1.《ネタバレ》 これが封切りされた2006年3月っていうとアレかな~、まだホストもののドキュメント番組とかけっこうやってた時期かな? 自分は楽しめました。楽しませてもらいましたとも。何も考えずに、笑えますもんね。ああ、ストーリーはともかく演出で楽しめる作品かな、でもそれでもいいな・・・と思ってた矢先にあのオチだったからw たまにこういう当たりもあるから、深夜のB級映画漁りはやめられません。なんか、ラスト付近になると映画というよりヤンマガか何かに載ってそうなマンガじゃんwとか思った。まーでも楽しかった。開始から43分後の、「ソイヤ ソイヤ ソイヤ ソイヤ」というシャンパンタワーダンスは声出してワロタ。後ろでふっきれたように懸命に踊る葛山信吾にもww 葛山信吾がほんとにチョイ役だったのがなんかおしいなー。演出もけっこう楽しめますね。ただ真中瞳ら団体への接客部分はあまり練りこまれてなくて多少のアラを感じたけど。勝負をかけた接客で1000万がポンと入るあたりは、ご都合主義的な展開に思えました。そしてラストの2分程度のカットは蛇足かと。チカがhitomi「Love 2000」の「愛はどこからやってくるのでしょう~ 自分の胸に問いかけたぁ~」と かろやかに車で走り去りながら歌うシーンでスパッと切ってエンドロールにいってくれたら、なんか後味よかったのになーって。その後の、蛇足と思える場面では、カモられた7人もさわやかに笑って去っていくし(あんたらだまされてんねんで!) あと、チカが店の扉あけながらつぶやく、「7人の小人がくれたものはダイヤモンドのような思い出」とか「あの夏のことは・・・一生忘れない」とかいうセリフ。これもいらないかな。詐欺った女の子にさわやかにしめくくられてもねぇ・・・。まぁ、安っぽい、TBSでよくやってる2時間ドラマのような雰囲気の映画だけど、なんとなくよかった。