26.《ネタバレ》 昔のスーパーマンが好きだけど、これはこれで面白かったですね。気になるところは多いです。序盤のストーリー展開は説明過多の割に分かりずらかったし(流れ者同然の主人公が兵士の世間話を聞いただけで、極寒の地まで辿り着けるのが不思議。それに、父の”意識”が出生の秘密を解説してくれるなら、冒頭クリプトン星のシーンはもっと削れるのでは?)、クライマックスも映像が凄すぎて「ところで今何してるんだったっけ」と、意識は飛んでしまいました。けれど良い所も沢山ありました。はじめてケントがスーパーマンの服を着て縦横無尽に飛び回る姿は爽快感があるし、それになにより「俺は自由だー!」と言わんばかりの力強さがあって、ジーンときちゃいました。今までの境遇も相まって、ただ無目的に飛び回ってるだけなのに感動できます。他にはスーパーマン以外の「普通の人々」がそれぞれカッコよく描かれていたのが良かったです。どう考えたって勝てそうもない敵を相手に一歩もひるまずナイフ一本で立ち向かう兵士や、壮絶に破壊される街中で市民を誘導する警察官(3~4秒しか映らない)、部下を見捨てず最後まで助けようとする新聞社の編集長、理不尽な「目ヂカラビーム攻撃」(笑)から家族を守ろうとする名も無きオジサン。派手なシーンからさりげない一瞬まで、市井の人たちがちゃんと描かれているのは「ダークナイト」シリーズよりも良かったと思います。何より育ての父、ジョナサン・ケントも!信念が感じられました。ケビンコスナーを久々に見られたのも嬉しい(笑)。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-04 10:32:58) (良:4票) |
25.《ネタバレ》 「空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!いやスーパーマンだ!」のフレーズでお馴染み、アメリカンコミックが原作のヒーロー、スーパーマン。その正体は新聞記者クラーク・ケント。電話ボックスで早着替え。母星クリプトンと地球の重力の差異で超人化(していた気がする)。あとヒロインの名前がロイス・レイン(だったかな)…これが私の予備知識。このようなスーパーマン初心者にとっては、胸のマークがSUPERのイニシャルではなかった事でさえ新鮮な驚きでした。というかコレ『スーパーマン』のリメイクでは無かったんですね。オリジナルを換骨奪胎して作られた全く新しい『スーパーマン』だと理解しました。悩み葛藤し答えを見つけ出すアメリカンヒーロー定番のドラマに、フルCGで描かれる格闘アクション。要するに『スパイダーマン』や『X-メン』『アイアンマン』なんかと同じフォーマットです。となると、あとはキャラクターの魅力で差異を出すしかないと考えますが、全身タイツの赤マント男がカッコイイとは思えなくて少々困りました。古典レベルの原作を現代に蘇らせるなら、もっと大胆なアレンジを加えても良かったと思いますし、正体を隠したいなら何故マスクをしないの?とか、そのマントって必要?みたいな“古き良き時代なら問題にならなかったであろう”無粋なツッコミ対策に対する理論武装も見たかった気がします。今回一日で『パシフィック・リム』『スタートレック・イントゥダークネス』そして本作と話題のSF大作を固めて劇場観賞したのですが、映像技術はどれも行き着くところまで行き着いた感があります。技術の進歩は本当に凄まじい。でも良い映画の条件はそれだけにあらず。映画って奥が深いです。 【目隠シスト】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-18 19:13:02) (良:3票) |
24.《ネタバレ》 アメリカが世界に誇るスーパーヒーローをまたしても映画化。 技術の進歩に伴い「今の技術でこれ映像化したら凄くね?」と思う気持ちは良く判る。 半端な作品は世に出せない覚悟の表れなのか、製作陣&俳優陣は超豪華。 これで期待するなというのは無理な話で、敷居は自ずとかなり高くなる。 結論から言うと満点では無いが、本作は大画面の映画館で観賞して初めてその価値と面白さが理解出来る作品。 脚本は前半は二重丸。 お約束の赤ん坊を乗せた宇宙船が農場に墜落するシーンから幼少期~青年期の主人公の成長に移行する流れを変えたのは成功だったと思うが、後半の怒涛の如く展開する戦闘シーンは長すぎるし、破壊しすぎ。 他レビュアー諸氏も記載されている様に、「地球一強い男は、地球一迷惑な奴だった」と言われても仕方の無い話。 あれだけの破壊(殺戮)の発端だった男が、社会的にどの様にけじめを付けたのか、破壊の限りを尽くされたメトロポリスがどの様にして復興したのか全く描写されていないのも少々引っかかる。なので、能天気に「世界の情報が一番最初に集まる場所だから」と伊達メガネを新調して新聞社に就職している場合ではないだろう。 という余計な突っ込みを入れたくなる。 色々と書いたが、製作陣の気合は充分に感じられたし、出番は短いながらもケビン・コスナーの枯れた名演技(本作ではこれが一番の収穫かも)も堪能出来たので良しとする。 観賞するならIMAX3D字幕版がベスト。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-17 13:35:30) (良:3票) |
