キング・ソロモン(1950)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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キング・ソロモン(1950)

[キングソロモン]
KING SOLOMON'S MINES
1950年上映時間:102分
平均点:6.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
アクションアドベンチャーロマンス小説の映画化
新規登録(2005-03-29)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2020-06-24)【イニシャルK】さん
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監督アンドリュー・マートン
コンプトン・ベネット
キャストスチュワート・グレンジャー(男優)アラン・クォーターメイン
リチャード・カールソン(男優)ジョン
デボラ・カー(女優)エリザベス・カーティス
ヒューゴ・ハース(男優)
原作ヘンリー・ライダー・ハガード
撮影ロバート・サーティース
配給MGM
美術セドリック・ギボンズ
編集ラルフ・E・ウィンターズ
録音ダグラス・シアラー
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4.《ネタバレ》 ハッキリ言って、ストーリーは面白くない。
意地っ張りの勘違い女は見ていて腹が立つし、悪夢にうなされているもんだから彼女の中にきっと何か心配事や抱え込んでいるものがあるのだろうとか想像したりもしましたが、ザクッと髪を切ってササッと水を浴びたらケロッと治っちゃうし、おまけに彼女の心がアランに傾いていく過程の描写もハンパなもんだからラストの二人の後ろ姿を見てもスッキリしない。また、何処となく現れた土人が王になり彼に見送られてサヨウナラってのもご都合主義的にしか思えませんでした。
とか何とか言いながらもそこそこの合格点をあげちゃうのは、ロケーション撮影の素晴らしさ故に他ならないのですが、とにかくもう、サバンナの野生の動物たちとの絡みが凄く、実際にライオンなどの猛獣との鉢合わせシーンの多さに驚きました。
よくありがちなのが、動物と役者を別々に撮った映像を繋ぎ合わせ、あたかも本当に鉢合わせしているかのように見せる方法なのですが、この映画では俳優の身代わりを立てることがあるにしても、ほとんどのシーンで両者をワンショットの中に収め本当にニアミスの状況を撮っているのが凄い!
中でも特筆すべきは、山火事で慌てふためく動物たちが向かって来るシーンで、あれだけの大群が一斉に走り回る状況はほぼリテイクは不可能だと思われるので、一発勝負のワンテイクで撮ったと考えるのが妥当でしょう。という事は、藪の中に潜んでいた役者たちも影武者と交代する間もないとなれば、彼らも動物に踏まれながらの決死の撮影であったに違いありません。
また、話が進むごとに複数の部族が次々と出てきましたが、どの部族との絡みでも皆しっかりと演技をしていて、全員に撮影というものを理解させる努力を考えると非常に良い仕事をしているなという印象です。
これだけの作品なのだから、当然スタッフの中には動物に襲われて怪我をした者もいただろうし、病気で途中離脱した者もいた事でしょう。点数のほとんどは彼らの労力と苦労に対してと言っていいくらいです。
余談ですが、土人との通訳役の人はカメラが回っていない時にはスタッフとの橋渡し役をやっていただろうとか、また献上品として鹿と塩を持参していたやつも本当に撮影の謝礼としてプレゼントしたんだろうとか、いろいろ考えてみると楽しい映画ですね。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 7点(2013-01-13 18:36:06)
3.現地の大自然や野生生物、部族の伝統的な暮らしぶりに触れながら、
野を越え山を越え、アフリカの大地を徒歩で横断する、超異色の映画。
アフリカの特産品を紹介する映画?
アフリカの描き方としてはこれ以上ないくらいベタなんだけど、
そのベタなアフリカの持つ迫力に圧倒される。
素手では勝ち目がないような猛獣。大草原を駆けるケモノの大群。
安易な作り物では断じてない、リアル部族のすごすぎる身なり、家屋、音楽、舞踊。
武器を持ち話も通じない部族の集団に囲まれる恐怖。
つーかどーやって撮ったんですかコレ的な。
部族こわすぎ。開拓民も苦労してんだなぁ。
エリザベスのツンとした所がカワイイ。
さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-30 11:21:48)
2.映画の冒頭(最後だったかな?)、撮影に協力したアフリカ各国への謝辞が出るんですけど、正に「国」を挙げての協力体制がこのロケを可能にしたんだなぁと納得。雄大なアフリカの風景を捉えた総天然色が美しく、撮影の安全性と動物保護の観点から、現在では到底撮影不可能だと思われる危険なシーンが満載。この迫力は「ジュマンジ」なんかの比じゃありません。CG映画では味わえないスリルを存分に満喫できます。この作品では、大して活躍しないアラン・クォーターメインもデボラ・カーの美貌も脇役。「本物」を捉えた映像こそが主役です。冒険映画かくあるべし、7点献上。
sayzinさん [地上波(字幕)] 7点(2005-12-17 00:01:15)
1.《ネタバレ》 古い映画だからテンポ悪くて苦手な感じかなぁ~と勝手に思い込みながら見ていたのですが意外とハマってしまった(笑)エリザベス・カーティス役のデボラ・カーも綺麗な人でしたし、必要以上にアランとの絡みがなくて不快感がなく良い。次から次へと獣や虫、爬虫類が現れてドキドキしながら見ていた。生まれたてのワニが印象になぜか残っている(笑)撮影のロバート・サーティースはさすがアカデミー賞を受賞しただけのことはあって映像が綺麗でした。そう言えば「リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」でアラン・クォーターメインの役をショーン・コネリーが演じているみたいですね。ラストの終わり方が妙にシンプルで古い映画独特の雰囲気を感じとれました。オリジナルの1937年版のと再リメイクの1985年版も興味が出てきたので機会があれば観賞したいです。
マーク・ハントさん [地上波(字幕)] 7点(2005-08-05 05:47:24)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
2116.67%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7466.67%
800.00%
900.00%
10116.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review3人
2 ストーリー評価 5.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.66点 Review3人
4 音楽評価 5.00点 Review3人
5 感泣評価 4.00点 Review3人
chart

【アカデミー賞 情報】

1950年 23回
作品賞 候補(ノミネート) 
撮影賞ロバート・サーティース受賞カラー
編集賞ラルフ・E・ウィンターズ受賞 

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