5.原爆というテーマを抜きにしても、この夫婦の関係性は非常に微笑ましくて興味深い。
ここに至るまでの日常生活の些細な出来事を30分アニメで1クールくらい描いてもいいくらい。
その最終回がこれだったら衝撃的ではあるけど、この作品に限って言えば冒頭からバッドエンドが予想される展開ではあったので、心の準備は出来ていました。
それでも、ちょっと来るものがあったので、原爆の悲惨さは充分に伝わっていたと思います。
但し、起きてもない架空の核戦争が題材ということもあって、ややファンタジーの色合いが強いような気がします。
こんなこと起きるはずないよねっていう感じで、現実に起きた広島や長崎を舞台にした作品よりもインパクトが弱い気がしました。