23.《ネタバレ》 『クロニクル』を観た時、実写化されたドラゴンボールの戦闘シーンだと感じたんですが、こちらの肉弾戦を観て、それはこちらの方が遥かにドラゴンボール度が高い、と感じました。僕は『スーパーマン』には何の思い入れも無く、ちゃんと観たと言えるのはブライアン・シンガー版くらい。なのでレビューはほとんどその映像に偏るかもしれません。『スーパーマン』にあった、明るく、どこかほのぼのとした雰囲気は皆無で、『ダークナイト』シリーズ同様、リアル・リブートとなりました。脚本が良いとか、製作が誰だとか、そんなのはこの人が監督すれば関係ないでしょ。ザック・スナイダー、って人には明確なビジョンがあって、それをビジュアル化する独自のセンスがある。街や高層ビルが破壊され、崩れ去る画はそれはもう『トランスフォーマー』あたりと大差は無い。が、破壊の美学はあっても、その破壊される画に美しさは無い。あるのは荒々しさ。正に超人同士の怒りと激しいパワーのぶつかり合いが見事に表現されていたと思う。そしてクリプトンの戦士達の重力を無視出来るパワー。それを表現する為のハイジャンプ、高速移動等のビジュアル。この監督と言えば思い浮かぶのは十八番のスローモーション。『エンジェルウォーズ』や『300』ではこれみよがしに使ってましたが、本作では無いですよね。戦闘シーンにスローモーションを使わなかったおかげでテンポが損なわれず、超人たちの戦闘なのにリアリティが生まれてとても良かったと思います。放り投げた便器のシーンにまでスロー使う人ですからね、よく我慢出来たと思います。ゾッド将軍とのタイマンも見所ですが、僕の1バンはやっぱり、副官の女戦士ファオラですねー。演じるのはアンチュ・トラウェという、あまり聞きなれないドイツの女優さん。しかしこのファオラは、ジェニファー・コネリーに似た透き通ったやや冷たさを感じさせる視線や表情がとても印象的で、戦闘シーンも超クール!戦闘機に向かってのハイジャンプ、高速移動での軍兵士連続打撃シーンはかっちょえぇー!ここがハイライトですかねぇ。 【miki】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-07-22 20:04:47) (良:2票) |
22.《ネタバレ》 ダークナイトにてリアル路線を追求したごとく、ノーランがスーパーマンをどれだけリアルに描くのか?と云うのが私の注目点。スーパーマンのスピードに相当する重量感とか、地球側からも敵視されるシークエンスとか満足できた部分もある。しかしながら、クーデター犯を母星の爆発から(結果的に)守っただけだったり、クリプトン星人と地球人の共存という父の理想を“そんなこと知るか”って感じでつぶしてみたり、散々街の中で戦って(おそらく)数千人単位で死者を出しておきながら、最後4~5人殺されて“NO~!!”って・・・。これらアメコミ原作にありがちなてきとーさが散見されるのが気に入らない。それらをとことん無くすのがノーラン版のアメコミだろうと。期待値には届かなかったが、映像は素晴らしかったし、今後の展開に期待を込めて甘めの採点。 【ふじも】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-22 22:34:42) (良:2票) |
