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おんなのこきらい

[オンナノコキライ]
2014年上映時間:80分
平均点:6.00 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-02-14)
コメディ青春ものロマンス
新規登録(2015-08-31)【8bit】さん
タイトル情報更新(2015-10-13)【8bit】さん
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監督加藤綾佳
キャスト森川葵(女優)キリコ
加弥乃(女優)
脚本加藤綾佳
あらすじ
デザイン会社に勤めるキリコ(森川葵)は可愛さを武器にして生きており、バーテンのユウト(谷啓吾)と付き合っている。ある日、会社の先輩と訪問した和雑貨店でデザイナーの幸太(木口健太)と出会い親しくなる。また、ユウトの働くバーに新人のさやか(井上早紀)が入り、ユウトとの関係が怪しくなる。
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1.《ネタバレ》 自分(男)としては“かわいい”は“好き”を含むものと最初から自覚しているので、見た目だけでかわいいと言い切ることは基本的になく(外見的には可愛いが、というように限定して言うことはある)、また本心からかわいいと思ってもむやみに本人に言ったりはしない。それなりに抑制しながら生きているわけである。
この点で雑貨店の男の行動には若干問題があったかも知れないが、この男自体はそれほど悪い奴には思えない。救援要請があったのに行かないのも義侠心に欠けるわけで、レスキュー隊としてどこまでやるかの問題だろう。主人公が心安らかに寝られるようにするには部屋の掃除が必要と思ったかも知れないが、しかしその後は明らかに道を踏み外しており、この辺は良心派なりの狡さがあったかも知れない。
ただこの男の行動も決して単純なスケベ心ではなく、本心から主人公がかわいいと思ったからこそだろうから、そのことだけはわかってやってもらいたい。逆にいえば“かわいいは罪”ともいえるが、全般的に人間は感情問題を断ちきれない面倒くさい生き物ということでもあるから、この辺は人の原罪のようなものということで。
自分としてはこの通りの経験があるともいえないが、とりあえずごめんなさいと謝っておきたくなる映画だった。

ところで事前の予想としては、全編にわたって主演女優のカワイイが炸裂しているのかと思ったら実際はそうでもなく、いわばパステルカラーのおんなのこと黒のオンナのイメージが交錯し、最後はプレーンな状態に変わっていく印象があった。序盤の部分はこの女優ならではのカワイイ系女子ができており、わざとらしく無駄に顔を作る演技をやってみせるのが可笑しい。一方で黒のオンナは別にこの人でなくてもいいだろうという気もしたが、終盤になるとまたこの女優の素材感が前面に出た感じになる。
髪の長さはどうでも対応可能な女優だろうと思っていたが、この映画を見た結果として、どうも髪は短めの方が似合うような気がして来た。最後の顔など見ていると、自分としてもこの人はかわいい、と言い切ってしまいたくなる。そういう点で、自分にとっては高品質の森川葵映画になっていた。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2016-04-29 08:34:17)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3116.67%
400.00%
500.00%
6350.00%
7116.67%
8116.67%
900.00%
1000.00%

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