マジック・イン・ムーンライトのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マジック・イン・ムーンライト

[マジックインムーンライト]
Magic in the Moonlight
2014年上映時間:98分
平均点:6.28 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-04-11)
コメディロマンス
新規登録(2015-03-11)【とらや】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【にじばぶ】さん
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監督ウディ・アレン
キャストコリン・ファース(男優)スタンリー・クロフォード
エマ・ストーン(女優)ソフィ・ベイカー
マーシャ・ゲイ・ハーデン(女優)ベイカー夫人
ハミッシュ・リンクレイター(男優)ブライス
ジャッキー・ウィーヴァー(女優)グレース
サイモン・マクバーニー(男優)ハワード・バーカン
アイリーン・アトキンス(女優)ヴァネッサおばさん
キャサリン・マコーマック(女優)オリヴィア
エリカ・リーセン(女優)キャロライン
森田順平スタンリー・クロフォード(日本語吹き替え版)
志田有彩ソフィ・ベイカー(日本語吹き替え版)
中尾一貴ブライス(日本語吹き替え版)
脚本ウディ・アレン
作曲モーリス・ラヴェル「ボレロ」
撮影ダリウス・コンジ
製作レッティ・アロンソン
配給ロングライド
衣装ソニア・グランデ
編集アリサ・レプセルター
あらすじ
1928年。スタンリー・クロフォード(コリン・ファース)は有能だが尊大で皮肉屋のマジシャンである。ある日、楽屋に旧友のハワード・バーカン(サイモン・マクバーニー)が訪れ、コート・ダシュールにいるソフィー・ベイカー(エマ・ストーン)という霊能力者がペテン師であると証明して欲しいとスタンリーに頼む。彼らはコート・ダシュールへ赴く。
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6.お年をめされても確実に毎年新作を撮り続けてくれるアレン。ファンとしては嬉しい限りです。
前作では久々にアメリカに戻って笑いの要素を抑えたアレン節を見せてくれましたが、本作では再びヨーロッパにとんぼ返り。
南仏を舞台にアレンらしい音楽と美しい作品の色で1920年代から30年代の人間模様、恋愛模様をコミカルにノスタルジックに描いた、
これも彼が得意とするパターンの手堅い1本です。このパターンのアレン映画に漂う雰囲気は相変わらずロマンティックでいいですね。
もう50代も半ばになるコリン・ファースとまだ20代のエマ・ストーンのロマンス。
年の差がそれほど気にならない。コリンはまだまだラブコメがいけますね。
彼が演じるのはガチガチの合理主義者にして理屈っぽいインテリの皮肉屋。こういうキャラが登場するアレン映画はやはり楽しい。
コリンの持ち味がよく出ている、少々堅めにコミカルに演じた霊能力者のインチキを暴こうとするこの男、
阿部寛が「トリック」で演じた上田次郎を思い出してしまいました。
人生、時には幻想も必要。どんな合理主義者にもインテリにも、時にどうにもならないのが人の恋する気持ち。
アレンがもう少し若ければ、自ら演じて作品の中でエマと恋に落ちたかったことでしょう。
エマ・ストーンの魅力も存分に引き出された作品です。
とらやさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-11-07 17:34:59)(良:2票)
5.《ネタバレ》  ウディ・アレン監督の作品は登場人物がせわしないイメージがあって苦手意識を持っていたのですが、これは面白かった。
 まずエマ・ストーン演じるインチキ占い師がかわいい。これ大事。正直彼女の魅力が少しでも足りなければ、随分とつまらない映画になっていたことでしょう。
 そしてコリン・ファース演じる、合理主義で傲慢で皮肉屋なマジシャン。このキャラが結構好き。歯に衣着せぬ物言いで、言いたいことを言いまくる。いつもだったら『うるさいなー。』って感じるところ。ところが今回はそのウィットに富んだ切れ味鋭い毒舌が妙にクセになる。
 ストーリーは昔ながらのシンプルさが何とも言えない趣を醸し出す。『凄腕マジシャンがインチキ占い師のウソを暴く』+『恋愛』。最初はライバルのような関係だった二人が惹かれあっちゃう、いつの時代だよっていうくらいベタな展開。
 主人公の婚約者にしろ、ウクレレ王子にしろ、恋愛が必要以上にドロドロしていないのも良いですね。後味爽やかです。
 そーゆー余計なところに時間をかけず、コンパクトにまとめる潔さが好きです。
 ずっと記憶に残るような映画ではありません。ですが少なくとも2、3日はちょっと楽しい気分にさせてくれる、『幸せおすそ分け』的良作エンターテイメントです。
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2020-07-14 04:26:24)(良:1票)
4.《ネタバレ》 スタンリーのキャラね、ウディ・アレン自身を強く反映しているんだなと思います。演じたコリン・ファースが見事にハマっていますが、見た目がアレンと違う。もう違い過ぎちゃってるのがアレンの開き直りみたいに感じられて笑えた。そして中国人に扮したマジシャンていうのもなかなか洒落ていると思いました。
びしょ濡れの天文台、あそこでラブシーンとなるのがラブコメのルールでしょ、でもそうはならなかったのでどういう結末になるんだろうとは思ったんですが、どうということのないラブコメで終わってしまいました。
南フランスの風景は素晴らしく、ノスタルジックな映像でかなり好みなんですが、それが余計に甘ったるい押したり引いたりの恋愛モノという印象になったように感じます。
いくら見た目が良くてもスタンリーのような人はまわりが敬遠しちゃうと思うんですが、なぜかずっと年下の若くて魅力的な女性に選ばれる、ロケーションから何から何までアレンの願望という映画のようですね。当時80歳になるかという年齢でまだこんなこと思ってるんだとちょっと微笑ましくもあります。
コリン・ファースの性格に問題ありのジェントルマン振りにプラス1です。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-09 14:51:34)(良:1票)
3.《ネタバレ》 わかり易いストーリー展開と甘い雰囲気を堪能でき、現代に生まれた古き良き映画という感じで面白かったです。二人が仲良くなってからも主人公の台詞が酷すぎていちいち笑えました。吹き替えにすると「午後のロードショー」みたいで2度楽しめました。
DAIMETALさん [インターネット(字幕)] 7点(2016-01-14 00:00:36)(良:1票)
2.雰囲気がいい。観ていて落ち着く映画。
ありがちだが現実はやはり無いだろう、という恋愛もの。マジックというテーマも悪くない。ウッディ・アレンは若い時はそれ程好きでは無かったが、今は肌に合ってきている。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-16 16:32:34)
1.《ネタバレ》  毎度の懐古主義的ウディ・アレン作品ですが、あの時代の南仏なんて、それは確かに魅力的なわけで。あの風景、あの陽光の中に置かれて輝くエマ・ストーンの美しさ、もうそれだけで勝ったも同然、みたいな作品で。

