マッチ工場の少女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マッチ工場の少女

[マッチコウジョウノショウジョ]
Tulitikkutehtaan Tytto
1990年フィンランド上映時間:68分
平均点:6.30 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
ドラマコメディ
新規登録(2003-07-27)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2015-04-15)【S&S】さん
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監督アキ・カウリスマキ
キャストカティ・オウティネン(女優)イリス
エリナ・サロ(女優)
エスコ・ニッカリ(男優)
脚本アキ・カウリスマキ
撮影ティモ・サルミネン
製作アキ・カウリスマキ
編集アキ・カウリスマキ
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7.《ネタバレ》 冒頭いきなり「あれ?再生ボタン間違えた作品にしちゃったかな」と・ マッチってあぁやって出来るんですね。 昔よく放送されてた「工場の工程から出来るものを当てよう系番組」思い出しました。 内容は時間が短いのもあってサクッと進みますしサクッと殺します。 けどその場面をまんま映さないところはこだわりなのか、はたまた本筋ではないと言うことなのか。 絶妙におばさんなのに少女って言うのもたまらんですね。面白かった(と言って良いんでしょうか)
悲喜こもごもさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-11-07 21:47:52)
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6.《ネタバレ》 タンゴが好きですねぇ。なんでタンゴなんだろ?北欧でラテン音楽、なんか意味あるのかな? まず少女というには歳いってすぎに感じた、妙齢といったほうがいいような。  孤独で友人もいなさそうでモテないし、家に帰れば自分の給料をアテにしている母親と同居人の男、弟はとっくに家を出てそれなりに生活しているようなんですが、イリスはなぜか家から出ず、まだ世話が必要とはいえない年齢の母親と同居人の食事の用意までする。なんでこの選択なんだろ?自分の意志など全くない感じで無表情で淡々としてまして、ナンパされていろいろあってから気に入らない人間を次々と。 しかし、変わらず無表情で淡々としていてセリフもほとんどないのでこちらも淡々とどうということもなく観れてしまいました。 アレ、無味無臭なんですかね?なんか刺激臭とか苦みとかないんですかね。 「敗者三部作」のひとつということなんですが、観終われば誰が敗者なのかよくわからないと私は感じました。 イリスが敗者とはなんだか素直に思えなくてね。 とにかくこの映画を退屈することもなくラストまで観れてしまうというのはかなり凄いことだと思います。
envyさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-03-05 13:07:14)
5.まずじっくりマッチの製造過程を見せる。正しい入り方。それから天安門事件を告げるテレビのニュースの声、パンしてつけまつげを付けるヒロインに至る。この人の映画では『真夜中の虹』など、遠い国への憧れみたいなものがあり、今回も歌なんかで南米志向が伺えるんだけど、遠い国にも悲惨はあり(たとえば天安門)、その国の悲惨とこの国の悲惨とがちっとも触れ合えないでいることの悲惨(というより脱力感か)を描きたいんじゃないか。監督らしさは、たとえば男がイリスの家を訪問したときの気まず~い感じ、バーで男のコップの目の前で薬を入れるとことか、あそこらへんのユーモア感覚。会話がほとんどない。過剰に不幸を受け入れていくところにヘンな勢いが感じられ、毒薬を持って夜の公園を歩いてくる凄味など。暖かい国ではなく、寒い監獄へ、と。たしか『真夜中の虹』でも「悲愴」が流れた。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-10-30 09:27:19)
4.何だろう?この暗く悲惨で絶望的な話なのにそれを弾き飛ばしてしまう不思議な魅力に包まれていて見ていても単なる不幸、絶望感だけを感じさせずに見せてしまうこの監督の凄さ、主演の女優にほとんど台詞を言わせずに表情、それも無表情で語らせるという言葉になど出さなくても伝えられる。伝える方法があるんだよ!と何でも台詞で言わせてしまう説明的な駄目な今の日本映画に対して語っているようです。至ってシンプルで何がしたいのかさえ解らない複雑なだけの映画に対しても映画とはこうするものだと言っているようにも感じる。とにかく見ていてもけして、面白いとか楽しいとか大笑いするとかそういう映画ではないのに退屈せずに見られるのは監督の力量によるものと、この監督の映画は不幸の中にも何か希望若しくは映画的なカタルシスやユーモアを思わせるものが見える。同じ不幸な主人公を題材にしても「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や「ドッグヴィル」の監督とは大違いである。
青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-09-06 22:00:29)
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3.《ネタバレ》  いやあ、ブラックな作品ですね。しかし、恐怖感はあまり感じず、むしろユーモアさえ感じてしまうのは、まるでサイレント映画のようなセリフの少なさ、シンプル過ぎるストーリー進行、巧みなカット割りといったカウリスマキ監督の演出と、カティ・オウティネン(少女役はちょっと無理があるような・・・)の演技の素晴らしさの賜物でしょう。ラストも、カッコ良くていいですね。 
TMさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-11 18:45:49)
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2.《ネタバレ》 主人公のイリスは例えて言うならばデ・パルマの「キャリー」。上手く恋愛をすることが出来ないし、両親も理解のない冷たい人たち。だからと言って超能力で周りの人々を虐殺するわけでもなく、ただ少女の味気ない日常が淡々と描かれていく。物語が進むにつれてどんどん話は重くなっていくので、もうやめてくれ!とも叫びたくなってしまうが、終盤の展開は意外にもあっさりしたもので安心した。さすがにこんな話を90分以上も観続けているのには辛いものがあるので、60分ちょっとという短い上映時間 も実に丁度良い。ちなみにさっき超能力で虐殺はしないと書いたが、この映画では殺鼠剤を使って悪者を成敗していくので要注意!
かんたーたさん 7点(2004-04-20 17:59:47)
1.普通に作ったら、ドロドロの愛憎劇なんですけどね。例えば、何だか世界から大事なネジが一本抜け落ちちゃった感じですね。そのバランスの崩れ加減が、アレアレと、妙な可笑しさに繋がってます。思いもよらない変な味付けの料理みたいなもんで、沢山は食べられませんが、程よい長さの映画になってます(これで三時間くらいまったりとやられたらさすがにキツイでしょうなあ)。
鱗歌さん 7点(2003-08-31 01:30:33)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.30点
000.00%
100.00%
215.00%
315.00%
415.00%
5210.00%
6420.00%
7735.00%
8210.00%
9210.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review4人
4 音楽評価 8.00点 Review3人
5 感泣評価 3.50点 Review2人
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