8.《ネタバレ》 渥美清さん、いいですね~~。今風に言うなら天然キャラ?なヤマショウの素朴さと長門裕之演じる棟本との友情が素晴らしい。戦前・戦中・戦後の混乱を生き抜き、数々の修羅場を乗り越えた彼の最後を思うと切ないです。重くなりそうな題材を独特の軽快さで構成した野村芳太郎監督の手腕が光る一作でゴザイマシタ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-02-22 06:13:16) |
7.《ネタバレ》 悲劇の中で喜劇を見せる。チャップリンの映画に通じるものを感じた。他人が見れば辛い状況でも間違いなく山田は人生を楽しんでいた。それは性格や環境のおかげともとれるが、結果が全て。人生において何が大切かを改めて教えてもらった。 また戦後の山田と棟本の姿から天皇陛下への手紙で締めくくるラストは戦争への流れは戦いが終わっても続くという事を端的かつ痛烈にあらわす見事なシーケンスだった。 【ちゃじじ】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-03-01 02:27:51) |
6.戦争を賛美したのはこういう人たちだったということ。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-02-26 11:32:29) |
5.《ネタバレ》 2012.12/12 鑑賞。封切り時観たかったがやっと鑑賞出来た。一生懸命生きた男の幸せを感じながらのあっけない一生。食べること、仲間との触れ合い、友人との出会い、失恋から新しい恋の達成・・。ラストシーンの素晴らしさ、観客は物悲しくなるが、主人公は幸せ一杯だったろう。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-12-12 23:09:47) |
4.《ネタバレ》 この作品の良いなと思うところは、戦争というものを主軸にして描いてるのでなく、あくまでも舞台装置として扱っているという点ですね。その扱い方、軍隊や貧困を扱いながら爽やかな喜劇でまとまっているということが今ではとても新鮮に感じる。勿論メインは、ヤマショーと棟本の友情物語ですよ。これがもう実に微笑ましい。見ていて心洗われる。ヤマショーこと山田正助は、まさに自然児とでもいわんばかりのキャラで、飯が食いたいという理由で軍に残りたいと考えたり、そのために天皇陛下に手紙を書こうとしたり、棟本を喜ばせるために鶏を盗んできたり、恋心募らす中、いつのまにか結婚まで決めたような気になってたりと、その純粋さがたまらないんですよね。そんで、棟本はそんなヤマショーにいつも常識という名のツッコミを入れる。男の友情の、一つの美しい姿。そしてまた、ヤマショーを演じた渥美清のナチュラル演技のすばらしさも光る。それは演技というより、まさに山田正助という純粋無垢な男が現にいたんだと、そんな風にすら感じさせられます。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-08-17 17:33:07) |
3.《ネタバレ》 この作品とハナ肇の馬鹿シリーズを足して2で割ると「寅さん」になる。間違いない。 |
【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-13 20:57:50) |
1.渥美清はこの時35歳ですか。昔から寅さんの風貌そのままですね。演技も素晴らしい。長門博之が若い。まだ20代ですかね?他にも、藤山寛美、山下清、西村晃など懐かしい顔ぶれが(敬称略)。とても楽しめました。 でも、これって続編にどうやって繋げてくのでしょうか? 【T橋.COM】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-05-23 22:21:55) |