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MEG ザ・モンスターズ2

[メグザモンスターズツー]
Meg 2: The Trench
2023年上映時間:116分
平均点:4.75 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-08-25)
アクションドラマシリーズものパニックものモンスター映画
新規登録(2023-08-22)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2024-01-24)【Cinecdocke】さん
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監督ベン・ウィートリー〔監督〕
キャストジェイソン・ステイサム(男優)ジョナス・テイラー
ウー・ジン(男優)ジウミン・ジャン
クリフ・カーティス(男優)マック
シエンナ・ギロリー(女優)ヒラリー・ドリスコル
山路和弘ジョナス・テイラー(日本語吹き替え版)
加瀬康之ジウミン・ジャン(日本語吹き替え版)
川島得愛マック(日本語吹き替え版)
朴璐美ヒラリー・ドリスコル(日本語吹き替え版)
雨宮天(日本語吹き替え版)
花澤香菜(日本語吹き替え版)
武内駿輔(日本語吹き替え版)
西凜太朗(日本語吹き替え版)
原作ディーン・ジョーガリス(原案)
脚本ディーン・ジョーガリス
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影ハリス・ザンバーラウコス
製作総指揮ジェイソン・ステイサム
ウー・ジン
E・ベネット・ウォルシュ
ジェラルド・R・モーレン
配給ワーナー・ブラザース
あらすじ
海洋研究センター「マナ・ワン社」に勤める潜水レスキューのプロであるジョナス・テイラーは、深海の調査とともに汚染物質不法投棄の取締まりにも取り組んでいた。ある日、同社のCEO・ジウミンらとともに深海調査艇で調査活動を行っていたテイラーは、古代から生き残る大型のサメ・メガロドンと遭遇、追跡するうちに謎の海底施設を発見する。しかし、何者かが施設を爆破、巻き添えとなった潜水艇は航行不能に。更にはセンターの救難艇も破壊工作に遭い、調査隊は絶体絶命の危機に晒されてしまう…。ジェイソン・ステイサム主演のSF海洋パニックスペクタクル第二弾。
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2.鑑賞から一週間以上経ってしまい、本作における細かいストーリーテリングについての記憶は薄れ始めている。ストーリー性の薄い、雑多な映画であることはまず断言したい。
しかし、だからと言って、本作に対して低評価のレッテルを貼るつもりは毛頭ない。なぜなら、どれだけ大雑把で馬鹿馬鹿しい映画であったとしても、本作がモンスター映画として、サメ映画として、そしてジェイソン・ステイサム映画として、真っ当に面白い映画であったことは間違いないからだ。

個人的に、昔からB級モンスター映画が大好きで、数多の同ジャンル映画を観てきた。
名作「トレマーズ」を筆頭に、「ザ・グリード」、「アナコンダ」、「ピラニア3D」など、伝説的なB級モンスター映画は数多い。
そして、その中でも最も人気の題材であり、それだけで一つのジャンルとして派生しているのが、“サメ映画”の系譜だろう。
1975年、スティーヴン・スピルバーグ監督の「JAWS/ジョーズ」以来、“サメ映画”はモンスター映画の代名詞となり、A級からZ級までおびただしい数の作品が生み出され続けている。
「JAWS/ジョーズ」は映画史的な価値が高い純粋な大傑作なので、サメ映画界におけるB級モンスター映画の筆頭はやはりレニー・ハーリン監督の「ディープ・ブルー」だろう。人類の叡智(?)が生み出した超巨大で知能の高いモンスター鮫と人間たちの攻防を描いたその設定とストーリーテリングは、B級モンスター映画史の一つの金字塔と言える。

そして、本作は、そのB級モンスター映画史、サメ映画史の連綿たる系譜にしっかりと降り立つ、大仰で馬鹿馬鹿しい“見事”な作品だった。
無論、前作の段階でもその映画史的な文脈はしっかりと受け継がれた作品ではあったけれど、作品内のテイストがもう一つアンバランスで踏み込めていない要素があり、手放しで興奮できなかった。
しかし、続編である本作は、前作のマイナス要素を完全に呑み込み、融合させ、オリジナリティへと昇華させてみせている。
すなわちその要素とは、本作の主演が“ジェイソン・ステイサム”であるということだ。“サメ映画”でありながら、同時に“ジェイソン・ステイサム映画”でもあることが、前作時点ではもう一歩うまく馴染んでいない印象があったが、本作においてはその2つが文字通り噛み合い、B級モンスター映画としての魅力が爆上がりしている。

