6.《ネタバレ》 自分の周囲は嘘に溢れていて、奪われたものを取り戻すためには全てをぶち壊すことが必要だとすると。
ウォルターにとっては、ビーバーを腕につけた後の世界であり、ノラにとっては、優等生としての自分だったのかな。
腕を切り落としたウォルターを支えたのは家族だし、ノラのつらい記憶を受け止めたのはポーターだけだった。
その人の全てに耐え、受けとめること。
それが人を愛するということなのだとすると、この妙な邦題もまあありかも。
それにしてもジョディ・フォスターの青い瞳のなんと美しいことか。
凛とした所作の中に見せる、ふとした柔らかい表情がたまらなく魅力的。
エンドクレジットで監督と知り、だからちょっと抑え気味だったのかとちょっと納得。