70.《ネタバレ》 初見は小学生の頃に地上波で観たんだと思います。内容は全く理解できなかったがアイスを食べたらオトンがキレるみたいなシーンの記憶しかなくて割とトラウマ、終わりまで飽きずに観れたのを覚えている。 【ないとれいん】さん [地上波(吹替)] 7点(2024-05-10 15:13:22) |
《改行表示》69.《ネタバレ》 “Kramer vs. Kramer”『原告クレイマー氏と被告クレイマー氏の裁判』。むかーし観た時は、夫婦の離婚ばかりに目が行っていたけど、その根底に女性の社会進出があったのね。夫サイドで話が進むから、いきなり離婚を切り出されたテッドが、今までやったことのなかったフレンチトースト作るのに悪戦苦闘する様子が、なんともコミカルに観えたっけ。自宅に連れ込んだ会社の同僚が素っ裸でビリーに挨拶するとこなんて、笑えるような、困ってしまうような…軽快なテーマソングも相まって、重いテーマだけどスルスル観られます。 今風に言うと、仕事と育児の両立がどれだけ大変かをシュミレートして観せる映画なんだけど、当時は“女の仕事(家事)を男がするのがどれだけ大変か”に重きを置いているように思えます。『女性が社会進出するっていうことは、男性が女性の仕事をすることですよ。』と。新規事業を任されるくらい、会社に期待されていたテッドが、育児が原因で結果を出せず、あっさりクビになるところも怖い。 映画を見る限り、ジョアンナが耐えられなかった部分、夫婦生活におけるテッドの落ち度が描かれません。突然、ビリーを置き去りに出ていって、ずっと音沙汰もなかったのに、今度は一方的にビリーの親権を取り戻そうと裁判を起こす。何とも身勝手に観えますが、テッド視点だからというのと、これほどの行動を起こさないと、女性からの離婚は難しい時代だったのかもしれません。 別居から離婚中の1年半ほどの間に、ジョアンナがどういう生活をしているかの描写はありませんが、彼氏が出来て、かなりの高収入で働いています。裁判の結果も『そうなるよな…』って思えます。 最後のフレンチトーストの手際の良さが印象的でした。私は本作を30年くらい前に観てたんですが、結末を思い違いしていました。判決通りジョアンナがビリーを引き取ったものとばかり… なので今回、ビリーの気持ちも理解できて『母親を失って、今度は父親と家を失うのか』と可哀想に思っていたところ、ジョアンナの選択。勝負に勝って試合に負ける。結末こうなってたんだと納得すると共に、自分の記憶のあやふやさに苦笑い。 この映画の主題は、離婚のゴタゴタより、当時の女性の社会進出が進んだ結果のシミュレートを、女性に観せるのが目的の映画なんじゃないか?と思いました。男の方が出て行き、残された女が子供を抱えて苦労する話は、いつの時代もあったと思います。今回は逆で、女が出て行きます。 結果的にジョアンナ・クレイマーは、自由を手にする代わり、クレイマー姓で積み重ねた数年間の全てを失います。突然育児を押し付けられたテッドは、最初は悪戦苦闘するものの、最後は手際よくフレンチトーストを焼きます。つまり『大変だけど男にも育児は出来るんだよ』と。乱暴な言い方をすると『離婚したら女は全部を失うよ?それでも良いの?』と。当時のフェミニストは、この映画をどう観たんでしょうか? 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2024-03-11 16:59:17) (良:1票) |
68.《ネタバレ》 挿入曲が良いので、映画には乗せられるが、面白味はもう一つ。フレンチトーストのシーンのみ印象的。メリルストリープの印象が薄い。ダスティホフマンの全盛期の作品。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-30 23:00:27) |
《改行表示》67.《ネタバレ》 うーん特に感情移入できず。 父ちゃんのフレンチトーストが最後上手になってたのは、よかった。 【へまち】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2017-08-20 13:48:35) |
66.《ネタバレ》 これは面白い。ダスティンホフマンが段々いいお父さんになっていく感じが心地よかった。また子役が可愛いんだ。先は見えなくても、いい家庭が築けるもんだね。奥さん役のメリルストリープは、この作品のイメージが強かったのか、女優としてかなり悩んだようで、その後色んな役を演じて、愛情ある女性というイメージを勝ち取った。彼女の女優魂は、ただ演技が巧いというのではなく、自分のやりたい役を勝ち取るために、果敢に女性映画で実績あげて、この映画の冷たい女性のイメージを払拭した事だ。一番の転機は「ソフィーの選択」じゃないかと思う。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2016-09-25 16:19:18) |
