6.しごく普通な映画だが、これほど感動的な「蛍の光」は聴いたことがない。 【かんたーた】さん 7点(2004-05-18 21:53:14) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 三船と志村喬の絶妙のコンビ。 黒澤さんの映画の大黒柱だ。 今の日本映画は、人間の微妙な綾を描こうとするが、 黒澤さんは、ドラマツルギーを成り立たせるために、 分かりやすいキャラ設定で挑む。 だから人間賛歌の物語も、分かりやすく面白い。 今の時代、こんな分かりやすいキャラではバカにされるかもしれないが、 それでも黒澤さんだけの芸当にしてしまうのは惜しい。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-06-02 09:32:48) |
4.《ネタバレ》 人間性を問う黒澤作品。「良心とは?」「嘘でもおもしろければ正義か?」ということを、エンターテイメントとして(ここが超重要)映画にした作品。この作品を観て、嘘くさく、けむたく、甘すぎる感覚を持つ僕たちはすでに病んでいるのかもしれない 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-22 23:33:44) |
3.言論の自由、名誉毀損、プライバシーの侵害これら問題が日本は未だに当時と変わらない状況であり、結局は泣き寝入り、人の噂は七十五日といった感がある。そんなスキャンダルな映画かと思いきや、実は苦悩に満ちた貧乏弁護士のスキャンダルとかかっており、しかし星が誕生する瞬間というきれいな表現で清々しさが残るスッキリとまとまったいい映画でした。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-01-28 00:56:34) |
2.黒澤ヒューマニズムが身も世もあらずという感じで出ているので、抵抗を感じる人もいるだろうけど、僕はこの志村喬にはかなり泣けた。下品で暴力的な報道に対する批判も、古い映画とは思えないくらい生々しく感じられた。(つまり現実が変わっていないということだが) 【アンドロ氏】さん 7点(2003-01-15 21:04:10) |
【出木松博士】さん 7点(2000-11-26 01:34:02) |