《改行表示》77.《ネタバレ》 繊細な男と寂しさを抱えて生きている女。 男の行動には全く共感できないけど、女が男の寂しさを感じ取ってそこに惹かれていくのはわからないでもない。 絶世の美女ではない、むしろだらしない感じのクリスティーナ・リッチがはまり役。 モーテルのベッドの上でレイラに抱かれるビリーの絵は美しかった。 そしてラストシーンは、ビリーの胸にレイラが寄りかかっている。 両方とも胸が詰まるようないいシーンだった。 愛しい人がいれば、人生はやり直しがきく。 ただ、出会いはもう少しなんとかならなかったのか、ヴィンセント・ギャロ。 |
76.《ネタバレ》 ずっと気になってましたがようやく観る機会がありました。今までたくさんの映画を観てきましたが、そのどの映画とも違う独特とした雰囲気で、映画というものの奥深さを感じました。あとあのエンディング、なんというかその空気感から悲惨なエンディングになりそうな臭いがプンプンしていてある意味覚悟を決めていたが、ところがどっこいあのハッピーエンド。バッドエンドでも良い映画はもちろんありますが、やっぱりハッピーエンドの方が観ていて嬉しいですね。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-09-23 10:45:42) |
75.《ネタバレ》 なかなか「何も」始まらない映画で、少々(いやかなり)わざとらしい展開が延々続くちょいとキツイ内容。でもしかし、そんな苦労(?)も最後に報われるという我慢大会映画(なんじゃそりゃw)ですね。クリスティーナ・リッチの可愛さと爽快なラストに7点! 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-22 09:07:48) |
74.前半、というか両親の件があまりにも酷過ぎてもう駄目だなと思ったけど嫌いじゃないです。クリスティーナ・リッチがすごく可愛くてえろい。正直その前半が観るに堪えない内容だったからクリスティーナ・リッチのおっぱいだけが支えでした。もうこれおっぱい以外見るところねえなあと感じつつ観続けましたが後半からラストへの流れはかなりリアリティに欠けてるとは言え良い感じのロマンス映画だと思います。サブカル映画なのかな。サブカル映画好きのウケを狙ってる感じもして若干鼻につく。全体的に作りが荒々しく内容は薄っぺらいし雰囲気で押してるので人によって好みがかなり別れる映画。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-23 08:18:01) (良:1票) |
《改行表示》73.《ネタバレ》 【ビリー】父親には反発し、母親とは心が通わない。同級生に好きな女の子がいたが相手にされずじまい。女には奥手。裸を見られたくないなど神経質。酒、麻薬と無縁。愚図のグーンが親友。行動は行き当たりばったり。ボウリングの腕はプロ並。金も無いのに大金を地元チームに賭け大損。その償いで他人の罪をかぶり5年間の禁固刑。両親には結婚し、働いていると嘘。母を思いやる気持ちは強い。女を拉致し、妻として紹介。自分に絶望し、八百長選手を殺して自殺すると計画。 【母】アメフト依存症。ビリーを産まなければ地元チームの優勝場面が見れたのにと悔やむ。子供のチョコアレルギーを忘れるなど子への関心薄い。 【父】元歌手。ビリーの愛犬を殺す。短気。フォークが自分の方を向いているなどと難癖。 【女】まさにムーンチャイルド。踊りはヘタ、頭は悪そう。いつでも逃走できるのに従順。孤独で一人暮らしか。想像力は豊か。男の心を読み取る能力に長けている。風呂に押しかけるなど押しが強い。 【感想】奇妙なボーイ・ミーツ・ガールもの。あんな奇妙な女がいる?自分を拉致したムショ出男を愛するなんて。男は無害とすぐに見破ったのでしょう。愛は奇跡を生みますね。アイデアは秀逸。「あなたは世界一優しい男でハンサム」は優しさから出た言葉。女の愛情が男の殺伐とした心を癒し、殺人を思いとどまらせた。初めて無条件で愛され、ようやく自分の居場所を見つけた男。女の身上が語られないのは残念。人生に退屈しているのは明白。女は彼に何を求めたのか。最初は同情心から。徐々に彼の優しさ、心の弱さ、純粋さを見抜いたようだ。嫉妬も手伝い、母性をくすぐられたのだろう。車の運転できないし、恋には純真で、両親に反発しつつも愛し、粗暴で繊細、まるで子供だもの。女は自分を頼ってくれる人を欲していた。「かわいい駄目さ」は魅力がある。心に傷を持つ者同士は共感しやすい。冒頭トイレを探すシーンはギャグ?それともうまくいかない男の人生の暗示?。リアリティに欠けのが惜しい、いっそミュージカルにしたら。どちらかが自己犠牲を見せる場面があればよかった。四人いるのに三人しか映さない食卓シーンは興ざめ。ラストの銃撃シーンの3Dもどきもインパクト無し。写真は死後両親に送るものだが、誰が送付するのか。それに死ねばすぐに両親に知れる筈。やっぱりかわいいね。今後二人で成長してゆけそうです。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-10 13:37:38) (良:1票) |