65.《ネタバレ》 この映画で最も評価すべきは、奥さんが漢を見せた点だろう。大概の女性はこうはならず、予想出来ないオチだった。彼女の幸福を願わずにはいられない。 【にしきの】さん [地上波(字幕)] 7点(2016-01-14 23:44:25) |
《改行表示》64.随分前に観て、再見。 物語の中身をあまり覚えていなかったけど、あらためて観てよく作られた作品だと感心した。それでも、なかなか感動するまでには至らない自分に気がついた。何故だろうか、多分これまでに多くの作品に触れてきているからかもしれない。 【simple】さん [地上波(字幕)] 7点(2015-06-27 14:51:20) |
63.《ネタバレ》 子どもを育てる難しさ、仕事と家庭の両立、子どもと父親の距離など多くのことを改めて視聴者に考えさせるような映画だった。映画の視点なのか、それとも私が男性ということもあってか、ジョアンナ目線ではなくテッド目線で心情が揺さぶられた。決してフィクションではなく、まさに今の現実世界をシャープに映し出した映画だとおもう。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-07 18:02:34) |
《改行表示》62.《ネタバレ》 父親ひいきの視点で書かれすぎているのはどうなんでしょうか。もう少し、父親と母親それぞれの言い分が描かれていてもいいかなと。 観客の想像に任せるラストはうまいです。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-05-16 17:22:25) |
61.《ネタバレ》 良い映画だとは思う。メレル・ストリープが、不安定で、被害者側に立つのが上手な、いやらしい女を、とてもうまく演じている。しかし、まあ、今の時代となっては、子ども、親、家族、夫婦というものについて考えるというより、「why can't woman have the same ambitions as a man」という元妻の言葉から学び、でも、「what law says a woman is a better parent simply by virtue of her sex?」という元夫に敗訴を宣言する、司法の在り方(特に、技巧的な妻の弁護士)に、疑問を呈している映画という見方ができるかもしれない。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-03 18:51:58) |
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【*まみこ*】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-21 01:33:39) |
59.家庭を顧みない夫と子供を置き去りにして家出する妻。どちらも子どもが人生で一番大事なものだと気づく。役者の演技も扱っているテーマも素晴らしい映画なのだと思います。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-11 18:35:25) |
58.どちらにも非があるとはいえ、やはりジョアンナの方が悪いと言わざるを得ない。引き止められた時点で話し合いを行えばビリーを悲しませずに済んだ可能性が高い。あっ それじゃ映画にならないか・・・。問題提起としては良かったし、父子の絆には感動できた。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-08 23:31:33) |
57.子役のジャスティン・ヘンリーくんが自然な演技でうまい。ヘンリーくんが怪我をした時のお父さんの必死さが良いです。 【きーとん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-01 13:28:37) |
56.《ネタバレ》 お父さんとお母さんどっちが好き?と人に訊かれたら、私は迷うことなくお母さん!と答える子どもだった。父は毎日仕事で忙しく、顔を合わす機会も母と比べると極端に少なかったからだ。おまけにあの頃の父は、照れくささからなのか父親としての威厳を保つためなのか、わが子と親密なコミュニケーションをとるのが途轍もなく下手くそな人だった。そんな父の書斎の本棚にこの映画のパンフレットが大切に収められているのを見たのは、たしか小学生の頃だ。それ以来何度かテレビ放映を観逃しているうちに、私はいつしかお涙頂戴映画には拒絶反応を示すような生意気な十代になった。つまりこの映画は私にとって観る価値のないものとなったのだ。