2.《ネタバレ》 アクションの古典的な手法のスローちっくな長回しは、
最近の早回しや手ぶれやサブリミナル多用とは違いすごく安心感。
音楽も決闘シーンでかかるフラメンコでのれます。
特に今、トリノオリンピックのフィギュアなど見てるものだから楽しい。
かなり音楽は大きくて派手ですが(ジェームズ・ホーナー)好きですね。
勧善懲悪もののどこが面白いか面白くないか、
私的には主役ばかりが目立たずに悪役も活躍しなければいけないこと。
できれば悪役の方が活躍してヘタレ主役がそれでも勝つというのがいい。
このヘタレというのもただのヘタレではいけません。
ここがスパイダーマンと同じようないい理由があるのです。
ゾロは素顔を見られてはいけない・・
ところがマスクを取られた一瞬のスキを見られるのです。
その組織は味方か敵か?
そして家出したキャサリンは悪役貴族の魔の手に落ちるのか??
子供にだけは素顔を見られないようにしたいゾロ。
後半は(うわ~最近では珍しいアメリカ万歳を嫌味に描いてない映画だ)
と思いました。
やはりこういった西部劇のような背景演出はいいです。
総括して例えれば・・
今のアメリカを理想的に表現した映画。
今回気をつけて見た字幕でやはり変なところはあった。
やはり牧師と神父をごっちゃにしていた。
牧師がワインを飲んでいる?でもマリア像が教会にある・・神父でした(泣)
たのむから「ダ・ビンチ・コード」でそれはやめてほしい・・
この神父も大活躍しちゃいます。
悪の組織も二重展開で楽しめるし、
だいぶ前の作品「ファイト・クラブ」と同じこともしています(爆)
この悪の貴族がなかなかよい個性で、
冷酷無比なのに義はつくすみたいな・・
悪い奴を殺すのも「魔宮の伝説」みたいなシーンがあるし、
後半は「最後の聖戦」のリバー・フェニックス状態(笑)
ここのトルネードという馬の使い方が面白い。
このトンネルのシーンだけでも点数アップしたいツボです。
あと蛇でも出ればまんまインディ・ジョーンズでしょう・・
「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」のまんまじゃないかというシーンもあり。