1.《ネタバレ》 最初、『猟奇的な彼女』のやさしいバージョンなのかなーって思って見てました。でもその認識は学生時代で終わり、早々にシリアスな展開に。特に心に残るシーンは、イヤなことはしてあげると言う夫に対して、死ぬことがわかってる妻が、生まれてくる赤ちゃんのオムツ替えやミルクをお願いする。まるであなたが全部やってというように… でも夫も病気の事実を知っているという… 自分の死後の夫の身を案じる妻の想い、なんともいえない切なさがたまりませんでした… 感動するシーンも多かったのですが、なんだか盛り沢山すぎたような気がします。学生時代、卒業しても一途な想い、結婚、病気とストーリーの波が多かったような。テレビドラマで長期ならよかったかもしれませんけど、映画なら前半の結婚までだけか、後半の病気の妻との愛だけにしたらもっとはまり込んでいけたかも。それだと『ラストプレゼント』にはなってしまいますが。私はパク・ヘイルさんの想いが通じたときに、うーんよかったーってジーンとした気持ちになって、チラッと時間を見たらまだ半分… えっここでまだ半分しかたってないの?まだここから続くの?って感じでした。