2.「死霊のしたたり」の首とれ教授、「フロムビヨンド」のドロドロ博士、そして本作品の強化所長、どれも異質、そして変態。やっぱり変人な悪役描くのが好きやってんな~スチュアート・ゴードン監督。この映画、未来モノの刑務所脱獄映画、SFでアリガチやけど、ブライアン・ユズナが「ゴードン、俺と一緒におるときのテンションで、この映画やってもーたらえーねん!」って後ろでささやいたのか、エロとグロがほどよく混じって楽しめます。脱獄パターンも、絶対無理やろって思ってたけど、意外な方法でそれなりにうまく処理してると思う。科学考証とか考えすぎたら無理あるかもしれんけど、ポケーッと観る分にはいーんちゃう。セットもB級っぽいわりにはがんばってるみたいやし。微妙やけど、変人エログロなノリで七点。