1.《ネタバレ》 この手のタイムトラベル系の映画としては、「マイノリティ・リポート」や「ペイチェック 消された記憶」のように変なタイムパラドックスの自家中毒に陥らず、シンプルにまとまっていて見やすい。マイナーなB級作品でも、全体のテンポの良さなど、ちゃんと娯楽映画として観客を意識している作りに好感が持てる。
観客自身がこの映画を通して、違法タイムトラベラーのように歴史上の災害や大事故の傍観者となっていたとするオチも利いている。
やはり唯一の欠点はキャサリン・ベルの巨乳が活かされていない点。これだけは声を大にして訴えたい。