イゴールの約束のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
イゴールの約束
[イゴールノヤクソク]
La Promesse
1996年
【
ベルギー
・
仏
・
ルクセンブルグ
】
上映時間:93分
平均点:
6.62
/
10
点
(Review 8人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
)
新規登録(2005-12-23)【
sayzin
】さん
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監督
ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
キャスト
ジェレミー・レニエ
(男優)
オリヴィエ・グルメ
(男優)
脚本
ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
撮影
アラン・マルクーン
製作
ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
配給
ビターズ・エンド
字幕翻訳
寺尾次郎
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4.
ざらざらとした質感がそのまま伝わるような映像、息遣いもざらざらしている。厳密にはイゴールは約束していない。後から約束と見なしたのである。そこには父親からの指示でもゴーカートの遊戯でもなく、自らの意思による立場の表明、価値観の選択があったのである。
【
Balrog
】
さん
[映画館(字幕)]
7点
(2012-09-24 23:54:19)
(良:1票)
3.
《ネタバレ》
物語が進むにつれて父親とイゴールの結びつきの強さが明らかになります。そして同時に違和感を覚えます。それは親子に距離感が無いから。お揃いの指輪、刺青、カラオケでデュエット熱唱。年頃の息子と父親の関係とは思えない。一心同体。血肉を分けた子ですから、父が息子を同一視する心情は分かります。それは愛情でもある。ただし、本作のケースは度を越えています。父にとって息子は、今も幼い子供のまま。コミュニケーションの取り方ひとつ見ても、それが伺えます。しかし父は子を縛っていることに気付いていません。それは息子にしても同じ。いや、気付いていないというより、甘んじていると言うべきか。束縛は苦痛ではありません。面倒な選択と決断をしなくていいなら楽なものです。しかし、少年はそれを“よし”としない生き物のはず。従順だったイゴールの反発。それは父と共有してきた価値観の放棄を意味しました。そのきっかけは“死”。自分が関与した人の死は、彼に大きな衝撃を与えたでしょう。その圧力が束縛を切る力に転化したのではないか。そしてキーとなるのが、死んだアミドゥの妻の存在。幼子を抱えながら凛と振舞うその姿は、あるべき母親像そのもの。イゴールが自身の母を彼女に重ねたと想像するのは難くありません。そういえば彼女に抱きついたイゴールは、まるで母に甘える子供のようでした。母親不在の状況が父子の濃密過ぎる関係を構築し、仮初めの母が息子の自立を促したと見てとれます。そうだとすれば興味深い。イゴールが自立のために払った代償はとてつもなく大きいものでした。しかし、もし“今払わなかったら”と考えるともっと恐ろしい。
【
目隠シスト
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
7点
(2007-05-28 18:14:50)
(良:1票)
2.
イゴールの勇気は素晴らしいけど、本当にあれでよかった?
【
将
】
さん
[地上波(字幕)]
7点
(2009-09-14 21:15:36)
1.
主人公は十代の若者であるが、この映画は決してそこに執着はしていない。
何が人を育て、何が人を動かし、何が人を変えていくのかを、切々と描いている。
つまり彼らは、人間の性善説を強く信じているのだろう。
【
xxx
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2009-08-17 22:57:22)
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【点数情報】
Review人数
8人
平均点数
6.62点
0
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1
0
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2
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3
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4
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5
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12.50%
6
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25.00%
7
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50.00%
8
1
12.50%
9
0
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0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
10.00点
Review1人
2
ストーリー評価
7.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
6.00点
Review1人
4
音楽評価
6.00点
Review1人
5
感泣評価
6.00点
Review1人
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