21.《ネタバレ》 重厚で見応えのある『スーパーマン』でした。 ヘンリー・カヴィルのスーパーマンは見事な肉体と気品も感じさせる顔立ちで本当に素晴らしかったです。 『スーパーマン』の戦闘アクションは後半まで抑えられています。 そしていざ始まったら、すごいシーンの連続で単純に『おおっすげえ!』と思いました。 ただ観ていて何か居心地の悪さが残りました。 今回の『スーパーマン』はやたら人が死ぬんですよね・・ 特に後半のビル街大破壊シーンは間違いなく数万単位で殺されてる(映画上リアルな感じなのに一般の犠牲者は殆ど見せない上にどれくらいの犠牲が出たかも触れていない)・・。 EDでは大破壊が何事もなかったように仕事とかしてますし(どれくらい時間が経ったか分かりませんが)・・。 トドメに『スーパーマン』がする、ある行為(もしくは選択)も流れ的には仕方がないとはいえ違和感が拭えず・・ 戦いの勝利が数々の犠牲で成り立っているという重みが、その後の展開から感じられないんです。 この映画の重厚なトーン故に余計に気になりました。 『スーパーマン』を今風のリアルで追及したら、そりゃこうなるだろうとは思いました。 実際に面白かったのは間違いないです。しかし今回の『スーパーマン』を手放しでは褒められない・・ もう少し時間が経ったら、また観てみます。 余談・今回のゾッド将軍は正直、野蛮なだけで何か物足りなかったです。 【まりん】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-08-31 20:35:51) (良:2票) |
20.《ネタバレ》 スーパーマンビギニング的な物語。 最初のほうこそよくわからない世界観にとまどうも、地球に舞台が移ってからは、やはり面白い。 それにしてもこーゆーSFで他の惑星描くときって、どーしてこんなに色彩や生活感がないんだろう。もちろん地球に来てからがメインなのはわかっているんですが。そこへいくとスターウォーズシリーズのいろんな惑星の描き方は良かったなぁ・・・。 全く予備知識なしで見たのですが、ケヴィン・コスナーとラッセル・クロウの共演にびっくり。しかもどちらも父親役で、どちらかと言えば脇役。でもこの2人の父親のおかげで、ストーリーに厚み深みが出ているのは間違いない。いや~、贅沢だなぁ・・・。 子供の頃にスクールバスを助けるエピソード。できればそれぐらいの感じの人助けエピソードをもっと見てみたかったものです。 スピード感あふれるバトルはそれはそれで素晴らしいのですが・・・。スーパーマン、そんなに都市を壊してしまって大丈夫なの?なんだかそればかりが凄く気になってしまいました。アクションシーンがすごいのに、なんだか爽快に感じられなかったのは、おそらくそこが原因。 もっとスーパーマンがいろんな危機から人を救って、みんなからわっと拍手喝采を受け感謝される。 ベタでもいいから、そーゆーシーンがもっと見たかったです。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-11-23 03:06:03) (良:1票) |
19.「ウォッチメン」のザック・スナイダーが監督で「ダークナイト」のクリストファー・ノーランが制作ということで従来のスーパーマンよりダークな仕上がりになってます。 いきなり冒頭のクリプトン星でラッセル・クロウが出てきてるシーンで、一体何の映画を見ているのかなという気分になります(笑) 地球に着いてからもケビン・コスナーやダイアン・レイン(最初は気付かなかったけど…)が出て来て豪華キャストぶりに驚きます。 アクションシーンはアメコミヒーロー最強と言われるだけあってど派手でです。ドラゴンボールはスーパーマンに影響を受けたと言いますが、実写版ドラゴンボールよりよっぽど実写版ドラゴンボールしています。ストーリー的には特筆すべき所はないですが、アクションシーンに関しては「スーパーマン リターンズ」で物足りなかった人も楽しめる仕上がりになっているかと思います。 【映画の夢】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-06-06 01:55:44) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 地球人と謎の宇宙人(スーパーマン)が手探りで信頼を築きあげながら共通の敵と戦う物語。 そういう意味ではウルトラマンと基本コンセプトは同じ。 定番スーパーマンをいかにも2010年代のアメリカ特撮映画っぽく再構築した最新作で、ストーリー展開も特撮シーンの数々も「どっかで見たような」雰囲気ですべて構成されていますが、しかし最初から身バレした状態で新聞社に勤めるクラークケントって設定も斬新です。 しかしこういうアメリカ映画にありがちな突っ込みどころは満載。 とりあえず「真空は平気なのにクリプトンの空気だと具合悪くなるナウ」とか「8トンほどの船をお父さんはどうやって納屋に運んだんだ?」とか…まぁいろいろあるわけですが、地球の空気に順応すると目からビームが出せるようになるらしいクリプトン人ってどういう体の構造なんだろう? 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-12 23:18:31) (笑:1票) |
