豚と天国のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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豚と天国

[ブタトテンゴク]
CAIDOS DEL CIELO
1989年ペルースペイン
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2004-07-14)【番茶】さん
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3.ユニークなタイトルにつられ見たわけですが、コレは掘り出し物と言ってよいのではないだろうか。自ら入る墓に全財産を注ぎ込む老夫婦の話、豚を太らそうと孫をコキ使う盲目の老女の話、顔に傷があるラジオのDJの男と謎の女とのラブストーリー …3世代3様のエピソードを絡ませながら、最後には墓オチで着地させるという風刺に満ちた物語。どれもこれも救いようのないお話しですが、ラテン系特有の楽天主義も垣間見え後味はさほど悪くはない。(大人の寓話と言えばよいかも) ペルーといえばフジモリ大統領で有名になった国で、この当時、激しいインフレと失業で危機的状況に追い込まれていた記憶がある。監督はフランシスコ・ロンバルディ。当国ペルー(スペインか?)ではきっと名のある監督さんなんでしょう。
光りやまねこさん 7点(2004-08-19 10:28:00)
2.考えてるな~と思いました。でも、なんて愛せない登場人物なんだろうUu すごいよ。
魚弱さん 7点(2004-07-26 02:35:35)
1.《ネタバレ》 金持ち、普通、貧乏人…平行して語られる三者三様の生き様が、最後にお墓で結びつく。
「お墓に入ればみんな一緒」ではなく、「お墓の形状」から「死に対する考え方」もが階級によって違うのだ…というラストは面白い。
安直な人道主義を振りまく男が試練に立たされてあっけなく崩れ去っていったり、普段粗暴な少年より理性的な少年の方がいざとなると残虐であったり、色々人間観察が巧みだなぁ…と感心させられました。
リアルな描写ながら、唐突に「えっ?!」というようなシュールなシーンが登場する感覚は、流石、南米文学に共通するものがあります。
番茶さん 7点(2004-07-20 21:35:24)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
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800.00%
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