19.精神科医でもある作家・なだいなだ氏が自著で、自分を昭和天皇だと思い込んでいた入院患者のことを紹介していた。その患者は院内での清掃作業なども献身的にこなしていたそうなのだが、ある時なだ氏が好奇心で「なぜ陛下ともあろう方がこのような場所に?」と尋ねるとその患者は「自分は戦争で多くの国民の命を奪ってしまった。今は、せめてもの償いをしているのだ」と答えたという。この答えにショックと感銘を受けたなだ氏は、「確かに彼は“異常”なのかもしれないが、そのことで精神の均衡を保っているのならば、無理に“治療”を施さなくても良いのではないか?」という意味のことを書いていた。で、僕はこの作品を観ててその話を思い出したのだけれど、そもそも「恋愛」というのも一種の妄想・幻想(カッコつけた言い方をすれば“自分の中での物語作り”ってとこか)なんだよなー。そういう意味で、これは一級の愛の寓話。こんなヘンテコでカッコ良くて愛おしさを感じさせる主人公は、やっぱデップ兄貴でなくては演じられまへん。対するマーロン・ブランド御大も、そんな後輩と共演してるのが実に楽しそうでした。 【ぐるぐる】さん 7点(2005-01-16 21:07:23) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 独特の余韻が残る美しい映画じゃないですか~ ジョニーデップ演じるドンファンの話しに段々影響(笑)されるマーロン・ブランドの様子は面白いよね…しかしものすご太ったなぁこの人、最初誰かわからんかったぞ(苦笑) とりとめのない「妄想系」な内容かもしれないけど、なんか妙に良かった♪ ロマンス病かぁ 歳をとったからって「枯れ」ちゃいけないよね 愛することとは何なのか さわやかな終わり方でアリマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-20 09:40:41) |
17.高校生のころに観ました。なんてセクシーで美しい男がいるんだろうかと驚いたのを覚えています。内容よりも映像美とジョニーデップのプロモーションビデオ的な要素が強いかなと思いましたが、今でも心に残る作品なので7点にしました。 |
16.《ネタバレ》 自分で「あらすじ」に書いた質問に自分で答えるなら、本作品のドン・ファンはモーツアルト版とバイロン版のドン・ファンを足して二で割ったような人物です。十分に瑞々しくて魅力的だけれど「女は愛され、触られることを欲している楽器のようなもの。」なんて悟ったような口もきいています。英国詩人バイロン卿の原作を読んでいるともっと笑えるかもしれません。(ただし、島の乙女とトルコの後宮の逸話の順番が逆ですが・・・。)しかし、現代版ドン・ファンが妄想癖があるただの兄ちゃんというのは少し寂しいです。最後、太ったマーロン・ブランドが「彼の精神異常は伝染性・・・。」と言いながら浜辺で踊るシーンが唯一の救いでしょうか。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-28 11:33:02) |
15.綺麗な話でした!!あそこまでロマン病見たことない!! 【はりマン】さん 7点(2004-08-24 13:54:54) |
14.主に主人公はマーロン・ブランドだったのか。彼がドンファンに出会ってからどのように変化していくか。観る前はそう思っていなかったので、設定がおもしろいと思った。マーロン・ブランドを迷わせるのがジョニー・デップというのも、すごい。しゃべりかたまでかなり力を入れているのが分かった。ラストシーンもきれいでよかったな。しかしジョニー・デップひどい。こんなにかっこよくてええんかい。生まれてから今まで観た映画で、一番エロかったような気がする。はぁ。ため息。 【揺香】さん 7点(2004-07-16 14:04:33) |
13.ジョニーデップは見事にはまっているねえ。この怪しさはデップならではでしょう。それが見事に生かされています。まさにキャスティングの勝利って感じです。このちょっと切なさが残る物語は、デップファンでなくても十二分に楽しめます。特にラストの展開が好きですね。 【tantan】さん 7点(2004-04-22 12:34:32) |
12.《ネタバレ》 限りなく灰色なのがいいっす~。デップにやられて点数甘いです(^^)、可愛いすぎじゃ! 【ジマイマ】さん 7点(2004-03-27 10:41:34) |
11.ジョニー・デップが実にハマリ役!彼の持ち味でもあるコメディセンスも存分に楽しめる。 【神風】さん 7点(2004-03-22 13:26:24) |
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10.《ネタバレ》 結局、ドンファンの真偽は不明だが、俺はマーロン・ブランド演じる精神科医が伝染性のある「ロマンス病」にかかり、最後のエロス島のドンファンのグラビアアイドルとの再会シーンも精神科医の妄想の中だったのではないか、と思っている。まあ、そんなことはどうでもよくて、結構笑いもあり、楽しめた。 【銀次郎】さん 7点(2003-12-30 06:07:58) |
9.なかなかほのぼのする映画。最後のダンスもいい。うおぉぉぉぉっっ!俺も頑張るぞーー!目指せ100人!!(笑) 【ピニョン】さん 7点(2003-12-14 18:04:18) |
8.ストーリー自体はしょぼいんだけど、とってもいい雰囲気の映画。キャストの魅力で十分に見れた。ドンファン役はジョニー・デップ以外考えられません。精神科医はブランドじゃなくてもいいかもしれないけれど、デップが、精神科医役をブランドが演じるなら出演すると言っただけのことはあると思う。とても味のある精神科医だった。フェイ・ダナウェイもいい感じ。 このキャストでこんなにのほほんとした雰囲気に仕上がっているのが不思議です。 【るいるい】さん 7点(2003-12-05 11:38:43) |
7.《ネタバレ》 なあんだファンタジーじゃん、って思っちゃいそうなところを、そうさせないジョニーデップの魅力に脱帽。敢えて結論を出さないラストが、見終わった後までもその世界に浸らせてくれる。 【はんかくさい】さん 7点(2003-12-03 11:42:56) |
6.小品ですが、見た後暖かい気持ちになる所が好き。あのドンが、すてきな老紳士を演じていてびっくりですが、それがとてもとても魅力的なのです。私もロマンス病にかかりたい~! しかしフェイ・ダナウェイって、アリゾナ・ドリームではデップの恋人役をやっていたんですよね。すごい女優さんだなぁ~ デップの髪型がベタッとしている所がおっさん臭くてマイナス1点・・・・ 【ともとも】さん 7点(2003-04-13 10:28:11) |
5.マーロン・ブランド、フェイ・ダナウェイさんの素敵な夫婦に感動しました。ファンタジーだった。 【鷹子】さん 7点(2003-02-28 21:00:16) |
【okピーちゃん】さん 7点(2001-09-19 17:01:37) |
3.私はマーロン・ブランドの方に男のロマンを感じました。結局最後までドン・ファンが何者か分からず、本物なのか、ただのいかれぽんちなのか? ま、ファンタジー映画なので許しましょう。7点献上。 【sayzin】さん 7点(2001-08-01 17:43:44) |
【ケン太】さん 7点(2001-07-28 00:53:03) |
1.小品という感じですが、個人的に好きな作品でした。主題歌も良かったです。恋する気持ち、忘れたくないですね~。 【roku】さん 7点(2001-05-11 02:15:49) |