14.《ネタバレ》 同時期の「ホワイトハウスダウン」と同テーマを描きながらこれだけ映画としての味が違うっていうのは面白いものですね。「ダイハード」的娯楽映画のあちらと違って、こちらは「ユーモアセンスを排除した沈黙シリーズ」といった趣の映画。スーパーマンが一人でテロリストと戦う…というタイプの映画はだいたい劇中にユーモア要素も多少は取り込み、映画を観てる人の肩の力を抜いてくるわけですが、この映画はそんな要素が0。ずっと「ガチ」。見事なまでに殺す殺す。いやぁ…少し疲れます。でもどうせこういう映画をやるならこれくらい派手にバンバン殺しちゃっていいんじゃないでしょうか。こちらの大統領はアゴ。ロサンジェルス決戦では軍曹だったのにずいぶん偉くなったものです。ジャックライアンも真っ青の出世…あぁ同じシリーズじゃなくて別人なわけですね。 北朝鮮によるテロっていうのは今っぽくていい感じ。世界を代表するテロ国歌ですが、あまりハリウッドで扱われる事のない国でしたからね。てかアメリカ人にとっては実害もないし興味すらない国だから映画でとりあげる事もなかったわけでしょうが。 極めて映画的な作りのホワイトハウスダウンと比べて、シンプルでガチなホワイトハウス占拠物映画としてこれはこれでアリだと個人的には思います。そして最後のアメリカ万歳感でこれがハリウッド映画である事を痛感させてくれるところもお約束です。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-07 09:46:20) (良:1票) |
13.北朝鮮のテロリストがホワイトハウスを占拠し、大統領が人質に。テロリストの要求を飲めば、東アジアが、そしてアメリカが、大変なコトになっちまう訳ですが、映画を観てると、「要するにこの大統領さえ死ねば、すべて解決やんか」と思えてきてしまうのが皮肉(まあ結局は、必ずしもそうでもないのですが)。さてその占拠されたホワイトハウスには、ひとりのシークレットサービスが潜り込んでおり、孤軍奮闘、テロリストと戦う、と来れば、いかにもダイ・ハード。一人戦うジョン・マクレーンの役と、過去のトラウマを抱えたアル巡査部長の役を兼ね、さらには誰もがダイ・ハードを思い起こすようなシチュエーションも盛り込んだり。と、かなりダイ・ハードを意識しながらも、決定的に違うのは、やはり主人公の性格付け。途中で弱音を吐いてみせたり、いかにも人間的でゴザイマスという面を誇示して見せたマクレーンに対し、こちらの主人公マイク・バニングは、あくまで現場では戦闘マシーンとしての存在に徹しています。あくまで映画の中で、アクションを体現し物語を進めるためのひとつの駒としての存在、であるのが潔い。そういう意味では、この映画の誰もが、もしかしたら大統領すらも、駒に過ぎない訳で。ホワイトハウス襲撃のダイナミックなシーンも合わせて、派手な面と硬派な面を併せ持った作品になっています。思えば、マクレーンは人間的過ぎて、その魅力のせいでシリーズ化されてしまい、それがダイハードの不幸でもあったのですが、その点、本作みたいにシブい作品ではシリーズ化の心配もなく……と思いきや、シリーズ化の噂あり。トホホホ。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-09 10:21:10) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 非情なダイハード しかしダイハードのような巻込まれた感は無い しかし屋上でミサイルを撃って爆発に巻込まれるとか無線で相手のボスを怒らせるとかダイハードをオマージュしたシーンが多い 相手の情報を得る為にテロリストを簡単に殺すとか非情な主人公だ アメリカ政府側の人間に悪い人間は出てこずアメリカのプロパガンダ映画とも感じる 序盤のホワイトハウス襲撃シーンはテンポも良く秀逸だ その後も緊張はとぎれず中々よい 反面、設定が甘い所が違和感が有る アメリカ側の攻撃がまったく無く、現実なら子供を助けた場所から軍が侵入とか、正面からごり押しの突入とかあっても不思議じゃないはず 今のアメリカの現実なら中の人間がすべて公人ならば躊躇無くやるだろう けっこう引っぱっておいて、最後のパスワードを解除する所がほとんど無いとか(犯人が自己解決できるのなら子供をさらう必要が無いじゃないか)アメリカ政府が異常に弱腰とかディテールに難が有るが作り手が面白ければそれで良いと言うならば特に問題は無いだろう ラストはもういろんな映画で何度も見た「カウントダウン数秒残りでストップ」は完全にマンネリだ どうせなら一部の核ミサイルが吹き飛ぶとかひねったエンディングが見たかった 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-08 07:37:17) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 素直に面白かった作品。 