3.《ネタバレ》 予告編に釣られて鑑賞。
案の定痛い展開。
しかも食人草か噛み付くわけではなく、食人草から逃れるために自ら脚を切ったり皮膚を切り刻むという救いのない痛み。
これは激しくメンタルをやられる。
女の子のおでこに蠢く食人草を見た仲間たちの絶望感がなんとも切ない。
遺跡を見守る村人たちの言葉が理解できないのも絶望感に拍車をかけているし、村人の行動について余計な説明を一切しない潔さもやり切れない閉塞感を高める効果をあげている。
難点は、食人草の知能と能力が高過ぎる点。
携帯の着信音まではゾッとしたのだが、声色を真似る所ではちょっと興醒めしてしまった。
何事もほどほどが肝心。
とはいえ、ラストもなかなか好感が持てる良作。