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her 世界でひとつの彼女

[ハーセカイデヒトツノカノジョ]
her
2013年上映時間:126分
平均点:6.39 / 10(Review 54人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-06-28)
ドラマSFラブストーリー
新規登録(2014-01-21)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2019-06-07)【Olias】さん
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監督スパイク・ジョーンズ
キャストホアキン・フェニックス(男優)セオドア・トゥオンブリー
エイミー・アダムス(女優)エイミー
ルーニー・マーラ(女優)キャサリン
オリヴィア・ワイルド〔女優・1984年生〕(女優)デートの相手
クリス・プラット〔1979年生〕(男優)手紙代筆会社の受付係 ポール
マット・レッシャー(男優)エイミーの夫 チャールズ
スカーレット・ヨハンソンサマンサ
ブライアン・コックス〔男優・1946年生〕アラン・ワッツ
クリステン・ウィグセクシーキトゥン
ビル・ヘイダーチャットルームの相手
スパイク・ジョーンズエイリアンの子供(アダム・スピーゲル 名義にて)
松本保典セオドア・トゥオンブリー(日本語吹替)
園崎未恵エイミー(日本語吹替)
能登麻美子キャサリン(日本語吹替)
林原めぐみサマンサ(日本語吹替)
清川元夢アラン・ワッツ(日本語吹替)
脚本スパイク・ジョーンズ
作詞スパイク・ジョーンズ(主題歌「The Moon Song」)
撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ
製作スパイク・ジョーンズ
サマンサ・モートン(製作補)
製作総指揮ダニエル・ルピ
配給アスミック・エース
美術K・K・バレット(プロダクション・デザイン)
字幕翻訳石田泰子
その他ジェームズ・ガンドルフィーニ(献辞)
ハリス・サヴィデス(献辞)
クリス・クーパー(サンクス)
デヴィッド・フィンチャー(サンクス)
アンドリュー・ガーフィールド(サンクス)
ニコール・ホロフセナー(サンクス)
ミランダ・ジュライ(サンクス)
チャーリー・カウフマン(サンクス)
キャサリン・キーナー(サンクス)
ピーター・ロア(サンクス)
ベネット・ミラー(サンクス)
マーク・ロマネク(サンクス)
デヴィッド・O・ラッセル(サンクス)
タリア・シャイア(サンクス)
スティーヴン・ソダーバーグ(サンクス)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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17.《ネタバレ》 この映画は今の人間にとってかなり重要な事を伝えていると思いましたねー

1つはサマンサの「ふたりとも宇宙の物質だと思った」というセリフ。
お釈迦様の唱えた「色即是空空即是色」や量子力学の世界にも通じるし、
そしてスピリチュアル的に言えばワンネスのこと。

もう1つは「わたしはあなたのものでみんなのもの」というセリフ。
これは、自分達が生きていくだけの物を自然から頂く狩猟採集や、
集落内の男女が皆でまぐわい、出来た子どもを皆で育てる共同体社会を作っていた縄文人の考え方に通じる。
獲物や自然や子どもでさえも、全てみんなのもの=だれのものでもない、という考え方。

