怒りの用心棒のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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怒りの用心棒

[イカリノヨウジンボウ]
(復讐のダラス)
The Price of Power
(Il prezzo del potere)
ビデオタイトル : ダラス・ブリット/怒りと復讐の果て
1969年スペイン上映時間:108分
平均点:5.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
アクションドラマウエスタン
新規登録(2004-10-27)【ハイラムK】さん
タイトル情報更新(2015-04-05)【アングロファイル】さん
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監督トニーノ・ヴァレリー
キャストジュリアーノ・ジェンマ(男優)ビル・ウィラー
ヴァン・ジョンソン(男優)ガーフィールド大統領
フェルナンド・レイ(男優)ピンカートン
ベニート・ステファネッリ(男優)ジェファーソン保安官
アントニオ・カザス(男優)ウィラー
音楽ルイス・エンリケス・バカロフ
撮影ステルヴィオ・マッシ
編集フランコ・フラティチェリ
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1.《ネタバレ》 いやぁ、まさかマカロニウェスタンで政治劇が見られるとは思いませんでした。ガーフィールド大統領暗殺事件と思わせておいて、実はケネディ大統領暗殺に材をとり、なかなか渋い政治ドラマを展開しました。
本作の面白い点は、主人公のビルは、あくまで父や友人を殺された復讐として敵を追っています。彼から狙われるピンカートン一派は、伝統的な南部の価値観を遵守しようとする保守派で、州知事や保安官も一枚噛んでいます。そして大統領や側近のマクドナルドは、もちろんアメリカという国の行く末を視野に入れて行動しています。こうした価値観の違い、個と公との視点の違いが、全編にわたって物語を支配しており、そこから生まれてくる齟齬や腹の探り合いが面白い。ある時は対立しまたある時は手を結ぶという展開は、マカロニらしいと言えるでしょう。
もちろんそれだけではなく、アクションも適度に盛り込まれてあります。ただ、主役であるジュリアーノ・ジェンマの見せ場は、意外と多くありません。ここでのジェンマは、あくまで「主要人物のひとり」という立場です。しかしそれが逆に、物語に厚みを持たせています。彼を助ける新聞社の2人もいい味を出していました。なかなか見ごたえのある拾いものです。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-03 19:49:17)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4133.33%
500.00%
6133.33%
7133.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

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