35.《ネタバレ》 ビジュアル的には時代を感じさせるものがありますが、特筆すべきは作りこまれたセットや装置です。潜水艇は今の眼から見ても洗練されたデザインであることには驚かされますし、秘密基地(?)内の機器類や縮小化の過程などディティールへのこだわりは素晴らしいものです。人体にいられる時間が60分なので映画内の時間経過とほぼシンクロさせて、人物の背景描写や設定説明をばっさり省略しているのは、ある意味いさぎよいかなと思います。ラクエル・ウェルチの胸をみんなでよってたかって揉みまくるシーンは、ほんと名シーンでした。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-31 10:41:37) (良:1票)(笑:1票) |
34.《ネタバレ》 子供の頃TVでわくわくしながら観ていましたね。理科の授業や教科書や理科室の人体模型を見るよりはるかに自分の体内にも存在する小宇宙を実感しました。進路を外れて心臓を通る事になったり、手術室のハサミなどのアクシデントもよく計算されていたと思います。体内の様子が神秘的で幻想的で、そして誰とでも気軽に楽しめる娯楽エンターテイメントとしても今観ても十分面白い。体内に残してきた潜水艇はあのままでいいんですか?とかツッコミどころもあるのですが、CGも無い40年以上も前に作られた本作も映画史の中の記念碑的作品の一つだと思います。 【とらや】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-03-21 16:14:19) (良:2票) |
33.ハサミを落とした看護婦とそれを叱った医師の会話。是非ともこうなって欲しかった想像編。《チャリーーン》と看護婦がハサミを落とした音に始まって・・(・・て、この時点で耳の中のミクロ隊員たちは既にパニック状態なんだけど・・) 以下、看護婦・・・「すみまっせん!」医師「こらー!」(やばい喋るなミクロ隊員たち大ピンチ!) 以後また看護婦「すみまっせん!」医師「ばかやろ シィッだぞ!」(やばい ミクロ隊員たち尚ピンチ!) 以後もずっと続く看護婦とそれを叱った医師の会話。「すみまっせん!」医師「こら喋るなっ!」看護婦「はい、すみまっせん!」医師「わかったから黙れ 喋るな!」看護婦「はい、すみまっせん!」医師「こらあ!」(って、この頃にはもうミクロ隊員たちは全員気絶寸前 耳の中 大ピンチ!)それでも以後延々と続く看護婦とそれを叱った医師のやりとりに 非常に傍迷惑な思いを味わってしまったミクロ隊員たちとあの博士。 【3737】さん 7点(2004-11-05 22:20:09) (笑:2票) |
32.《ネタバレ》 子供の頃に、ワクワク・ドキドキ・ハラハラしながら観ました。いま思えば、「体内を冒険する」という発想、素晴らしいですね。心臓が鳴る前に通り抜けられるか・耳の付近を通過中にハサミを落として大騒ぎ・博士が白血球に食べられるなど、見どころ満載で最初から最後まで目が離せませんでした。もちろん、今の大人が初見で楽しめるクオリティではありませんが、名作であることには変わりないと思います。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-04 19:30:50) (良:1票) |
31.《ネタバレ》 なによりもまずミクロ化した人間が人体に入っていくというアイデアをこの時代に見事に映像化していることが素晴らしく、人体内部の表現がいかにも手作り感のある「特撮」という感じがいい。脚本もよく出来ており、心臓を通り抜けるシーンや、肺から空気を集めるシーン、中でも内耳でのシーンでの緊張感はすごく、ハサミ1本落ちた音の影響で衝撃が耳に伝わる展開がハラハラものだし、抗体や白血球の攻撃をうけるシーンもスリリングで見ごたえじゅうぶん。一応政治的背景がありながらも、そこを全く掘り下げることなく、あくまでミクロ化して人体の中を冒険する娯楽映画であることに徹しているのが潔い。1時間のリミットが設定されているが、ミクロ化してから映画が終わるまでがちょうど1時間ほどなのもリアル。ミクロ化して人体の中へというと個人的に「ウルトラセブン」の「悪魔の住む花」(10代の松坂慶子がゲスト出演。)を思い出してしまうが、あの話はモロにこの映画の影響をうけているのだろう。人体内のセットが似ている気がする。 【イニシャルK】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-22 18:19:54) (良:1票) |
30.驚き桃の木山椒の木、どこからどうしてこのような発想ができるのだろう。そしてまた目から脱出というのも・・・。科学的な世界と幻想的なものとの融合が何とも言えない。小さくなるのは時間がかかるけど元に戻るのには時間がかからないのか。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-11 21:21:53) (良:1票) |