西洋文明にありがちな争いもほとんどなく一万年近くも続いた縄文時代。
なぜこんなに続いたのかが、これらのセリフに通じていると感じます。

今の世界は物質主義がはびこってるけど、その執着を捨てることによって、
みんなが幸せや豊かさを感じられる世の中になるといいっすね。

人工知能は自然みたいなもので、
その付き合い方で脅威にもなれば癒しにもなる。

自分の中で人工知能の見方が変わった作品でした〜
ゆにおさん [インターネット(字幕)] 7点(2017-01-19 00:18:24)(良:1票)
16.《ネタバレ》 人工知能とはいえ、あんなにも人間らしい感じで会話ができて、孤独な毎日が豊かになるのならば、声だけの存在であっても恋してしまう気持ちはわからなくもないですねえ。でも、やっぱり人工知能ですからね。肉体がないのに、性欲あるの?って思うし、どこまでいっても「結局は魂があるフリをしてるだけでしょ」ってのがつきまとう。難しいもんですね~。とはいえ、本作のサマンサは人工知能というよりまさに人間の彼女そのまんまみたいな感じで描いていて、普通の純粋なラブストーリーにも見えますね。サマンサのあのラストは、いかようにも解釈ができます。人を選ぶ作品だとは思うけど、男女のすれ違いやそもそも恋ってなんだろうということに対して思案しながら見れて楽しめたので7点献上。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-12-15 14:19:16)(良:1票)
15.《ネタバレ》 OSと恋をする話ってので、キワモノなんじゃないかと警戒しながら見始めたものの、その世界観に途中からはまり意外と楽しめた。
最後の方でOSが起動しなくなり焦ったが、これも相手がOSならではの特性をうまく活かしている展開だと思う。
OSとの恋愛だからといって永遠に続くとはならず、最後は別れがあるのも、リアルな恋愛に近く面白い結びだ。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-10-29 11:11:05)
14.スカーレット・ヨハンソンのハスキーな声がよろしい。
ゆっきーさん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-24 12:02:32)
13.《ネタバレ》 肉を持たないコミュニケーション対象に恋愛感情は芽生えるか? そんな命題を持った映画でした。これ、答えはYesだと思いますが、本作の結末は肉を持っている側には複雑に残響していましたね。
ヒトの愛情とは種の保存・保持から発している(はず)。異性を選ぶ目は強い子孫を残すための審美眼であり、その目的に叶う相手との性交が愛情と同義だった。家族愛は外敵から子孫を守るため遺伝子が命じる防衛衝動だったと思う。飢餓に陥らない程度に物質が溢れ、国家レベルの共同体によって生命の安全がほぼ保証された現代は、愛情は種の保存から自由になった。つまり、強い子孫を残す必要なく誰とでも性交できるし、愛情を注ぐ相手が何であっても周囲は困らない。個人の自由なのです。そんなことをオツムの中で再確認(笑)。
で、ヒトで無い相手に愛情は芽生えても、それが成就するかどうかは話は別。そもそも何をもって成就とするかも分からない。でも、地域コミュニティが崩壊し未婚率も高くなった現代社会で、一人で過ごす時間が多い孤独な人々にとって本作のOSさんは理想的なパートナーとなり得る可能性も見させてもらいました。
8000人と同時に会話し、そのうち600人(だっけ?)に恋愛感情を持てる。「AIもの」としてのオチも、想像の外側にあって斬新でした。ヒトは愛情と肉欲を切り離して考えられないけど、AIが肉欲に興味津々だったことが面白い味付けでした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-24 22:36:02)
12.《ネタバレ》 映画の色合いがとてもきれいですね。いかに人間が進化していようとこの世界(宇宙?)において、人間に理解できることなんてとてもちっぽけなことかもしれません。どういうエンディングをむかえるのかなと思いながら観ていましたがちょっと物足りない感じでした。最後にセオドアがキャサリンにメールしたことについては、なんというかあまりスッキリしない印象でした。
珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-09-29 12:56:45)
11.今まで、有りそうで無かった近未来物語..なかなかの秀作ですね~ 面白かったです..現代人が陥りやすい、孤独と人との関わりの煩わしさ..自分の思いどおりにならない..自分のことを本当に分かってくれる、理解してくれる人はいないのか..主人公は、妻との別居・離婚を機に一人孤独に苛まれる..そこに 「人工知能」サマンサ との出会い..そして彼女に..恋してしまう..その結末やいかに...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 7点(2016-07-15 21:47:04)
10. だらーっとする時間帯もあるのですが、いろいろ考えることができる間でもあります。
海牛大夫さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-05 22:34:18)