内容は思いっきりダイ・ハードですが、ホワイトハウスが占領されてしまうというありそうでなかった展開はよかった。 そもそもホワイトハウスに奇襲できるの?とも思いましたが、捨て身の相手は止めようがないってことでしょうか。 構成は大統領の息子を救出→大統領救出の2部構成。 やってることは待ちぶせ→襲撃の繰り返しではありますが、なんだかメタルギアみたいな感じで自分的には好みでした。 とにかく冒頭から「敵=悪」という非常に分かりやすい状態なので拷問もアクションも見ていて爽快。 容赦なく人質を撃っていっちゃうのもよかったです(交渉とかまるで通じない狂気こそ悪に必要な要素だと思ってます) ただ、テーマが家族愛なのか主人公と大統領一家との信頼なのかいまいち盛り込みすぎててお腹いっぱいでした。 大統領夫人を救えなかった…というトラウマを抱えているのだから、事件後にそこを乗り越えた!くらいの描写は欲しかったかな。 助けたあとに大統領の息子との絡みが一切なかったのが残念。 【HIGE】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-06-19 12:33:52) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 ダイハードの規模が大きい版、というより、ちょっと被ダメージの多い沈黙シリーズ、とと言った感じ。 ですが作の作品と明らかに違うのは人がゴミのように大量に死んでいくところ。そしてホワイトハウスのライフ(笑)が半端なく削られていくところ。 ここまでしちゃっていいの?とも思いますが、ジェラルド・バトラー無双状態はなかなか格好良く、細かいこと気にせずに最後まで楽しめました。 【クリムゾン・キング】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-04 19:23:53) |
9. 娯楽作品としてはいいんじゃないかと・・・。でも、ホワイトハウスのセキュリティ弱すぎ。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-25 22:23:01) |
8.《ネタバレ》 暇つぶしの娯楽感漂う作品。面白くまったり見れたけど弾が当たらないなど設定がご都合良すぎるのはこの手の作品の宿命とはいえやり過ぎ感。やっぱり「ホワイトハウスダウン」と比較したくなるけど、ぼくはこっちかなあ。キャストが豪華だし、簡単に人が死ぬアクション感。向こうを先に観たんでモーガンフリーマンがいつ裏切るのか興味津々だったけど、無し。ならただの代理指揮官ではモーガンフリーマンの無駄使いだよ。最後のコードが突然解読された経緯がなあ。なんで?。大統領がコードをどう守るかが後半の肝だったのに。急に。犯人の動機もいまいちだし、最終的な脱出計画も杜撰だし。まあそんなこと気にせず時間つぶしになればよいか。この手の無敵感だすならスタローンならなあ。文句ばっかだけど、1点おまけの7点。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-07-29 13:05:22) |
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7.《ネタバレ》 あんなに簡単に、大統領のシェルターにテロリストを入れてしまうことってあるんだろうか?と疑問に思いながら見ていましたが、9.11も十分に時間をかけて計画され、実行されたことを考えると、可能性はあるとも思いました。9.11ではビルに突っ込むために、パイロットの訓練まで受けていたんですから。 【モリー】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-07-26 12:30:14) |
6.ちょっと残酷なシーンもあるけど、最近のゲームに比べればたいしたことないかも。そこら辺が割り切れれば楽しめる映画です。しかし、ここまでホワイトハウスを破壊して、テロリストに民間人もかなり殺される映画ってあったかな-。アメリカ人受けはしなそうだけど、大丈夫だったのかなー? 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-05 23:05:40) |
