《改行表示》30.《ネタバレ》 要するに壮大なハシゴ外しということで。かの国は〝素材〟が豊富ですね。 映画と事実との間にはいろいろ違いもあるようですが、映画として見た場合、ミッションの消滅は仕方がないとしても、だからといって全員を抹殺しようという発想がよくわからない。たった31人ぐらい、バラバラにしてどこかの部隊に編入させれば済むような気もします。このあたりの説明がやや足りなかったかなと。また終盤になって教官と〝心の交流〟が生まれるのも唐突感があって不自然。最終盤の〝バス旅〟に至っては、浪花節すぎて逆に冷めます。 さて、わずかながら明らかになった事実によれば、抹殺云々ではなく待遇改善を求めた反乱だったとのこと。それらの経緯をすべて闇に葬ろうとした政権の判断のほうが、抹殺よりも恐ろしい気がします。もう真相究明は難しいかもしれませんが、もし新たな事実がわかれば、また新たな映画にもなりそう。ぜひそちらにも期待したいところです。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-06-29 22:51:34) |
29.《ネタバレ》 シルミド反乱事件、悲劇の真相。日本の自衛隊をはるかに上回る厳しい訓練で死刑囚を精鋭部隊に鍛え上げます。国に裏切られた彼らはバスを乗っ取りソウルへ突っ込みます、写実的で凄惨な市街地戦。えげつないです。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-02 23:37:45) |
《改行表示》28.'06.6/20 第1回鑑賞。'09.9/22 第2回鑑賞。結構楽しめる。俳優陣も個性があり、 いい配役。韓国らしくオーバーな表現、アクションもあるも最近の日本作品にはこれを凌ぐものあるだろうか、負けているのでは・・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2009-09-22 18:47:18) |
27.《ネタバレ》 映画冒頭の北がソウルのすぐそばまで来たので、韓国のほうも特殊部隊をつくる事になった、その経緯をもうちょっと丁寧に描いて欲しかった。最初のシーンはラストにつながるんだろうな、と思ってみていたので、こんな悲しいラストが待ち受けていようとは思わなかった。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-13 18:23:33) |
《改行表示》26.《ネタバレ》 人って普段キャラにはない、たまに見せる意外な仕草や行動に人間味があると思う。 指導官も訓練兵も3年間ほぼ一緒に島で暮らしてきた中で、立場を超えて互いに尊重しあうシーンはよかった。訓練シーンは戦争映画の中でもよくできてる方だと思う。だが、戦闘までのいきさつがあっさりしていたのが残念。もう少し葛藤があってもいいと思う。事実だったとしても、指導官と訓練兵という関係から互いに殺し合わなければならない関係に、人を変えさせる狂気がないから説得力に欠けた。またなんで行き先がソウルなの?展開からいえば、ピョンヤンに行って本来の任務を果たす方が自然でしょう。実際は部隊の待遇の悪さから直談判に行ったらしいが。いまいち事実と脚色が噛み合ってないような気がした。 【michell】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-27 22:52:03) |
25.あまりにも過酷な展開のために、共感する以上に圧倒されてしまった。見終えた後には、精神的に困憊してしまい、ぐったり。感動という言葉では生ぬるい衝撃を受けた。登場人物は男ばかり、あらすじだけ読むと非常に重厚な物語だが、脚本が上手い。実に自然で面白く、娯楽作のように素直に鑑賞でき、しかもそれでいて安っぽいメロドラマに堕しているということもない。重厚さと娯楽性の間で絶妙なバランスを保っている。138分という長さを感じさせない(いや、疲れましたが)良作だった。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-29 14:56:13) |
24.なかなか面白い映画。現実は違うようですが、教官と訓練生の目に見えぬ絆も良かった。ただ、残念なのは・・・バス内での長すぎるやりとり。どうも「さあ、盛り上げよう!」という印象を受けました。 【H.S】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-13 23:29:39) |
23.《ネタバレ》 う……うわぁぁぁん!(T□T)怖いよームゴイよー。実話なんてヤだよー。変に恋愛が絡んでないのが個人的に好きです。「甘いもの」が道路に落ちるシーンは泣けた…… 【えむぁっ。】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-10-30 18:30:29) |
22.韓国映画は、なんかいつも壮絶。実話ってトコがすごい。 |
21.この手の作品にしては個人的に珍しく7点。なかなか面白かったです。見ていて途中で不思議な気分になったのは何故かな〜っと、今思い出そうとしたけど、思い出せない。なんだっけ(笑)。◆結局、この死刑囚達にとっての本当の意味での人生、幸せってなんなんだろうなぁ・・・とか考えた気がする。話が、国家とか国際問題とか大きくなってるけど、結局は個人の生き方なんだよね |
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20.スピード感あふれる構成・展開、なかなかに見応えのある作品ですね。30年ほど前に、こんなことが隣国であったなんて、考えると恐ろしいです。私は、訓練兵たちよりも指導教官である空軍士官たちの心情の変化に感動を覚えました。ただ、本来ならばとてつもなく重苦しい物語が、かなり娯楽作品的に仕上げられていたのが気のなったかな?ノンフィクションは、フィクションよりもシンプルなのかもしれませんが…。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-06-08 00:52:35) |