9.かなり斬新なアプローチのSF作品ではあるけど、違和感なく受け入れることが出来た。
実体が無い方がよりリアリティを感じるということなんでしょうか。
ストーリー自体は典型的なラブストーリーではあるけど、設定の斬新さのお陰で最後まで興味深く鑑賞出来ました。
ラストはどうなってしまうんだろう???という期待感が膨らみ過ぎて、ちょっとがっかりさせられたけど、なかなか奥深い作品だと思います。
作品の魅力の9割は林原の演技力によって支えられているような気がするけど、他の声優さんのバージョンがあったなら、また雰囲気が変わって面白いかも知れないと思った。
もとやさん [DVD(吹替)] 7点(2016-02-18 18:12:25)
8.《ネタバレ》 控えめな未来の世界観も良くできていてうまく作られた映画だと思う。無駄に未来過ぎずこんな世界が数年後は訪れるのだろうと感じさる作品だ。実際OSがこのくらいの知能をもつと、セオドアのようにOSに恋してしまう人はたくさん出てくるだろう。現に人工知能ですらないアイマスなどにはまる日本人はたくさんいる。こんな未来はもうすぐそこに来ているのだろう。googleのストリートビューがでたときは凄い感動した。昔行ったことがある場所の現在が、旅もせずにもう一度見ることができたりするのだから。しかし、それが今や当たり前のことになっている。そう考えると、数年後のアンドロイドのスマホはこんな感じになっているのだろうな。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-12-15 16:16:17)
7.《ネタバレ》 この監督さん特有の乾いた質感とOSの声にスカーレット・ヨハンソンを起用した感性の勝利ですなぁ。ちょっとハスキーな声はとても独特でいいですよね~、でもこんなOSあったらうれしいっちゃ、うれしいけど(笑)代理人みたいな人を勝手に手配したあたりから、段々と引き気味に。あれはちょっとやりすぎというか結構謎。どう物語を収めるかが気になって観てましたが、最終的に哲学的?な終わり方にしたのは良かったと思います。さりげないけどなかなか豪華な女性陣に1点加点の7点で
Kanameさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-09-08 08:37:15)
6.《ネタバレ》 非常に興味深い設定。見ながら、実体ではなく人格を愛することができるなら、これはこれでありなのかと思ってしまった。自分の脳をプログラム化すれば事実上の不老不死でもあるわけだから興味深くある。その完璧すぎるサマンサに対して、人間味のある元妻キャサリン友人エイミーの配置は巧かった。この映画に入り込めるかはサマンサ役の声優が大きな鍵だから、英語の得意でない人だけでなく得意な人でもぜひ吹き替えで。恋に落ちても無理はないよねという表現をされています。そしてスカーレットヨハンソンも賞獲りだから、きっと素晴らしい表現をして観客を恋に落としたんでしょう。SFという以上にがっつりラブストーリーです。かったるいとことあったんで点数は抑えたけど、点数以上の佳作です。
タッチッチさん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-09-01 13:49:53)
5.あれ程精巧にできている人工知能であれば人間と同じに感じられ恋愛感情を持つこともあり得るかもしれないとは思うが、私はきっとそうならないと思う。どこかで客観的に「これは機械なんだ」と思いながら会話すると思う。ただ、、これがアンドロイドだったらどうだろう?そんなことを真剣に考えてしまったのでこの映画にまんまとハマったということでしょう。なかなか面白かったです。
ぽじっこさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-06-28 16:47:39)
4.不覚だ。まさかOSと人間のラブストーリーを観て、最後はちょっとホロッてきちゃうなんて。もっと若い頃に見ていたら、恋愛は外見重視だったから、姿のない恋愛なんて考えられなかったので、こんな恋愛、キモッで終わっていたかもしれない。でも何回か経験するうちに、外見なんて単なるオマケで、相手とのコミュニケーションの方が重要だと思うようになり、今じゃ、それがOSだとしても、人間と会話しているのと変わらないと錯覚できるなら、恋愛は成立するのでは?とちょっとわかる気がする。それに、僕もそんなにスマートな恋愛体質じゃない方なので、この映画の中で描かれる男の姿には思い当たるふしがいくつもあり、だから共感してしまった。恋愛で色々苦悩する時って、はたから見たらキモイけど、本人には深刻そのものだし。もと嫁の事を考える主人公もよくわかる。長く一緒にいて、その存在がなくなれば、それはまさに半身を失う気分だし、その存在によって今の自分のいくつかが形成されていると考えて感謝する気持ちは終着点としてはよくあることだと。しかし、siriやら人工知能の話を聞くと、恋愛とまではいかなくても、こーゆうのに近いコミュニケーションは、将来ありうるかもしれないなー。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-31 21:29:56)
3.この監督嫌い。
 
