夜ごとの夢(1933)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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夜ごとの夢(1933)

[ヨゴトノユメ]
1933年上映時間:64分
平均点:5.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1933-06-08)
ドラマサイレントモノクロ映画
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監督成瀬巳喜男
助監督渋谷実(監督補助)
キャスト栗島すみ子(女優)おみつ
斎藤達雄(男優)水原
吉川満子(女優)
坂本武(男優)船長
大山健二(男優)船員
仲英之助(男優)医者
飯田蝶子(女優)女将
原作成瀬巳喜男
脚本池田忠雄
作曲古賀政男「ほんとにさうなら」
配給松竹
美術浜田辰雄(舞台設計)
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1.《ネタバレ》 成瀬の映画を観て、よし明日から力強く生きよう、と励まされることはまずない。励まされるというより、愚痴を聞いてもらう気分に近い。出てくる男も、だいたい生活力がなさそうだが、これの斎藤達雄などその最たるもの。ダテなヒゲをつけてるところが、ますますダメソー感を強めている。子どもの亀のオモチャのマネしたりしてる。その彼がやっぱりダメだった、という、弱虫! いくじなし! で終わる話だ。その彼が人生で唯一楽しんだ草野球の場が、みずみずしく素晴らしい。ちょいと遊んでおいでな、と放り上げるみかんが野球のボールになるという、『2001年』を先取りしたようなツナギで入ってくるシーン。振り返ればどうしようもない人生だったけど、あの子どもと遊んだ一日を楽しめたならそれでいいか、と思っちゃう。どうも力強く生きられないんです、と愚痴を言ったら、いやいや、こんな男もいるよ、と答えてくれたような映画。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2010-10-28 10:17:49)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.50点
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4150.00%
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600.00%
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