19.近所のレンタルビデオ屋には何故か本作のDVDが1本しかなく、しかもこの半年ずっとレンタル中・・・。ってことで地上波での鑑賞。期待以上に面白かった。実話をベースにした話だけれど、映画化に当たっては矢張り多少の脚色はしているんだろうと思う。それでもこういうことが実際にあったということは衝撃的。役者陣もいい演技をしていたと思う。こういう作品で今の韓流メロドラマブームに刺してくれ、釘を。 【ばたあし】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-06-06 21:02:41) |
18.《ネタバレ》 鬼教官が買った甘いもんとは飴か…しかし人間ドラマとしてもおもしろいです。いいやつが切羽詰ると悪い奴に、現実にありそう。なんかやるせない、こんなこと現実に起こったとは脚色してるにせよ、うまいこと作ってある上に役者がいい味だしてていい映画 【マキーナ】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-06-05 23:19:36) |
17.《ネタバレ》 無理やりでも3年間目的に向かって努力させる。やらされる方はすっかりその気になる。一方的に目的をとりあげる。やらされた方はこれまで何をやってきたんだと思う。最後はもういらないから死んで下さいと言われる。死刑囚だろうが犯罪者だろうが、こんなに残酷に人を弄ぶことをよくやったなと。前半、集められた死刑囚たちが、最初はいやいや殴られながら訓練を行い、続けていくうちに達成感を味わい、やる気が出て更に努力を重ねていく。その経過がとても丁寧に描かれていたので、作戦が中止になった時の落胆ぶり、気が抜けてしまった感じがよく伝わってきた。そして、自分達が抹殺されることを知ったときの怒り、悲しさもよく伝わった。もっとも身につけた力も技も、人殺しのためのものでしかないし、仮に作戦が遂行され暗殺に成功したとしても、結局は抹殺される運命だったと思うので、訓練中の達成感も、准尉の激励も、結局まやかしに過ぎないのだけどね。 【mogu】さん 7点(2005-03-13 01:53:35) |
16.久々にパワーを感じる映画です。最後まで役者達の気合が伝わりました。訓練シーン等は結構リアルなので飽きずに観れました。 |
15.映画や漫画の中でしか考えられない話が現実に行われていたという事にまず驚きを隠せない。はっきり言って、時代背景を考慮しても、実行に移した権力者は単純で幼稚としか言いようが無い。一番の問題は、死刑囚の弱みにつけ込んで、自分の手を全く汚そうとしなかった点である。監督もそれが言いたいのだろうが。また、この映画を観ると計画が成功するとはとても思えないのである。根性だけで暗殺出来れば世話がなく、一番難しいのは無事に目的地まで行き、如何に目標に到達するかであり、それには高度な知識と状況判断が必要の筈である。”根性試し”はあっても教育するシーンは皆無であった。次に指導員が多すぎる。最初は一緒に戦うのかとも思ったが、それが違うとなれば味方同士で殺し合うことは目に見えていた。プロの兵士をそのままグリーンベレーの様に育てた方が速いだろうし、秘密を握る人間は少ないに越したことは無い。この映画は、結局役者の熱演に助けられたと感じる。どの役者も目がギラギラしており迫力に圧倒された。名前は分からないがなんとなく日本人役者と似ている俳優が多く、私は親しみやすかった。 【まさサイトー】さん 7点(2005-01-23 23:44:42) |
14.最初から一気にストーリーに引き込まれてしまっただけに、中間(作戦中止後)の中だるみが残念で仕方ない。歴史的な事実をもとにしているためか映画としてはラストに物足りなさを感じる。特殊部隊を中心に作品が構成されているため、国家の情勢、軍の上層部などが全く描かれていなかったことも物足りなさを感じる一因になっているものと思う。特殊部隊の隊員たちに感情移入できるよう多少は脚色してあるのだろうが、どうせなら隊員たち数名にスポットライトをあてて入隊までの経緯を細かく描写して徹底的に特殊部隊を中心とした感動ストーリーに仕立てるか、客観的な事実だけを前面に押し出して国家情勢の変動と交えてドキュメンタリー風にした方が良かったと思う。真に迫る演技を見せてくれただけに脚本の方向性が定まっていない印象を受けのがものすごく残念。 【北狐】さん 7点(2005-01-12 23:50:13) (良:1票) |
13.最近の韓国映画さすがですね。長さをまったく感じませんでした。しかしひどい話ですね。 【かじちゃんパパ】さん 7点(2004-12-27 08:35:05) |
《改行表示》12. 『初恋のきた道』と同じくらい、人が走っている映画を見ました。もっとも、向こうはかわいい女の子でこちらはゴツイおっさん達でしたが。 大杉漣&斉藤洋介あらため、ソル・ギョング&アン・ソンギお見事。アン・ソンギの重厚な演技、もう大好きです。訓練兵たちを思いながらも上からの命令には逆らえない状態で、ああいった行動に出たという苦悩が伝わってきました。 それにしてもこれが史実に基づいているというのは驚きです。ほんの40年位前のお隣の国で、死刑囚から暗殺専門の軍隊を作るなんていう小説めいたことがあったとは。 【暇人】さん 7点(2004-12-10 16:17:43) |
11.《ネタバレ》 狂気の中の正義などある訳がない。そして、あってはならない。引くに引けない狂気は、暴走してしまうからだ。時代の変化から置き去りにされた「命」ほど、哀しく、空しいものはない、そんな印象を受けた。「生きる」とは?。「命」とは?。「国家」とは?。「安全」とは?...。人柱となった彼等を、今、映画という媒体で「伝える事」ができた韓国の人たちにとっては、まぎれもない英雄だと思う。そして、まぎれもない、戦争の犠牲者である...。国に、時代に翻弄された31の命...。平和の尊さを知るには十分な作品である。 【sirou92】さん 7点(2004-12-09 01:31:07) |