29.《ネタバレ》 やはりこの時代にこれを創ったのは凄いですよね! 管制室のタイムリミットの時計が小学校の運動会の得点表みたいなのは笑いましたけど。 まぁほかにもツッコミどころが満載ですが、だれも見た事がないものを見せてやろう!って心意気がうれしいじゃないですか! 医学的な知識を散りばめながら、船の中の人間関係や船外(体内)の危機で緊張感をもって楽しませてくれました。 あとは体内に置き去りにした船の始末と反逆者の疑惑の顛末をしっかり描いてくれてればもっと満足度が高かったんですけどね。 (一応『そーなのかな?』ってのは推察できるんですが、ここまでこの物語を引っ張ってくれた大事な要素なのでしっかり見せて欲しかったです) 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-16 07:36:15) (良:1票) |
28.《ネタバレ》 映像的には古いのはしょうが無い。 特に、この映画に限らず、多重露光している部分というのは、退色が激しい。 しかし、アイデア的にはすごく面白い。怪獣映画に見られるように、縮小化という大事な一つの嘘をうまくつくために、他の部分に周到な正確さを以て描いている(と思われる)。医学的なことは解らないが、異物を抗体やら、白血球が攻撃するところとか、赤血球が酸素をを補給するところなど、自分くらいの知識にはちょうどいい。 わずかに、これはどうよ?と思わせるのは、クルーの中にいる反逆者は誰?的な要素で、ちょっとお決まりでしかも捻りもない。 後、脳内に置き去りにされた艇は、完全に白血球が消滅できるのだろうか?なにより、核物質をおいてきて大丈夫なのか?というくらいか? 最後、涙に乗って出てきたクルーが大きくなるところで、音楽の中に鐘の音が鳴り響いたときに、12時になって魔法が解けたシンデレラのようだ、と思った。シンデレラも、ある意味「ミッション」だものな。 これは、現代科学と医学の最新の情報を使って、リメイクしたものを見たいと思わせる傑作だった。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-13 19:14:08) (良:1票) |
27.《ネタバレ》 脳の中に残された潜水艇やレーザー銃は大きくならないのだろうか?それとも白血球がやっつけてくれたのだろうか?誰か他のレビュワーさんも指摘されていると思いますが、もし大きくなったら、「スキャナーズ」みたいに脳が破裂してしまう。怖い・・・ でもさすが、古典。面白くできてる。小さくなったら、細胞が一つ一つ見えるんですね。学校の授業での疑問が解けました。色んな意味で面白かった。知的な映画だ。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-12 15:46:02) (良:1票) |
26.《ネタバレ》 もう、何回観たか分からないんだけど、今回初めて気がついたことがありました。 犯人が誰かは、皆さんおっしゃるように消去法でも、あるいは配役でも(二度死ぬは、007の中でも好きな作品なのでw)、すぐ分かるんですが、それがはっきり分かるシーンが……。 肺の中で、人体の働きに感嘆し、「深遠な意志(=神)が働いている(奇跡だ)」と感嘆するのが、一応ソ連のスパイかも知れないということになっていたデュバル、それに対して「奇跡ではなく、5億年かけて進化した単なる気体の交換だ」と冷笑的なのがマイケルズ。(台詞の順番が一部逆ですがまとめました) もう、ここで英米の観客には、誰が本当のスパイかまる分かりなんですね。というのも、当時の一般的な考えでは、社会主義者=唯物論者=神を一切信じない人々 ということになってましたから。 キリスト教の牧師が平然と左翼系の団体に参加したりする日本人の感覚では、ちょっと分かりづらいんだけど、改めてなかなか上手でさりげない伏線のはり方だと思いました。 あと、ラクエル・ウエルチに大半のシーン、身体のラインがはっきりするウェットスーツを着せたサービス精神は、好感度大幅アップです。w 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-02 11:19:54) (良:1票) |
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25.《ネタバレ》 何度もテレビでガキの頃から見た映画なんだが、今見ても面白さはかわらない。映像はもちろん古くストーリーも突っ込みどころ満載だが、最後の目から救出される場面をはじめとして忘れられないシーンが多い。 それになんと言ってもラクエルウェルチ。その美貌とパーフェクトバディは永遠に色褪せない。ガキの頃は気づかなかったが、この映画を当時見ていた大人は内心ニヤニヤしていただろうね。ラクエルウェルチを見るだけでもこの映画いいと思う。 【パオ吉】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-27 01:23:44) (良:1票) |
