1.ここが変だよ日本の官邸記者会見におけるルール。
・記者クラブに属していないフリーランスの記者は入れない。
・事前に質問内容を知らせなくてはならない。
・相手の機嫌を損ねる質問ばかりしていると目を付けられ、質問を妨害されたり質問回数を制限されてしまう(笑)
そもそも記者クラブに入ること自体が相当ハードルが高くて会員の全会一致がないと入れないらしい。
まあ、こんな前時代的な古いシステムだから、ほんとに国民が知りたい有益な情報などまず手に入らないでしょうね。
事実、菅官房長官との激しいバトルによって有名になった望月記者だが、本人にしてみれば当たり前にただ質問をしていただけなのになんでこんなに有名になるんだと言っていたし、こういう当たり前の事をできる記者がどんどん増えて行かないと駄目なんじゃないかな?とそう感じた。
報道関係者は必ず見るべき作品だと思う。
私は単に映画「新聞記者」の原作者であり東京新聞の記者である望月衣塑子を追ったドキュメンタリーという事で興味を持ち鑑賞したのだが、「新聞記者」以上にストレートに政権に対する不満や疑問を投げかけてくるので観ていてとても為になったし面白かった。
望月衣塑子という人物についてとても興味が深まったので、今後も注目していきたいと思った。