1.《ネタバレ》 邦題が少しばかり???なとこを除けば、総じて楽しめたと思います。中でも、エレベーターを使って逃げまくるシーンが特に好き。針を動かせばエレベーターそのものを動かせるという発想がばかばかしくて面白い。釘をたたいて針を1階まで来れなくすれば降りてこられなくなり、振り切れば空めがけて吹っ飛ぶという下らなさ。また、最初は人間だと思っていたらマネキンで、インディアンのマネキンかと思いきや今度は本物の人間だったりと、単純な一発ギャグの寄せ集めではなく、ちゃんと繋がりがあるところがいいですね。
ちなみに、中盤あたりで馬の蹄鉄を放り投げたのは「蹄鉄を後ろに投げれば福が来る」という迷信をもとにしたプロットらしいです。
この作品でキートンを初めて見たのですが、キートンって端正な顔立ちをしているんですね。