《改行表示》11.《ネタバレ》 ファンタジー一色ものと思いきや、途中から法廷ものに。 「グリングル」が「サンタクロース」だということをどう証明するのか、そこがこの作品の肝だと思う。 あと極端な超常現象が起きなかったのも、この作品がサンタクロースの存在を絶対的に肯定しない感じがして、 結果的に良かった。 個人的に、ウォーカー母とゲイリー弁護士が、 「グリングル」を「サンタクロース」だと信じるに至る心情の変化について行けなかったけど、 それを差し引いてもいい作品だったとは思う。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-11-07 10:06:58) |
10.《ネタバレ》 子供と観る場合、子供がサンタをまだ信じているなら、ちょっと注意した方がいいかも。「やっぱりサンタっていないの?」と思わせそうなシーンがいくつもあります。もちろん、それなりに考慮されて良いオチになりますが、頭のいい子だと大人たちのセリフや行動から悟ってしまいますね。とくに証言台に子供を立たせるシーンは、大人側からは微笑ましい場面ですが、分かる子は「大人は子供の為に嘘を言っているんだ」ということを確信できると思います。サンタが実在するという真実を大人が知らないだけという解釈のしようもあるけど、そう捉えても「信じてもいないのに、いると言っているんだ」ということになります。まぁ、うちの子はおそらくもうサンタを信じてないと思うんですが、サンタを信じているフリをしています。多分「サンタはいない」という態度を親に見せたら、親が用意する『サンタからのプレゼント』もなくなると恐れているからでしょう。というわけで、うちの子は法廷シーンでニヤニヤ笑っておりました。その姿を見て「お前、本当はおらんて知ってるやろ!」と内心確信した次第であります。この映画は「現実直視に行き詰まる時が来る、その時は目に見えない美しいものを思い出すんだね」みたいなセリフがとっても気に入りました。サンタが教える『想像の世界』の弁も好きでした。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-06-07 23:41:32) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 昨年暮れに、女房から「何かクリスマスっぽい映画はない?」と聞かれ、どれにしようか迷ったあげく、この映画を二人で見た。正解であった。最後の方で、判事の子どもを証言させるなんて憎い。 この映画に出てくるサンタクロースは、本当にサンタさんらしい人だ。見ているだけで「子供たちのために、本当にご苦労様です」と言いたくなるくらい。 また「このこましゃくれた子は、何年か後にTonightを歌うんだよ」と言うと、妻はびっくりしていた。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-28 15:25:16) |
8.検事の子供が証言台に立ったシーンが爆笑した。サンタの存在を裁判でやっちゃうところがアメリカっぽい。ラストシーンほのぼの 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-24 08:35:45) |
7.《ネタバレ》 とにかく判事がかわいそう。ちょっと引き受けてみただけなのに…こんなことになるなんて。判事が救われてよかった。 【デフォルトモード】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-23 19:09:31) |
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6.《ネタバレ》 クリスマスのキャンペーンのサンタに本物のサンタがなってしまうという実にシンプルな発想からの映画。自分がサンタだと言う男を変人と考える人と受け入れる人、様々な人間模様が展開します。実害がないのにもかかわらず施設に入れようとするのはなんとなくアメリカ的だなぁと。夢のある内容でも、個々のエピソードが意外に現実的なのが面白い。ただ気になるのが事情はあるにしろサンタが杖でゴツンと人を殴るのはどうだなんだろう。そして少女のプレゼントに庭付きの家を選ぶセンス。少女とはいえ強欲すぎやしないか。オランダ語しか喋れない子供の「(養女にしてくれる)この優しい人とずっと一緒にいられれば何もいらない」というのとは対照的。話が出来ないと思っていた保護者の前でサンタが流暢にオランダ語で話すシーンは良いシーンでした。あと、母親に思いをよせる弁護士の男も何故あんな現実的すぎる女をそんなに好きなのかが根拠不足。サンタの為に事務所をクビになっても平気な顔をしているほどの奉仕精神に富んだ男なので、現実的過ぎる女を放っておけなかったということなんでしょうかね。母親の変質も結構稚拙ではあります。裁判の決着の仕方は現実的とも言えるけど、全国の子供達の夢がサンタを救ったとも言え、あれで良かったんだと思います。そんな訳でやや気になる点はあるものの、名作と名高い作品だけあって確かに魅力的で良い映画。サンタ役の方はベストマッチでした。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-14 17:59:51) |