それ以来レンタルビデオ屋に行っても何百回と当たり前に素通りしてきた本作のDVDを、先日なぜか仕事場で貰うという奇妙な機会に恵まれた。そして観た。やはりお涙頂戴映画だった。私は泣いた。ダスティン・ホフマンにでもメリル・ストリープにでも可愛い金髪の子役にでもなく、この映画のパンフレットを東京の映画館から後生大事に持ち帰っただろう若き日の父に、泣いた。父は今も健在だ。だが父に似て親密なコミュニケーションをとるのが途轍もなく下手くそな人間に育った私は、このことを当の父には話せずにいる。父と子の関係なんて、たぶんそんなもんだ。だけどどれだけ照れくさくでもそれでも、そこにはちゃんと愛がある。お父さんとお母さんどっちが好き?と人に訊かれたあの頃、少しくらいは迷っておけばよかったなと、大人になった私はなんだかバカみたいだけれどそんなことを思った。 【BOWWOW】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-22 17:23:29) (良:3票) |
《改行表示》55.《ネタバレ》 ダスティン・ホフマンの演技が素晴らしい。 実にいい味を出している。 フレンチトーストのくだりも良い。 しかしなんと言っても、最も味わい深かったのはラスト。 感動的な3人同居へと戻るハッピーエンドパターンか?!と半ばガッカリしながらラストシーンを見守っていたら、あらびっくり、元夫は元妻と一緒にエレベーターに乗らない。 つまりは、子供と3人の生活へ戻ることの拒否、という象徴的なラストシーンで締めくくった。 これは見事だった。 ここでヘタに3人一緒になってハッピーエンドじゃなくて、ほんと良かった。 それじゃあ、ただのクソ米国映画になってしまう。 今後、この3人のそれぞれの行く末はどうなるんだろう、と考える余韻が残る素晴らしく巧い締めくくり方であった。 ただし、、ただしだ。 ダスティン・ホフマンを中心に描き、まるで悪役扱いのメリル・ストリープという構図。 そして、その全編疎かにされるメリル・ストリープが、最後は泣いておしまいというラスト。 これらには、やっぱり米国映画の、自分(本作ではダスティン・ホフマン)が正しく、相手が悪いみたいな発想というか考え方が垣間見えてしまう。 まさにアメリカという国の持つ「自分が中心、あとは悪者」みたいな発想が背後に感じられて、少しがっかりもした。 夫妻をもっと公平に客観的に描写し、それであの終り方なら、更に素晴らしかったはず。 かといって、アメリカ映画に悪モンの存在しない映画を創れと言っても、どだい無理だろうけど。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-21 00:30:17) |
54.想像と違うラストだった。でも、あれで良かったと思う。自分に子供はいないけど親が離婚しているので、見ているうちに色んな感情がわいてきた。何よりも若い頃のダスティン・ホフマンがすごくカッコよくてビックリした。メリル・ストリープもめちゃくちゃ綺麗。映画館出て「恋するベーカリー」のでっかいポスターがあって溜息でたけど。 【餅】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-21 16:04:41) |
53.《ネタバレ》 短気だけど優しい夫に対しあまりにも可哀想すぎな冒頭。それでも不器用な育児パパはありったけの子煩悩と愛情を注ぎ男手一つで息子を育てていきます。ラストで見られたのも夫の優しさでした。ある意味映画史に残るベストシーン、フレンチトースト作りに失敗しイラついて、重そうで喰らったら痛そうな強烈なバックスピンキックを台所にぶちかます夫とそれをキョトンと見つめる息子、オモロすぎて一人でバカウケです。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-09 03:01:09) |
52.フジテレビのドラマがパクったことはよく知っていて、それを念頭に初鑑賞。なかなかハートウォーミングでよかった。別れのフレンチトーストの手際良さとコンビプレーはグッとくるものがある。女友だちの法廷の言葉もよかった。どうしてもテッドに肩入れしまった。法廷はちょっとつらめ。ラストはサラッと終わって余韻がある。わかってはいたけど、ビリーのためにもよりを戻してのハッピーエンド祈ったけど、無理か。だからこその現実感のあるドラマになったんだし。せつないよなあ。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-04 16:36:38) |
51.《ネタバレ》 仕事と家庭の両立は、無理なのか・・・。あまり好きなテーマではないが、内容は良かった。 【ぱんこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-19 21:40:54) |