《改行表示》72.《ネタバレ》 なんとなく、取っ付きにくい映画、映像もバイオレンス的な映画に思えるが、そんなことは無い。 見た目が、不良でセックスとドラッグが生き甲斐の男が何かをやらかすんじゃないか?という感じに見えるがこの主人公を、デブで眼鏡をかけたいわゆる『おたく』と置き換えてしまうと、以外にストレートな話で、イケメン版電車男という感じの話である。 それが、この見た目と雰囲気のせいで、すごく不思議な映画になっている。 最後もさわやかで、見終わってからの清々しさがある。 【シネマファン55号】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-19 13:10:04) |
71.《ネタバレ》 女性に縁のなかった30男の前に、勝手に自分を好きになってくれる女性が現れる男のファンタジー。…と普通ならありえない話なので、脚本や撮影にデフォルメ化の工夫が凝らされています。ビリーの登場からして独特で、なんとおしっこのエピソードで彼の人となりが紹介されます。「このトイレは使うな」と言われれば素直に従い、清掃中の公衆トイレに無理矢理入ったりもせず、限界に近いのに立ちションもしないという律儀な性格。ようやく入ったトイレで「俺のもん見ただろ」とブチ切れますが、幼い子供はち○こが大きいことにコンプレックスを抱き、大人になると小さいことにコンプレックスを抱くと言われており、立派なものを持っているのにこれを見られることを極端に嫌うビリーは、歳だけとっていても中身は子供なのです。ビリーが大きな子供である原因、それは両親にありました。ふたりとも100%の悪人ではなく、息子の奥さんを快く受け入れたり、お節介を焼きたがる面もあるのに、一方で息子のアレルギー体質のことも覚えておらず、ビリーやレイラがバレバレのウソをついても詮索しない。息子に対する関心が極度に欠けており、ビリーは30歳をすぎた今もこの両親を振り向かせるために必死です。人生ではじめて自分を無条件に愛してくれるのは両親なのですが、この愛情を受けられなかったビリーは自分が人から愛されるということをなかなか理解できません。そんな彼を辛抱強く待つレイラはまさに天使ですが、レイラはなぜビリーを好きになったのか?そのとっつき憎さから、多くの人はビリーの良さに気付く前に距離を置こうとします。しかし誘拐というシチュエーションにより、レイラはイヤでも彼を近くから観察することになります。またレイラ自身も変わり者で、ダンス教室でもみんながダンス用のウェアを着ている中、彼女だけは私服で踊っています。ふくよかな体型に何かを間違えたメイクと華やかな人生を送っていないことは察しがつきますが、ビリーはそんな彼女を捕まえて「奥さんになれ」と言い、また乱暴な態度の彼がレイラの見た目や性格について文句を言うことは一度もありません。これはビリーが一方的に愛情を受ける話ではなく、レイラにとってもビリーは人生で欠けていたものを補ってくれる存在であり、孤独に生きていた人生に突然現れた天使なのです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-06-18 14:54:53) (良:7票) |
70.《ネタバレ》 ベッドの場面を上から映している映像がよかった。 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-08 22:39:37) |
《改行表示》69.《ネタバレ》 トイレで「もう生きられない」と一人泣くビリー。そして見るもの全てが輝いてると言わんばかりにハート型のクッキーを買うビリー。この2シーンがとにかく印象的でした。あまり嬉しくないけど共感してしまいました。 正直終盤まではビリーの行動にイライラして何度も観るのを止めようかと思ったけど、最後まで観て本当に良かったです。 【Trunk】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-04 02:10:39) |
68.キライじゃないですね。後味がいい。微笑ましい終わり方っていうのはこういう設定でないとなかなか作れないかもね。主人公の両親により愛されずに育ったことが、何を言わんとするかの重要なエッセンスになってることが楽しげでもある。とてもスタイルがいい女とはかけはなれている?笑、クリスティーナ・リッチのやや太めな体型は狙ってそうしたものなのであれば、それもまた微笑ましく、最後にはいい演出だと思えている自分がいた。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-17 22:58:43) |
