったものが無いのでそういう意味では気持ち良く見ることが出来た。女優陣に関してもそれぞれが魅力的であり、中でも私はヴェラ・エレンがお気に入りです。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-07-06 21:32:27) |
3.♪New York! New York!♪のスピーディなリズムに乗って、スピーディに話が展開する、"Boys meet Girls" Storyの決定版ともいえるかも。途中、第三話までのストーリーを舞台ダンスで現す場面があるのですが、その場面でかなり眠気を誘われました。『裏窓』にしてもそうですが、手を替え品を替えの同じ状況説明やストーリーを見せるというのは、しつこくって苦手です。作り手からすると「いろんな見せ方があるんだぞーー!アレもみせたいコレもみせたい」という欲求があるのかもしれませんが、同じことをまわりくどく説明する私はひつこい演出というのを好みません。ジーン・ケリーの踊りは基本的に楽しいのですが、陶酔しきっている場面はちょいと苦手。何度かみていると、それが良くなってくるのかもしれませんが、ネ。 【元みかん】さん 7点(2004-12-25 13:39:33) |
2.現代の目で見ると、土人(風)の踊りやアラビア(風)の踊りなど、苦笑してしまう部分もあるが、ミュージカル映画の良作であるのは間違いない。言うなればラブコメ・ミュージカル。この頃のフランク・シナトラは、めちゃカワイイですな♪また、【STING大好き】さん同様、オカメチンコ姉ちゃんにも優しい気遣いをするジーン・ケリーのシーンは、映画の良心が溢れていて、私も好きなシーンのひとつだ。 【ノコギリソウ】さん 7点(2004-02-27 22:01:24) |
【虎尾】さん 7点(2003-10-15 01:24:05) |