 だけど今回はさすがにちょっとひっかかってしまいました。
 当然のように今回もまた主人公はウディ・アレンを色濃く反映した存在です。厭世的で毒舌で皮肉屋でエセインテリ(ここでは上流階級)嫌い。手品師と映画監督というのも同じような存在。いかにして人を上手く騙すか。だけど、ウディとは似ても似つかないコリン・ファースを以ってしても「そんな男に最終的に惚れるか?」と。
 身勝手で嫌なヤツなワケですよ。友達なんていなくて、一切人を立てる事をせず、攻撃的な言葉で周囲の人間を不愉快にさせて得意気になる性格の悪さ。でも金持ちのボンボンなんかよりこっちの方がよっぽど魅力的だろ?とばかりにぐいぐいと押し付けてくる状態で、最後はハッピーエンド。
 コレ、結局はウディが若返って見た目だけカッコ良くなって演じるラブストーリーなワケですよね。

 「エマ・ストーン、スゲーいいよね! 彼女をモノにしちゃうボクを実現しちゃうもんね!」
 そんなホンネがダダ漏れな映画。いつまで経ってもウディは若くてキレイなお嬢さんが大好きなのね、って半ば呆れ気味で映画を見終えたのでした。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2015-04-27 21:44:05)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.28点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
415.56%
5316.67%
6633.33%
7633.33%
8211.11%
900.00%
1000.00%

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