1.《ネタバレ》 清張映画。
聞き取りやすい口調で、話が無駄なく、進む。
パズルのピースがひとつひとつはまっていく快感はあるが、
ストーリーを追うのに必死で、主人公に感情移入しづらい。
なのでラストのロマンスは、付け足しに感じた。
ある大企業が、手形パクリ(?)詐欺にあい、
ついには自殺者まで出て、真相追求に乗り出すのが、佐田啓二。
政界とのからみがイマイチ描けてなかったが、面白かった。
もっと大物が出てくるかと思えば、陶芸の町のある親族が中心になって
やっていたという日本ならではのサスペンス。
最後の硫酸風呂はすさまじい。
こんなん世界の映画を見渡しても見たことないよ〜。