17.《ネタバレ》 ザック・スナイダーらしいグロいデザイン 派手なアクション 実写版ドラゴンボールとも言うべき超インフレバイオレンス ニューヨークを廃墟にするも軍からは「お前友達」みたいなインディアンのごときお言葉は笑える 普通糾弾されるだろう(笑) バイオレンスが超インフレなのに最後は簡単に首ボキで終わるのもおかしくないか? 音速を越えたときのドン!という衝撃波の表現はなかなかの迫力で印象的だ 凄まじいビル破壊シーンが延々と続くのは凄いが、似た様なイメージを「クロニクル」ですでに見た 街頭バトルはクロニクルぐらいがちょうどいいんじゃなかろうか 143分も延々バトルが続く ああ、お腹いっぱいだ 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-17 19:28:41) (良:1票) |
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16.《ネタバレ》 スーパーマンがどのようにして誕生したのか、彼の故郷であるクリプトン星の風景、両親の思い、敵の思惑等、とてもわかりやすく説明されていて、見やすいアクション映画でした。生みの親のご両親もいい人っぽいのでその遺伝子もあるのかもしれませんが、やはりクラークを育てた、地球の育ての親が素晴らしくて、それで良心を育んだんだというのが大きい。父からは自己犠牲の精神を、母からはたっぷり愛情を感じて育った。だからこそ、地球のみんなを守りたいっていう気持ちが芽生えた。そういうのがきちんと描かれていて良かったです。アクションは、これまでのスーパーマンシリーズと比較するとその速度の速さが目を引きます。クリプトン星人は強大な力を持っている。だからこそ、凄まじい早さで飛び回ったり、闘ったりすることが出来る。地球人の目から見れば、まさに目にもとまらぬ早さ。そういう素早さの表現をこだわっていたように思います。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-27 19:52:08) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 星が滅ぶというのに反逆者を処刑せず、彼らだけ安全なところに閉じ込めておいたのは何故か? という本作の基礎的な部分を否定するような素朴な疑問が序盤から頭をよぎりました。 しかし、そんなことを忘れるほどに映像やらアクションやら話の展開やらが凄い、速い、くどい! スーパーマンの戦うシーンはもちろん、巨大竜巻とか超高層ビル倒壊とか、もはやスーパーマン関係ないところまで凄い。 ドカーン!、ズドドドド!、ゴゴゴー!と、とにかく盛りだくさんに凄い! とうとう人工衛星破壊まできたときには呆気にとられてしまい、もうどうにでもなれ!と若干失笑気味でしたが、これだけトッ散らかしといてトドメがあんな感じだったのには若干和み(?)ました。 リアル・スーパーマンのような雰囲気を醸し出しつつも、実際はかなり漫画チックな都合のいいことだらけで突っ込みどころは結構あったと思います。 しかし、史上最強クラスのドンチャン騒ぎがすべて脳裏から消し飛ばしてしまいました。 そんな中で、(地球での)両親には随所で場を落ち着けてくれる安心感がありました。 さすがベテラン豪華キャスト。 個人的には竜巻遭遇での父親のラストシーンが気に入ってます、なんとなくコスナーっぽくて。 さすがに鑑賞後はおなかいっぱいで、もう一度見るのはちょっとためらってしまうような思いですが、ほぼ全編通してシリアスな展開により、主人公に限らず多くの登場人物が抱える「苦悩」は伝わってきました。 これほどのド迫力映像の連続だけで基礎点7点くらいあると思いますが、ここからの上乗せは今回はちょっと微妙。 プラスアルファは、続編に期待します。 【午の若丸】さん [映画館(吹替)] 7点(2013-09-04 16:17:39) (良:1票) |
14.スーパーマンにダークナイト要素を交えると、スーパーマン特有の荒唐無稽さがリアルで暗い部分に堕ちすぎることなく、確かに重く苦悶に満ちた内容であるが、意外とこれくらいがちょうどいい印象。スーパーマンを取り巻く、脇役陣の好演も大きい。あの設定はどこに行ったの?という疑問をラストに持っていく心憎い演出が良い。 |
13.面白い、と言うか楽しめる映画だと思う。 凄まじい破壊を繰り返すが、それが現代版っぽい。地球での父親がなかなか渋くて、もっと多くの活躍があってもいいかと感じるが、ちょっと違う作品になってしまうか。 【simple】さん [地上波(吹替)] 7点(2017-12-13 00:04:22) |