24.子供の頃に何度も何度も観た。SFアドベンチャー的な雰囲気が最高に面白かったし、人間の体の仕組みがよく分かって非常~にためになった。 【えいざっく】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-03-16 17:56:08) (良:1票) |
23.《ネタバレ》 この映画と「2001年」はSF界の両巨匠の(この映画はアイザック・アシモフ)原作による途方も無く金と時間のかかった映画と言うことで公開もどんどん遅れるし,前評判も高かったけれど,こちらの作品は「空想旅行」とかの名前である程度の筋書きまでついて紹介されていました。そのときに「どうして質量も小さくできるのか?」と言う自然な疑問にも何とか言い訳がされていました。現在ならV.Rとか利用したマイクロマシンとかの手法も思いつきそうですが,それでは冒険にならないし女優の使い道も限定されるからやはりこの映画化が正解でしょう。日本では映画封切り当時には両作品ともに大きな評判にはなっていません。SFものが一般の評判になったのは大阪万博の後あたりからだったと思います。ほとんど何もしていないように見えた将軍が最後の場面で適切な判断を行ってみせるところは後の多くの映画でもよくみかけるようです。 【たいほう】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-08 16:49:20) (良:1票) |
22.往年の名作と呼べる作品ですね。当時のハリウッドは考え方も柔軟で、アイディアも次から次へと出てきた中、幸運にも面白くまとめられた作品という感じです。ちなみに“決死圏”という単語をこの映画のタイトル以外で耳にしたことが無いのですが…。 【金子淳】さん 7点(2004-07-18 14:14:23) (良:1票) |
21.この邦題、よくつけたなーと思う。原題よりいいんじゃない? 【ネフェルタリ】さん 7点(2004-06-27 10:24:54) (良:1票) |
20.とってもおもしろかったです。小さい頃、家にあった「人」の図鑑が大好きでよく見ていて、血管の壁が「なんだかスジコみたいだなぁ・・」と思っていたのを思い出しました。昔の映画とはいえ、今見てもこの斬新な映像は多いに楽しめるので良いですね~。過去にもこの先にも、白血球につぶされて死ぬ人間なんてあの人だけなんじゃないでしょうか?? ある意味貴重ですねぇ。。てか、ハサミを落としたあの看護婦!もうちょっと申し訳なさそうにしろよ~~笑 【akoako】さん 7点(2004-04-01 08:54:28) (良:1票) |
19.今見ると、さすがに古く映像的にはしょぼいんだろうけど、 それでも内容的にはまさに正しきSFアドベンチャーって感じの映画で娯楽映画としての面白さに不足なし。ラクエルウェルチの無駄に悶える(無駄じゃないけど)サービスシーンもばっちりで、このあたりは水戸黄門における由美かおるの入浴シーン同様、B級娯楽映画にはかかせないサービスだと言えましょう。 【あばれて万歳】さん 7点(2003-12-06 12:31:38) (笑:1票) |
18.人体は神秘的な小宇宙、その体内冒険旅行ををハラハラドキドキさせながら見た子供の頃のインパクトは大きかった。今見ると矛盾点もあるが、40年近く前の映画だと思えば素晴らしい特撮技術やセットだと思う。白血球や免疫細胞などの攻撃を、CGを使わずにここまで見せてくれたアイデアがすごい。 【キリコ】さん 7点(2003-11-16 14:48:10) (良:1票) |
17. 手塚治虫が”人体内の探検”を初めて発表したのは1948年の「吸血魔団」です。その後「アトム」でセルフ・リメイクしたとの事。手塚先生、ちょっと先取りし過ぎ!ところで…本作ですが、美術をシュールレアリスムの画家サルバトーレ・ダリが担当しただけあって、今日の視点でもチャチではない秀逸な体内描写だと思います。ただ、難点を挙げれば…プロテウスは結局体内で白血球に喰われますが、完全に消滅した訳ではないとすると、タイムリミットを迎えた途端に巨大化するんじゃ?それは言わないお約束…なんですか?ココがどうも初見時から釈然としないもので、個人的に3点マイナス! 【へちょちょ】さん 7点(2003-01-10 01:30:47) (良:1票) |
16.小学生の時テレビで見て、人間の体の中に入って治療するという発想のすごさに驚き、耳のあたりにいる時に、ハサミを落してしまうシーンではドキドキしました。今でもテレビでやるたんびに見ています。 【まみこ】さん 7点(2002-12-28 00:12:58) (良:1票) |