普通、サメ映画の場合、絶対的弱者である人間たちがモンスターであるサメからどのように生き延び、もしくはどのように死んでいくかということを固唾をのんで見守るものだ。しかし、本作の場合はその様相が逆転する。
人間に襲いかかるモンスター鮫が、同様にモンスターであるジェイソン・ステイサムによってどのように撃退され、滅殺されるかをニヤニヤしながら堪能する映画となっている。
それは、モンスター映画としては反則的展開であるけれど、ジェイソン・ステイサムだからこそ許されるストーリーテリングだろう。

そんな反則的主人公を主軸においた登場人物たちのキャラクターも良い。
中国資本の映画なので、前作から中国人キャラが多い作品だが、本作では主人公らが所属する企業の社長キャラが印象的だった。早々に死亡フラグが立てられた惨殺要員かと思いきや、本人の台詞通りにしぶとく生き残り、最終的には主人公顔負けのヒーロー像を半ば強引に仕上げていく様がユニークだった。
また、90年代のハリウッド映画で育った者としては、前作に引き続きキャスティングされ、存在感を放つクリフ・カーティスの活躍も嬉しい。

続編として幾つかの違和感や不安定さを改善し、ある部分では強引の呑み込ませ、鑑賞者に許容させることに成功している。“サメ映画✗ジェイソン・ステイサム映画”の正しいアップデートだったと思える。

つらつらと駄文を綴ってしまったが、それくらいB級モンスター映画ファンの琴線を揺さぶる作品であったということ。評価点以上に満足度は高い。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-01-22 22:27:44)
1.《ネタバレ》 理屈抜きに楽しめる海洋スペクタクル作品の第二弾。前作のレビューと同様、敢えて「サメ映画」とは言いません。エンタメに完全に振り切ったジェイソン主演の荒唐無稽なSF海洋パニックスペクタクル作品ですね。

前半から中盤は、犯罪捜査あり、メグの飼育・調教話あり、超高性能のパワードスーツ開発話あり、幼い少女との心の交流話あり、レアメタルの不法採掘に係る陰謀話あり…etc.の超大盤振る舞い的テンコ盛り。ちょっと盛り過ぎじゃありませんかと進言したくなる状況の中、例によって「んな訳ネーだろ!」的なジェイソン君大活躍。いいんです、これで。ジェイソン作品はこうじゃなきゃ♪

そして残り3分の1ぐらいで「サメ映画」的展開に。前作同様、通説よりかデカ過ぎじゃね?みたいな巨大メグ軍団が深海より浮上。ついでに巨大タコと小型獰猛肉食恐竜まで同伴。これが追いかけて来るのに南洋の楽園的アイランドに逃げるジェイソン君たち。追う犯罪集団も絡んで島は大パニック。いいですね~、流石のジェイソン作品。やっぱ生身で闘わなきゃ!

何から何まで荒唐無稽。よくよく考えれば、てか考えなくても死亡フラグだらけなのにも関わらず、コメディ要素を振りかけることを厭わない作り手の姿勢。この辺りには「サメ映画」のDNAを感じないこともありません。

前作レビューにも書きましたが、これは「サメ映画」ではなく「サメの出るジェイソン映画」。そういう意味で、今回も結局最後は生身で闘う超絶アクションで魅せてくれたジェイソン君に+2点の7点献上します。第三弾も観たい!
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-05-21 11:53:38)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 4.75点
000.00%
100.00%
218.33%
3325.00%
418.33%
5216.67%
6325.00%
7216.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
chart

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2023年 44回
最低作品賞 候補(ノミネート) 
最低監督賞ベン・ウィートリー〔監督〕候補(ノミネート) 
最低主演男優賞ジェイソン・ステイサム候補(ノミネート) 

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