5.《ネタバレ》 不慮の事故により大統領夫人を死なせてしまった元シークレットサービス、マイク。それが原因でデスクワークへと左遷されてしまった彼だったが、1年後のある日、ホワイトハウスへと向かう不審な航空機を目撃する。それは祖国統一とアメリカ壊滅を目論む北朝鮮系テロリストの凶悪な計画の始まりに過ぎなかった。アメリカ中枢が瞬く間に蹂躙され占領されていくなか、旧友でもある大統領を救うため、マイクはたった一人で壊滅寸前のホワイトハウスへと乗り込んでゆく。いかにもアントワン・フークワらしい重厚で男臭いアクション・エンタメ作品。まあ、ストーリー展開がもろ「ダイ・ハード(ホワイトハウス・バージョン)」ですけど、冒頭からアメリカ本土へと乗り込んできたテロリストたちが次々と一般市民をも巻き込んで容赦なく攻撃してくるという怒涛の展開にはけっこう惹き込まれました。相変わらず男臭~いジェラルド・バトラー、そんなんで大統領務まるんかいなってくらい良いトコのお坊ちゃんのように品の良いアーロン・エッカート、テレビで国民へと演説するともはやワビサビさえ感じられるモーガン・フリーマンとかも、まあベタですけどなかなか良かったです。確かに、冒頭の大統領専用車のフロントガラスにぶつかってきたのはなんやったんや!とか、韓国の警備甘過ぎやし!とか、大統領あんなに喋らん言うてたのにいつの間にケルベロス・コード喋っとんねん!とか、いろいろと突っ込みどころは満載ですけど、フークワ作品って昔から個人的にけっこう嫌いじゃないんでちょっと甘めに7点っす! よーし、次はエメリッヒのさらにお馬鹿な方(勝手な先入観っ笑)を観るぞー。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-26 23:18:40) |
4.《ネタバレ》 例えば、総理大臣あるいは天(ピー)陛下を人質にした立てこもり事件。たった一人の元SPが奪還にかかるなんて話をみせられた日には、とてもじゃないが嘘くさくて観てられないのだけれど、邦画だと。洋画は疑似SFです。全然違う文化、バックグランドを持った方々が、とにかく卑怯な人たちと、胸のすくような攻防を繰り広げてくれる。本作は面白かったです。主役がどんどん二枚目に見えてきます。しかし、そんなオレでも、最後の講釈を許容するアメリカ国民ってどんだけ懐深いんだとも思う。いや、やっぱり彼の国の人にも、おまえさん方(製作側)、いくらなんでもそれは生臭すぎるよ、と鼻白んだりしていて欲しい。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-08 08:43:22) |
3.《ネタバレ》 いろいろ突っ込みどころはあるものの、素直に楽しめた(予想以上に)。やっと繋がった奥さんとの電話で、トラブルに巻き込まれているのが分かっているにもかかわらず当たり障りのない会話に終始する様が、声高に心配する会話よりお互いの信頼感や愛情を上手に表現していて印象に残った。あと、ホワイトハウスを知悉しているはずの大統領の息子がもう少しストーリーに絡んでくるのを期待してたのにあっさり退場とはあっさり過ぎるよ。せっかく面白い設定だと思ったのに。アクションシーンは、カメラワークが揺れすぎていて映画館で観てるとほんとに酔いそうだった。やりすぎ!好み40/50、演出10/15、脚本8/15、演技7/10、技術6/10、合計71/100→7/10点 |
2.《ネタバレ》 舞台がホワイトハウスに移ったダイハードって感じでしょうか。 いくらなんでもそう簡単にホワイトハウスがテロリストの攻撃でこうも簡単に落ちていいんだろか?ってのはあるんですが、この映画は突っ込みどころを突っ込んでたら楽しめない。 素直に観れば悪と善がハッキリ分かる娯楽映画で、血しぶきやら残忍な処刑シーンが無ければ、子供も楽しめる正義の映画だと思う。 見終わって気付いたんだけど、ケルベロスコードって3人のが揃わないと機能しないはず だったけど、最後の大統領のコードは言わないまま機能しちゃってませんでした? 大統領が白状したのを見逃したのかなぁ? でも、この映画、北朝鮮の『彼』が観たなら怒ってミサイル撃っちゃうじゃないの? 【Pea Shan】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-22 23:48:09) |
1.《ネタバレ》 ホワイトハウス上空まで、あんなに安々と突入を許すとは思えないし色々とツッコミどころはあるものの、序盤のホワイトハウス襲撃から陥落までの流れは迫力あったし、カット割りの上手さやテンポの良さで、そんなのはどうでもいいな、と思えるくらい面白かったですね。『備えあれば患いなし』と言いますが、日本はどうなんでしょうね。お化けが出ると噂の首相官邸や国会議事堂が占拠される可能性は考えてるのかな? 銃撃やナイフによる容赦のない描写が多いので苦手な人は注意が必要。北朝鮮の驚異のお話で日本が絡んでもおかしくないのに完全スルーなのは苦笑いでした。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-10 22:46:28) |