1.《ネタバレ》 「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のヴィゴ・モーテンセンって、こんな神経質な役が実にはまってるんですね。メガネをかけた顔をみて、巧い!と思っていましたが、やはりバッチシでした。しかし内容はラストがちょっとがっかりでした。あのラストでは、観て損したぁ、という感じです。サスペンスでもなく、ヒューマンでもなく、何とも残念な作品。題材は面白いんだけどなぁ。それにしても、どこが「善き人」やねん!奥さん捨てとるし・・・若い教え子と所帯持とうなんてセコイこと考えなやぁ!結局、自分の後ろめたさを、友情を大事にすることで帳消しにしようと焦った、という風に思えました。あの幻覚もラストの落ちに使うために持ってきた感じです。ラストどうするか楽しみな作品だったのに・・・残念!!でも映像がきれかったので、この点数。