4.壊れかけた橋、落ちてくる石像、チャイムならぬ悲鳴、次々に起こる仕掛けが大変おもしろい。それに加え目の見えない執事に口のきけない料理人の取り合わせ、おもしろさだけをとったら最高の映画である。ところがドアを開けると来訪者たちが消えたり現れたり、主人のトウェインが突然現れたり反対側に移動するなど不思議なことばかりで、謎は謎のまま。そしてまたストーリーはごちゃごちゃ支離滅裂、終盤なんかどうなっているのかわからない。誰が殺されたのか、誰が殺したのか。あげくのはて「最後の5ページで真犯人登場とは何ごとだ」の意味深長なことぱとなる。このへんになると従来の推理小説名探偵ものに対する痛烈な批判がこめられているのだろうが、ポワロとミス・マープルしか知らない私にとっては少々きつい。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-08 03:17:15) |
3.いや(笑)、いちいちコテコテのリアクションにノックアウト(愛)。元ネタわからなくてもOKでした。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-20 13:24:04) |
2.《ネタバレ》 ひねりにひねりにひねりにひねりまくってパニくる寸前やった(笑)ピーター・フォークが妙にキレキャラだったしピーター・セラーズが中国人か・・、なかなかキャスティングが巧いです。個人的には話が進むにつれておいおいの連続だった。 |
1.「ピンクパンサー」コンビに「刑事コロンボ」という前提で、もうコメディ路線は見えている感じですよね。ミス・マーブルズ役のジェシカ・ランチェスターって、昔はかなり美人だったんですね(笑)。知らなかったです。アレック・ギネスだってへんてこな役を好演しているし、どんでん返しがあったりで楽しめると思います。まあ、配役の名前からしてパロディだってことを訴えていますよね。スペードではなくダイヤモンドだとかね(笑)。それにしても、ピーター・セラーズのあの目張りはないよなあ(苦笑)。あれで東洋人って、東洋人から観たら不自然極まりない!あれって、日本人がつけハナで高くして金髪のカツラをかぶるのと同じレベルだよね(笑)。でも、彼のお気に入りだったのか、「ピンク・パンサー」シリーズでもクルーゾー警部の変装で似たようなのが出てきますよね。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-30 23:54:29) |