黒い司法 0%からの奇跡のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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黒い司法 0%からの奇跡

[クロイシホウゼロパーセントカラノキセキ]
Just Mercy
2019年上映時間:137分
平均点:7.43 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-02-28)
ドラマ法廷もの実話もの
新規登録(2020-03-15)【monteprince】さん
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監督デスティン・ダニエル・クレットン
キャストマイケル・B・ジョーダン(男優)ブライアン・スティーブンソン
ジェイミー・フォックス(男優)ウォルター・マクミリアン
ブリー・ラーソン(女優)エバ・アンスリー
ティム・ブレイク・ネルソン(男優)ラルフ・マイヤーズ
レイフ・スポール(男優)
脚本デスティン・ダニエル・クレットン
製作ギル・ネッター
マイケル・B・ジョーダン
製作総指揮ジェフ・スコール
美術シャロン・シーモアプロダクションデザイン
編集ナット・サンダーズ
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7.《ネタバレ》 わかりやすい展開で良い映画だと思いました。ただ、少しあっさりしていたような気がしました。なぜこの状況でジョニーDが有罪?って思いますが、その当時のアメリカの一部の州ではそれがまかり通ってしまっていたのかもしれないと思うと怖いです。
珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-27 08:44:19)
6.《ネタバレ》 この映画の題材となった事件が80年代ということに驚きました。公民権運動が盛り上がったのが60年代、黒人に対して法がいかに無視されてきたか様々な形で世に発信されてきたのに。90年初頭になって起訴取り下げを訴えたその案件の変わらぬ不当っぷりには驚愕します。でっち上げの証人、自白の強要、弁護人や家族らへの脅迫。何十年たっても変わらぬやり口に「いつの時代だよ?」と呆れもしますが、いや21世紀に入っても‶Black Lives Matter"運動があったばかりでしたね・・。
映画の内容は幾多もあるこれまでの‶黒人差別を扱った法廷もの”とほぼ変わりません。起承転結のすべてが過去作品のどれかを思い起こさせます。それでもなお、観客の共感と憤りを呼び起こし、作品に集中させる力がこの映画にはあります。
弁護士役のM・B・ジョーダンが醸す誠実さや暴力に耐えるJ・フォックスの絶望した目、犯罪者でもある証人ティム・ブレイク・ネルソンの見るからに情緒の危うい佇まいなど役者陣の仕事ぶりも見ごたえあります。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-20 00:00:51)
5.《ネタバレ》 裁判もの・ヒューマンドラマ・人権もの、どのジャンルの作品としても非常に「手堅い」という印象。ややオーソドックス・一本調子すぎて少し捻りが欲しい、という気もするが、別に悪いコトでもないかと。つくりとしての特徴はその重厚さ。間合いが非常にゆったり取られていて、これは特に本事件の困難さ(無罪を勝ち取るまでの道のりの遠さ)を体現しているモノなのだろうと感じる。そして、そのローテンポをこれも静かで真摯な演技で繋いでゆく俳優陣の理知的な仕事も素晴らしかったと思う(マイケル・B・ジョーダンには惚れ惚れとしてしまいました)。諸々、間違いの無い良作だと言えるでしょう(青少年の教育向けとか特に)。かなりオススメ。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-10-24 14:41:27)
4.高評を目にし 鑑賞..実話ものですが、映画として 物語として エピソードが物足りない..同じ実話ものの 「エリン・ブロコビッチ」 や 「ソーシャル・ネットワーク」 「イミテーション・ゲーム」 のような エンターテイメントとしての面白さがまったく無い..とても良い話ではあるけれど 脚本 構成の力不足です..残念...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 7点(2021-02-11 13:23:41)
3.良いお話だし、感動してぐっとくる。
黒人差別×法廷物の合わせ技映画。

不当に迫害されている現実に重きを置いているため、
映画としてはややテンポ悪く冗長な気もする。
愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-01 01:09:26)
2.《ネタバレ》 良い映画だとは思う。主人公の正義感に心打たれるし、死刑囚たちにも感情移入してしまう。無駄のない作りで、役者もみんな上手い。ただ、感動と同時に「呆れ」のような感情も強い。世界のリーダーたるアメリカが1980年代、90年代にもなってこんな事やってちゃいかん。とくに、多くの勇気ある証言を引き出したにも関わらず、再審請求が棄却されたときの呆れはマイナスのインパクト。7点止まりはそういう理由で。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-14 21:11:05)
1.《ネタバレ》 アメリカで本当にあった黒人死刑囚の冤罪を明らかにした弁護士が主人公。日本公開がコロナ危機と被って興行的には苦しんだと思うけど、黒人が経験する構造的な差別を描くという意味で時宜にも適った佳作でした。描き方は主人公であり原作者のブライアン・スティーブンソンの生真面目さを反映したような真面目な正統派。演出的にも脚本上もひねった表現はあまり見られず、アメリカの人種主義とそれと闘う人々の姿をまっすぐに描く。その愚直さは現代劇としてはやや工夫不足な気もするけれど、黒人の命がいかに軽んじられてきたのかが問いなおされている現在には、その真っ直ぐさこそが希望に見えるから不思議だ。それから本作の出色のシーンは、実は本筋にあたるジョニー・D事件裁判の法廷劇ではなく、ジョニー・Dの仲間の死刑囚の死刑執行シーン。いまや世界中で見直しが進む死刑(それも準公開型の電気椅子方式であることに驚く)の執行の様を丁寧に描き、そこに見える死刑制度の暴力と人間の尊厳が交差するシーンは本当にすばらしかった。本筋のほうが、あまり意外性がなく、予定調和にも見える演出・内容だったなか、このシーンはすさまじく重い澱のようなものを心に残してくれた。マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・フォックス、ブリー・ラーソンの主要キャストはいつもながらに素晴らしい演技だったけど、強烈な印象を残すティム・ブレイク・ネルソンの怪演も印象的。アメリカの黒人問題に関心を持った方には素直におすすめしたい良作です。
ころりさんさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-08-24 16:08:57)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 7.43点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
617.14%
7750.00%
8535.71%
917.14%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 8.50点 Review2人
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