1.《ネタバレ》 自分も、原作は手塚治虫の漫画「ファウスト」「ネオファウスト」しか読んでない(笑)
しかし、どうも第1部をソクーロフ監督の新解釈により、2時間近く描いてるようですね。
悪魔との契約のおかげ(?)で、ファウストはマルガレーテをものにする。
しかし彼は兵士になり、戦地へと赴き、最後は悪魔を叩きのめすと、荒野を延々と
さまようような感じで終わる。
何といっても圧巻は、ファウストへのマルガレーテの一分ほどの表情の場面(長回し!)である。
軽蔑、赦し、友愛。それが無言の表情で語られる。
そこまでが退屈と言えば、退屈だし、それがソクーロフ節なんでしょうね。