1.《ネタバレ》 『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ゾンビランド』『ロンドンゾンビ紀行』などと同じテイストのゾンビコメディ。
いまや本格的なゾンビ映画は、ゾンビがみんな走りますから。のろのろゾンビを見たい場合はゾンビコメディを見るしかなくなってきましたね。上記3作品が好きな方は、本作もそこそこ楽しめるのではないでしょうか。
『掛け算九九で感染確認』『コカインの副作用で動作停止』など、他のゾンビ映画では見られないネタが結構面白い。一見の価値はあるかもしれません。
注意点としては、こちらの作品はゾンビが出てくるまで結構時間を要します。気長に待ちましょう。
もうひとつ。上記3作品と違い、こちらは舞台が島。私はシティゾンビが好きなので、『島』っていうのは物足りなく感じます。文明や日常がゾンビによって崩れていくのが何より好きなのですが、この作品ではそーゆー終末感みたいなものは描かれません。
グロと笑いとサバイバル。それだけです。1980年代のゾンビものに近いかも。きっと低予算なんでしょう。
本当に低予算ムービーだとしたら、ゾンビのメイクは結構頑張っているほうです。ゾンビ役のみなさんも迫真の演技。ご苦労様です。
キャラも良かったと思います。
ボリスとニコラス。武闘派兼つっこみ。かっこいい二人です。
ハルディク、ラヴ、バニー。馬鹿兼ボケ。どーしようもない3人です。馬鹿っぷりが度を越えているときがあるため、イライラすることもあります。
ルナ。ヒロイン。なんかエロいです。
以上、インド発、佳作ゾンビムービーでした。