《改行表示》8.《ネタバレ》 きっと、このプロット考えた人は、まず始めに凶器を氷にしたことで、そうとう意気込んだに違いない。氷を手にした犯人を見たとき「なるほどね~」って思いました。 でも、コロンボが、いとも簡単に犯人に目星をつけるところなんかが大雑把すぎ。 盗聴やコールガールなど、細かいネタが豊富で、そのへんは見ごたえがあったが、肝心のアイスクリーム屋の車のことが、どこへいったのやら。ラストのオチは見事。楽しめるエピソードではありましたよ。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-12-07 18:38:28) |
《改行表示》7.コロンボのような倒叙ものは最初から犯人がわかっているため、見ているちらも犯行のすべてがわかっているような気持ちになります。本作の特徴はその裏をかいて、こちらに知らせていない情報をあとから出して不意を突くというもの。それはそれでいいと思いますが、ちょっと話が複雑に思えてしまうところがあって残念でした。とはいえなかなか面白い試みでした。最後の幕切れもあざやか。人物の掘り下げは浅いですが、本作ではミステリーとしての楽しみがメインなので、それほど気になりませんでした。 演出は、ロケでロングのショットを多用したり、飛行機から車輪が出るカットなど、意欲的で引きつけられるところがありました。そのあたりも加味しての点数です。 【アングロファイル】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-30 20:39:25) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 アメフトスタジアム プール、氷 カプラー演じる犯人像が冷淡でよい 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-07 22:31:32) |
5.殺人の手口、アリバイの崩し方などは今から見ればどこかで見たことのあるようなものだが、その間に入るドラマが、コロンボを独特のものにしているなあと改めて感じさせられた。 【HK】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-22 12:20:46) |
4.途中まで、完全犯罪の雰囲気で、コロンボがどう解決するのか興味深い作品、になるはずだったのに。まずアイスクリーム屋の変装は、スタジアムを出るときと戻るときだけで良かったのに。それと、アリバイ工作とは言え、電話をかけすぎ。実に惜しい。でも、そうしたら、さすがのコロンボもお手上げだったのかな。なかなかだが、名作の一歩手前的作品か。 【パセリセージ】さん 7点(2004-11-23 21:41:43) |
3.犯人の殺しは見事だったので電話なんかしてないよ~と犯人は知らん顔してれば良かったのです。 【taron】さん 7点(2004-09-06 21:43:14) |
2.《ネタバレ》 この犯人ロバート・カルプも、よくジャック・キャシディなどと共によくコロンボシリーズに登場しては実に憎々しげに犯人を演じてくれている。これでもアリバイ工作にアイスクリーム屋に扮したりドタバタしてました。アリバイ工作するのにしっかり周りの状況を考えなければダメですね。 【fujico】さん 7点(2004-03-09 20:19:04) |
1.《ネタバレ》 コロンボの犯人像は2種類に分類される。一つは『祝砲の挽歌』『別れのワイン』のように尊敬できるタイプ。殺人犯を尊敬するのは変な感じであるが、言い換えれば感情移入できるタイプ。もう一つは『2枚のドガの絵』『自縛の紐』に代表される嫌な奴である。そしていずれにせよ、この傾向が顕著であればあるほど、名作と評価されている。さて本作はどうであろうか。犯人役はロバート・カルプ。この人、コロンボシリーズに実によく出てくる。また、嫌な奴がよく似合う。てことは名作に分類されてもおかしくないのだが、少々詰めが甘い。まず殺人の動機がはっきりしない。もう一つは最後の電話である。通話記録を調べれば、あの電話がスタジアムの専用ボックスから掛けられたものでないことはすぐ分かるはず。よい役者、よい題材だけに少々残念である。ところであの試合の結果はどうなったんだろう?警部、教えてくださいな。 |