12.楽しめました。スーパーマンの S がアルファベットの S でないなんて知りませんでした。もしかして、あとづけですか??ストーリーとは無関係ですが、クラーク・ケント役のヘンリー・カヴィルの鼻の形が気になって仕方がありませんでした。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-03-30 22:50:49) |
11.《ネタバレ》 俳優陣も有名どころが多数出ており贅沢な映画でした。これは今までのスーパーマンとは全く違う設定ですね。だからスーパーマンという題がついていないのか。なるほど・・・。 【pokobun】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-23 14:32:24) |
10.『ちょっと!ケンカは外でやってちょうだい!』映画。昔から大好きなキャラクター:スーパーマンの久々の新作、しかもザック監督と聞いて期待しない訳にはいかなかった。昔ながらのスーパーマンの爽やかさは全くないが楽しめたし面白かったし、脇役の大御所達も素敵な演技だった。作品としてはリターンズよりは少し上だが、、、やっぱりクリストファー・リーブ版1は越えられない、超個人的。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-27 15:06:09) |
9.ワイリーの『闘士』、40年代フライシャー版、そして50年代TV版までが正当と思っている自分としては、これが唯一観たかった映画版ってコトになるんじゃないかな。 (詳細はブログにて) 【エスねこ】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-05-31 01:22:00) |
8.《ネタバレ》 地球にやってきた赤ん坊のスーパーマンが地球人に育てられ、ある日地球人を抹殺しにスーパーマンの仲間達が襲来してきて…といった「ドラゴンボールZ」みたいな内容で面白かったです!映像もここまできたかと感心するほどのアクションシーン満載でした! 【nyaramero】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-04-16 13:25:26) |
7.《ネタバレ》 スーパーマン――。ポマードで塗り固められた髪型、世界最高峰クラスなまでにソリッドに割れたアゴケツ、戦いの邪魔としか思えない赤いマント、何よりアイアムスーパーマン!と恥ずかしげもなく徹底的に自己主張するかのごときあの胸の赤い〝S〟マーク…。僕のなかでは、アメリカ的マッチョイズムのダサさの象徴のようなキャラクターなのですが、あのクリストファー・ノーランが製作を務め、そしてギレルモ・デル・トロと並び現代ハリウッドを代表するオタク監督であるザック・スナイダーがメガホンを取り満を持して再映画化ということでかなり期待に胸を高鳴らせながら、同時期に公開されたデルトロの「パシフィック・リム」がアメリカの一般的観客などはなから度外視、ひたすらハードなロボットSFオタクと潔いまでに日本市場を狙ったその作風とは真逆をいく、アメコミヒーローの原点なのだけど日本ではいまいち人気の乏しいキャラクターのいかにもアメリカ人好みなスーパーヒーローモノという対照的な内容に、ちょっぴり比較しつつ鑑賞してみました。いやー、スーパーマンってこんな話やったっけ?と思わせる、前々作「ウォッチメン」の小難しい哲学的要素を良い意味で薄めた感じのスナイダーらしい怒涛のエンタメ作品でありました。確かに「パシフィック・リム」と比べても負けず劣らず圧倒的に拘り抜いたその映像美は出色の出来です。その時間軸を行ったり来たりするまだるっこしいストーリー展開に、正直中盤までは「う~ん、これはどうなんだろう?」と疑問を感じながら観ていたのだけど、後半30分の「これ、もう地球を守ってるというより壊してるよね(笑)」ってくらいの怒涛のアクションシーンは圧巻!はは、スナイダーに見事にやられちゃったよ~、これ。全体的な完成度&お馬鹿なユーモアさえ漂う唯一無二の世界観は「パシフィック・リム」、完成度より後半の沸点を越えちゃった感のある振り切れた展開&911のメタファーなのかとも思える深い内容は「マン・オブ・スティール」といった感じで甲乙付け難しでした!両者のひたすら我が道を行く孤高のオタク的スタンスに、今から2人の次回作が楽しみっす!! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-19 00:11:10) |