東京の女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
東京の女
[トウキョウノオンナ]
Woman of Tokyo / A Tokyo Woman
1933年
【
日
】
上映時間:47分
平均点:
6.12
/
10
点
(Review 8人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
サイレント
・
モノクロ映画
・
青春もの
)
新規登録(2003-10-15)【
シネマレビュー管理人
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タイトル情報更新(2024-02-14)【
イニシャルK
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監督
小津安二郎
助監督
原研吉
(監督補助)
キャスト
岡田嘉子
(女優)
ちか子
江川宇礼雄
(男優)
良一
田中絹代
(女優)
春江
奈良真養
(男優)
木下巡査
笠智衆
(男優)
記者
声
佐野史郎
(音声版)
原作
エルンスト・シュワルツ
「二十六時間」
野田高梧
(翻案)
池田忠雄
(翻案)
脚本
野田高梧
池田忠雄
撮影
茂原英雄
厚田雄春
(撮影補助)
製作
松竹
配給
松竹
編集
石川和雄
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3.
《ネタバレ》
小津と言えば、出演俳優が、会話するシーンで、
こちらに向かって、各々がしゃべる演出を思い浮かべるが、
それは、この映画で完成されている。
いわく本作は「視線の一致しない切り返し」をはじめて体系的に
使った作品とみなされている。
それはハリウッドのエルンスト・ルビッチ(「結婚哲学など」)の演出から学んだようだ。
またサラリーマン家庭の映画を多く扱った松竹蒲田の作品でもある。
だから、非常にピュアな話である。
純情な男性の、もろい姿が描かれている。
【
トント
】
さん
[ビデオ(邦画)]
7点
(2024-11-25 14:18:58)
2.
《ネタバレ》
ちか子のもう一つの秘密が明かされないので、こいつ本当にヤバいやつなのか?と思ってしまう。打たれ弱そうで太宰治みたいな見た目とはいえ、弟を自殺させてしまうほどの衝撃があったわけでしょ?一連の耳打ちには。警察が職場にやってくるというのも…。共産党員が云々は置いておくとしても、底知れぬ恐ろしさを感じます。演出もまた良い。田中絹代が良一の部屋にやってきてからの照明の使い方はサスペンスホラー。江川宇礼雄の顔のせいなんだけど、ちょっと『カリガリ博士』っぽかったですね。影響があるんでしょうか?良一の葛藤が後半に生きていて、ちか子やべえ感に拍車をかけてますねー。素晴らしい。そしてラストシーンなんですが、あの号外はなんだったんでしょうか?たくさん伏せ字があって、未定稿みたいな感じでしたけど、これが共産党員という設定が抜け落ちた跡なんでしょうかね。こんな号外ではダメだよ…というセリフも、検閲のせいで思い通りの脚本を完成できなかったことを暗示しているのかも。…まあ、9日間で作った映画らしいので、その辺がどうなのかわかりませんけどね。小津安二郎のサイレント映画は退屈な作品が多いなぁと思っていたんだけど、これは面白かったです。おすすめです。
【
カニばさみ
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2015-05-11 17:03:45)
1.
特に小津ファンでも通でもないワタクシが一番乗りしちゃっていいんでしょうか?まーしゃーないか。以前「秋刀魚の味」を観た時は正直古い映画だなーという印象を拭えなかったのですが、これくらい古いと逆に目新しくて、何だかよく知らない外国の映画を観てるようでした。実はこの作品当初、主人公ちか子(岡田嘉子)が共産党の連絡員という設定だったのが、検閲でカットされたという説があるそうです。そう言われてみると、確かにちか子には、酒場で働いているという以外に「もう一つのよくない噂」がある、という風になってるんですよね。それを知ってて観ると独特の緊張感が感じられるし、岡田嘉子のその後の運命を考えると感慨深いものがありますね。
【
ぐるぐる
】
さん
7点
(2003-12-03 21:56:53)
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【点数情報】
Review人数
8人
平均点数
6.12点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
1
12.50%
5
2
25.00%
6
1
12.50%
7
3
37.50%
8
1
12.50%
9
0
0.00%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
8.00点
Review1人
2
ストーリー評価
5.50点
Review2人
3
鑑賞後の後味
6.00点
Review2人
4
音楽評価
0.00点
Review1人
5
感泣評価
6.00点
Review2人
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