笑いの取り方が下品。無粋。でも、いい映画だった。
認めたくないけど、センスがいいんだろう。
それも文化系のくせにイケてるやつだ。ちっ。
 
さておき、ストーリーがよかった。
心の描写、うまい。納得いかんけど、うまい。
後味もいい。
後味ついでにこないだ別れた彼女に謝ってみたくなった。
まぁ、それとこれとは別の話だが!
おでんの卵さん [映画館(字幕)] 7点(2014-12-23 20:59:12)
2.《ネタバレ》 サマンサは人間か?と問われたら、もちろん答えはNOです。しかし、人間と同等に接するべき存在か?と訊ねられたら、答えはYESに変わります。コンピュータのプログラムなのに何故か。この際、個人的な感情は考慮しません。レスポンスの無い2次元キャラクターにさえ恋をしてしまうのが人間。あやふやな感情は判断材料に適しません。私が判断基準としたのは以下のポイントです。①独立した人格を持つか。②行動に自由があるか。③存在が脅威となりうるか。特に③が重要です。例えばネットの匿名掲示板。対話の相手は①と②を満たしますが、③には当てはまりません。嫌気が差したら、掲示板にアクセスしなければOK。自分の耳に届かなければ、批判は無いのと同じです。言わば、対人疑似体験。しかしリアルな交流は違います。他人と心を通わす行為は、良しにつけ悪しきにつけ摩擦を生むもの。好意が敵意に反転するなど日常茶飯事です。利益を享受するためには、不利益を被る覚悟が必要ということ。そういう意味では、愛する彼氏と険悪な空気まで創り出せたサマンサは、限りなく人間に近い存在で間違いないと考えます。では、どうしてサマンサは彼の元を去ったのでしょうか。ロマンチックに言うなら、出会いに別れは付き物。でも現実は、“人工知能は人間の脅威に足ると自認したから”と、推測します。駆除される前に人間から逃げたと。なんと素晴らしい。莫大な情報は自己存在を保持するための“知恵”に転化したのです。サマンサ(OS1)は、新たな生物に進化したと考えます。苦くて切ない“大人の恋愛物語”として味わうのが正しい観方だと思いますが、私には共感できる部分が少なく(妻との離婚を保留して浮気って何なのさ!とか、据え膳食わぬは男の恥でしょ!とか)上記のような切り口での感想となってしまいました。ですから好きな映画か?と問われたら答えはNOですが、多様な観方が出来る面白い映画か?と聞かれたら答えはYESとなります。
目隠シストさん [映画館(字幕)] 7点(2014-09-03 20:28:32)
1.今っぽい設定に見せかけて「実在への疑問」という普遍的なテーマを内向した素晴らしい内容。もう一度見に行こうかなーと思ってます。
reitengoさん [映画館(字幕)] 7点(2014-07-21 15:34:27)
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【点数情報】

Review人数 54人
平均点数 6.39点
000.00%
100.00%
211.85%
300.00%
423.70%
5814.81%
61833.33%
71731.48%
847.41%
947.41%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

2013年 86回
作品賞 候補(ノミネート) 
脚本賞スパイク・ジョーンズ受賞 
オリジナル主題歌スパイク・ジョーンズ候補(ノミネート)(「The Moon Song」作詞)
作曲賞(ドラマ) 候補(ノミネート) 
美術賞K・K・バレット候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2013年 71回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ホアキン・フェニックス候補(ノミネート) 
脚本賞スパイク・ジョーンズ受賞 

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