明日へのチケットのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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明日へのチケット

[アスヘノチケット]
Tickets
2005年イラン上映時間:109分
平均点:6.41 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-10-28)
ドラマコメディ
新規登録(2006-11-28)【ミスター・グレイ】さん
タイトル情報更新(2014-05-20)【ESPERANZA】さん
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監督アッバス・キアロスタミ
ケン・ローチ
エルマンノ・オルミ
キャストマーティン・コムストン(男優)
脚本アッバス・キアロスタミ
ポール・ラヴァティ
エルマンノ・オルミ
音楽ジョージ・フェントン
作曲フレデリック・ショパン24の前奏曲
撮影マームード・カラリ
あらすじ
国境を超えローマへと向かう一つの列車内での三つの物語。初老の教授は会社の会議に出席、そこで出会った女性に恋心を抱くが…。将軍の未亡人はお付きの青年を連れて乗車する。彼女は二等席の切符しか持っていないが堂々と一等席に座る…。セルティックサポーターのスーパー店員仲間三人組。彼らはベッカムのユニフォームを着たアルバニア人少年と知り合うが…。 ケン・ローチ、アッバス・キアロスタミ、エルマンノ・オルミと三人の名匠たちによるオムニバス形式ではない共同長編作品・・・という触込みでしたがやっぱりオムニバス?
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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8.《ネタバレ》 キアロスタミ篇が好き。ずうずうしいおばさんとひたすら服従している若者の謎のカップルが乗車してくる。このずうずうしさぶりがやたらリアルで、こういう人、世界中の至るところにいるんだなあ、と思わせる。ここに若者の同郷の少女が絡んでくる。これがちょっとミステリアスな表情するかわいい子で、おばさんと彼女と、これでも同じ女性という種属なのか、と驚かされるほどの鮮やかな対比。後段でついに堪忍袋の緒を切って逃げた若者を追い、列車の中を探し回るおばさんの表情に少女のような不安が浮かんでくる。しょんぼり一人で下車したおばさんを見つめる少女の表情に、おばさんのような冷たさが浮かんでくる。本当はたぶんそういうテーマではないのだろうが、これ、女は不気味かつ不思議という話と私は見た。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-19 12:17:03)(良:1票)
7.なんか、もっと各作品の人物が絡むのかと思ってたら、意外とアッサリ系な処理でしたな。 (詳細はブログにて)
エスねこさん [映画館(字幕)] 7点(2007-06-08 19:06:37)(良:1票)
6.《ネタバレ》 そっか、3監督のオムニバスだったんだね。最後のケンローチに快哉を叫んだ。さすが、体制に疑問を抱く社会派をつくる監督らしいね。最後の若者のさわやかさが素敵だった。2作目のキアロスタミの描く車掌さんがあまりにも良いもんだから、最後なんとかしてく
れると思ってたけど、監督ちがえば、車掌の人格もちがうんだ。映画としてはどうなんだろう?キアロスタミは、わがままなおばさんにソフトに接するその車掌が良いんだなぁ。キアロスタミ節を感じた。よく知らない監督の1作目も女の人の優しい気配りに、恋の香りがして、男の人が紳士になって、こぼれたミルクを難民の人たちに持っていく話もすきです。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-23 14:39:30)
5.《ネタバレ》 各監督それぞれの個性が出ていて、面白くかつ興味深かったです。
 一作目は印象深いカットのつなぎ方、つみ方で老博士の微妙な淡い気持を表現できており、さらにそのほかの乗客たちのドラマは描かれていないにもかかわらず、群像劇の匂いというか人生感のようなものもしっかり描き出されていてお見事でした。
 二作目は傲慢な老婆にこき使われていた青年が、逃げ出し新たな一歩を踏み出す話。
しかし、この話の本当の主人公は老婆ですね。青年に感情移入さえる撮り方することによって、老婆の若さと美貌への嫉妬心や予約席の事件のふてぶてしさ、青年に見せる征服心、プライドの高さをあぶりだしていくのは見事です。まんまと私もいらいらさせられました。(笑)でも最後に見捨てられ、力なく駅に座り込む姿を見せることにより、そういう風に振舞うことでしか自分のアイデンティティーというか、自己を維持できない屈折した未亡人の寂しさがあふれていて、かわいそうになってしまいました。
 それにしても、老婆と同郷の女の子(すごく魅力的な演技!)のコントラストはえぐいです・・・
 三作目はサッカーと女の子と馬鹿騒ぎに夢中な典型的な少年たちの視点から難民問題を取り扱うことによる人間賛歌。難民との解決方法、そこにいたるまでの考え方、そして脱走するときの開放感!! いかにもケンローチらしいすがすがしい作品でした。
  それぞれの監督の新作が早くみたいです!!
くらわんかさん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-18 05:44:47)
4.《ネタバレ》 結構贅沢なオムニバス。3つともそれぞれに佳かったし、3つとも苦み(淡い恋心と見て見ぬ振り、傍若無人な言動の果て、偏見と疑い)がリアルに描かれていて、う~ん流石だなあという感じです。でもどこかユーモアもある。例えば、最初の教授がミルクを持っていく時の、向いの軍兵がカーテンで顔をソッと隠して寝てるふりするところなど。個人的にはサッカーとケン・ローチ好きなので、最後の話がやっぱり好き。半分自ら招いたどうしようもない状況にどうするどうなるとハラハラして終着駅に着き…そうなるか!と爽快でした。ASローマサポのお出迎えは頼もしいですね。ベッカムユニを着ていたアルバニア系移民家族といい、軍隊、格差、サッカーと、全編何だかとてもヨーロッパな作品でした。
泳ぐたい焼きさん [地上波(字幕)] 7点(2009-03-08 17:27:25)
3.アッバス・キアロスタミ監督が好きなので、やっぱりその話が面白いと思った。腹の立つおばさんと青年と少女の交流。おばさんがホームで途方に暮れる姿はかなり悲しくなった。
kanekoさん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-22 18:33:22)
2.《ネタバレ》 大好きな監督3人のオムニバスで、1作目7点、2作目6点、3作目7点。1作目の余韻が3作目にはほとんど残っていないのが、人生なんてそんなものみたいで気に入りました。1作目のヴァレリア・ブルーニ・テデスキはフランソワ・オゾンの映画の時とは違って、おさえた雰囲気がとても良かったです。3作目のスコットランド人の描写は本当にリアルで、さすがケン・ローチという感じ。スコットランドに行ったときに似たようなサッカーファンの人たちに知らないうちに巻き込まれて、言葉も通じないのに、あちこち引っ張り回されたことを思い出しました。この3人組そのものでした。マーティン・コムストンは、「SWEET SIXTEEN」同様に楽しませてくれました。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-11-05 16:28:17)
1.やはり、サッカーファンとしては3話のセルティックサポーターの話が一番印象に残りましたね。最後にローマのサポーターが出てきた時はちょっと感動しました。
 1話目(女優さんの大人の美しさが印象的でした)と2話目は何となく巨匠の映画という感じがしたんですが、いきなり雰囲気をガラッと変えてしまうとは恐るべしセルティックサポーターという感じですねw
TMさん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-10 23:13:49)
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 6.41点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4211.76%
515.88%
6423.53%
7847.06%
8211.76%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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