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67.《ネタバレ》 う~ん。なんでレイラがビリーに魅かれたのかはよくわかりませんし、家庭環境が悪いのを考慮するにしてもビリーは女性を誘拐した犯罪者ですからねぇ、なんだかね。まぁ映画としては好きなタイプの映画でした。ただ減点方式でも加点方式でも、あんまり評価が動かない映画ではありました。レイラとビリーのキャラはいい。 |
《改行表示》66.好き嫌い分かれる映画と思いますが、私は「好き」でした。 ダメダメで弱虫なくせに横柄で、でもなんだか憎めない、主人公の性格をものすごくうまく表現している思います。 見終わったとき、大感動ではなく気がついたらほんわかした気持ちでした。 【カルーア】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-22 11:52:23) |
65.クリスティーナ・リッチはポッチャリしてる方が可愛いですね。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-16 02:04:03) |
64.深夜放送で見ました。個人的には映像センスに斬新さは感じたものの、そんなに魅力的とは思わなかったし(ストリップバーのシーンは別!)ストーリーも終始淡々と進んでいった印象だったけど・・・・・。個人的にセリフ回しがツボでした!!(^^)特にトイレであの「オカマ●タ」に激怒するシーンと、食卓で父親とナイフを向けた、向けてないとケンカするシーン、巻き戻して何度も見ました(笑)この映画のセリフ回しにこんなにウケる奴は俺くらいのものでしょうが、あのシーンだけでも7点の価値はあるゾ(爆笑) |
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62.お前はグーンだ!グーングーングングングングーン♪ 【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-17 08:19:18) |
61.《ネタバレ》 怒りっぱなし、自己中な主人公に初めはどん引きしてたんですが、彼の両親が登場してからは、同情しちゃいました。 こんな両親に育てられたんじゃ、仕方がない。 そう思ってからは、一緒に過ごす女の子の目線で彼を見れるようになりました。 女性として、あんな男に気持ちが傾くのは理解出来る。馬鹿でどうしようもないんだけど、放ってはおけないって言えばいいのかな。 漫画的な(コマ割り)シーンが面白かったし、お父さんが歌を披露するシーンや、ボーリング場でのダンスシーンは変わってるけど、作品の中では違和感がなく、主人公の苛立ちや、両親の普通じゃない感覚を上手く中和してる気がします。とても印象的でした。 そして、発砲するシーンも、見事にギャロの策略にハマってしまい、頭の中真っ白になった後、乾いた笑いがこみ上げました・・・ギャロがこだわったであろう、これらのシーンや演出が気に入ったので、私は7点を・・・ 【プリシラ3103号】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-14 07:54:15) |
60.あ、思い返すと潔癖症ですね彼。そしてぽっちゃりの癖にやたら私の琴線に触れるクリスティーナリッチ。親近感沸いたのは自分が女性と接するのを極力避ける、言うなれば潔癖症(いや全然だけど)故なのかな?なのかな?と思いつつマッタリ最後までダラダラと。ストックホルム症候群ってこんなものなんですかねぇ・・?合間合間で「何この急転直下エレベーターアクション」と突っ込みながら見てました。ラストの流れ、スロー、無声、そしてイカス音楽撃ち抜いて締めかと思ったら・・そして真のラストへ。あれには少し空かされました。全体としては彼は愛に飢えてたんだなの一言に尽きます、以上。個人的にはラストの上に家族への写真を撮るシーンが入ります。 【HIGEニズム】さん 7点(2005-01-25 01:14:02) |
《改行表示》59.クリスティーナ・リッチに10点。ビンセント・ギャロにマイナス3点。 独特の雰囲気が長所であり短所であり・・・・。ストックホルム症候群の延長線上のような映画ですね。 【やぶ】さん 7点(2004-11-18 21:08:31) |
58.レイラが意味不明だけど、全体としては好きな作品です。面白かった。ラストがちょっとドキドキした。 【neozeon】さん 7点(2004-09-12 14:55:44) |