5.《ネタバレ》 郵便局が彼宛で届けたことが過ち。郵便局が証人のようになってたけど、あの行為自体許されることではないのでは。まあそんなこと言ってたら夢がないけど、楽しかったことは楽しかった。大抵の大人がぐるになっている大掛かりな嘘があるとしたら、サンタがいるかいないかだろうねえほんとに。 【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-24 00:00:26) |
4.わりと好みの、フランク・キャプラ的な映画でした。でも途中までは少し退屈で、ラストもそこまで感動的ではなかったのが残念。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-23 15:41:30) |
3.誰かを信じるって事は、その人物の外見や主義に左右されるものではないのだと言う事をウィットとユーモアを交えて高らかに唱える、優しい作品です。これがアメリカ人の美徳じゃないのか?今の彼らに是非この作品のような精神を思い出してもらいたいものです。ところで私は生まれてこの方サンタの存在を信じた事はありません。プレゼントを貰えるってのは親の労働の対価であって、感謝すべきは見ず知らずの異国のオッサンではなく、親の労働と愛情であると子どもの頃から認識しておりました。なので、どうもサンタの存在意義ってわかりまへん。超能力は信じてて、秘かに訓練してたんですけどね。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2004-12-20 16:22:43) (笑:1票) |
2.先日『ペティコート作戦』のレビューを書いた流れで久々に『眼下の敵』を借りて観たところ、巻末に本作の予告編が入っていました。そのダイジェストを「そうそう、こんな映画だったよなぁ」とボーっと眺めていたら、なんと涙が……。考えてみれば季節はそろそろクリスマス――そして僕は、20数年前のクリスマスを思い出したのでした。 あの年、僕がサンタさんにお願いしたのは『大鉄人17(ワンセブン)』の超合金。ベッドの枕元には靴下ではなく、なぜか母のパンストがぶら下がっていました。翌朝目を覚ましてみると、そこにはまるでタマゴを飲み込んだヘビのようにサッカーボールではちきれそうになったパンストが。側に置かれたメッセージカードには「○○君はもっと身体を動かした方がいいよ」と走り書きされていました。それを見た僕は「そっか。サンタさんがそう言うなら、もっと運動しよう!」と素直に思ったものです。ところが次の瞬間、二人の姉がどかどかと部屋に入ってきて「これ、どう見てもお父さんの字だよね!」と爆弾発言したのです! なんて失礼な人たち!! おかげで翌年からサンタは我が家を避けるようになり、僕もついにサッカー選手にはなれませんでした。 ああ、サンタクロース様。僕は今でも貴方を待ち続けています。確かに姉たちはあのときあんな失礼なことを言いましたが、僕はあの人たちとは違って貴方が大好きです。だから今年のクリスマスには、ぜひ僕の家へ寄って行ってください。そしてプレゼントを――もう超合金が欲しいなんて言いません。「プレステ2」と「みんなのゴルフ4」のセットということで――何卒よろしくお願い申しあげます。m(_ _)mゼヒゼヒ ★追加:やはり今年もサンタさんは来てくれませんでした(涙)。 ★2004/12/23追加:今年は「プレステ2」と「ドラクエ8」のセットでお願いします。m(_ _)mヨロヨロ ★2004/12/31追加:そして今年も……(爆涙) |
1.《ネタバレ》 心が温かくなれる、そんな作品。私がサンタクロースを信じていた記憶はもうなくなっています。いつの間にか、プレゼントを親にねだるようになってしまっていました。そんな私でも、大人になった今、逆にサンタクロースはどこかに存在しているんだと思うようになりました。(えっ?私も精神病院行きかしら……)あのおじいさんは本当のサンタクロースだったんだと思っています。だって、子どもの欲しいおもちゃがどこのお店に売っているのか全部知ってましたもの。ヒゲだってホンモノだし。ってこの映画に出てくる子どもと同じレベルじゃないですか(汗)。もし私に子どもがいたら、周りの雑音をはねとばして、なるべく長い間サンタクロースを信じていてもらいたいと思います。 【元みかん】さん 7点(2003-11-05 04:41:22) |